隙間.先生とウソ、そしてメガネ AS | なうのこたつ保管部屋

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大好きな彼らの記憶を残しつつも、趣味な物語や日記、旅行記などを書いてる部屋です♪


【※無断に話や内容転写利用、画像利用はお断りします。別公式小説サイトにてオリジナル名にて上げています】


テーマ:先生と嘘メガネ
に、収録してゆきます♪



リクがあったので
多分この頃から勉強について
考え始めていて

色んな物語が止まり始めてる
そう思うとここまで長かったような
嘘メガネってそんな昔だったのかな?って
思えてくる・・

まずは助走からかな


嘘メガネ
おさらいはテーマ
先生と嘘メガネに入っています♪


初めて↓
先生と嘘メガネ1.



最後に書いた物








隙間.- 先生とウソ、そしてメガネ



いつ先生を好きになったのか知らない


多分気付けば好きになってた
誰か分かんねぇし


自分自身が男を相手にするとか
それでドキドキしたり触れられたり

そんなことを経験するなんて思わなくて


全部先生が教えたんだ
どうしてなんでもそんな風に余裕なんだよ・・


大して生きてんの変わんねぇじゃあねぇかよ


ただ大学行って
社会に出てるって

オレだってまだ学生だけどさ
先生より大人の世界は知ってる


それは色が違うだけだと思う


「 翔 」


当たり前のように
焼き鳥を買いに来る


額にタオルを巻いて汗だく
こんな姿を見られたくない

けど働くことにはプライドがあるんだ


外から見える場所で
長い炭の台を置いて匂いが飛ぶように焼いている


だから客からは丸見え
火の粉が飛ばないよう、顎のあたりにまでガラスの板が阻んでいて


声は十分に通る


「 お客様なら店の中へどうぞ 」


「 んー、それも良いんだけど。上がるの何時? 」


当たり前のことを聞くな
未成年のオレが働く時間なんて知っているクセに


「 定時まで 」


「 じゃあどこかで時間潰して来ようかな 」


店の中で何か飲んでいれば
そう言いかけて

炭を見ていた視線を少し上げる


前には黒いシャツと革パンツを履く、雅紀の姿が見えた




あまり見ていないフリをして
その姿を何度も覗くように、客の入りを見るように確かめる


「 ・・店、入れば? 」


「 それも良いんだけど、そうするとずっと翔を見ていたくなるからさ。あとでデートに迎えに来るよ 」




相変わらず真剣なのか
それともジョークなのか言葉が上手い


「 なんだよそれ 」


「 シャワー浴びて、服でも見に行こうよ。補導されないように可愛くして遊びに行こう 」


炭の熱さのせいじゃない
耳が熱くて


焼けるズリが油を落とすのを
うっかり焦がしそうになる



「 じゃあね後で 」


「 ・・・ 」


まわりには丁度だれも居なくて
オレは雅紀を見ると


・・静かにうなづいた















・・・つづく


おはようございます


この読み切りのデート先書くか?
それとも読み切りで終わり

本篇を進めるか
もし読んでる人がいればリクしてね


さて!台風の隙間で
歩きに行きたい!!


本日も良い一日を



なう