初めて
→d・蝶番1.
おさらい
蝶番25
・・・蝶番26
初めてだった男の、
だけどそれは翔ちゃんので後悔なんて無かった
初めてが最後で、オレは不良品として撤収される
クランプが特別な人を作れと言った
だからそうして翔ちゃんをオレの特別としたけど
身体の空白、
つまり頭の突起に体液ではなく命の繋がりとしての気がまわりセンターへの連絡が繋がった
< コンドアイツトアウトキハアイツガナットクシテオマエヲムカエニイクトキダ
そうなんだ、
じゃあこれで暫く会えないんだね
でも、それなら仕事関係に迷惑がかかるかな
それは大丈夫だという、殻のオレには意識がありそれをクランプは繋げてくれるという
普通なら不良品の人間は次のクランプ使いの養分として使われるのを待つが、オレは特殊な世界に存在している為に何者か分からない人たちもオレの身体のまま保存し次に使える人間を探そうとした
歩道橋の上で
翔ちゃんの背中を見ている
そして手を繋いでくれてもっと好きだと言い心を繋いでいたかった
小指を握り振り向くあなたに伝えた
「 オレ翔ちゃんが好きだよ、こんな形だけど。言えて嬉しい 」
さぁ・・これで良い
ちゃんと言えた、ずっと分からなかったこの気持ちを伝えられた
ただオレの代わりじゃなくて
オレを最初に抱いて欲しかったな・・
そのままオレは身体を空気に溶かすようにあの部屋へと移動し、オレのコピーは翔ちゃんの側に置かれてしまう
< イシキハズットタモッテオケフリョウヒントシテオカレテイルホウガマシダ
その時は何が起こったのか分からなかった
そして水槽の多く存在する場所へと
青い服を着た雅紀が目の前に座り込んでいる
「 どこからがリアルだ?どうしてお前は、あのミニチュアを見せた時なら今言ったタイミングとは違わないか? 」
特殊な液だったのかオレが抱きしめる細い身体はそれほど冷たくない
「 違わない、オレの意識が不安定になったのが翔ちゃんの強い意識で切断されたからだよ。身体は暗い夜に紛れもうこっちに運ばれていた、その後は見えていたけどずっと断面的でもう一人のオレを抱いたんでしょ? 」
頭の深い場所が痛くなる、
オレが愛しているのはどっちだ?じゃ雅紀を頼むと言ったクランプとアイツは
< それほどまでに我々の成り代わりは完璧だ、ひとの心など簡単だと証明できる。だけど誰かのために何かを望む心はバカにはない
では今、あの場所に存在しているのは・・?
クランプの話を二人で抱きしめ合いながら真剣に聞いていた
雅紀がセンターのミスで選ばれ、その光を起動させた時。こいつの中にはふたつの自我が生まれ、それは雅紀によるものだったと
ただ人の命を採取し、クランプとした存在に特殊な能力で搾り取らせるのがその存在つまり空虚になった人間の頭脳、司令塔となるのがこのデスクランプとしたそれの存在意味
< 雅紀だけは違う、オレはこいつだけはセンターに渡すのは違うと思った。だからデカイ方に今までの自分を名乗らせオレはその分身のような存在として擬態したコードの一部となり時を待っていたのだ
満月の夜がくれば選ばれた人間は役割を果たし、力の限界を察知されると命を吸い取られゲームオーバーだ
けれど不良品して存在している雅紀は
この液体の中で、実在としてのアイツは他の人間を狙う役目を果たし存在し続けている
「 オレはクランプがここに送り込んでくれたから、消えずに済んだんだよ・・ずっと一人で考えてたオレは翔ちゃんが迎えに来てくれるまで本当の事を知るまでは消えたくないって 」
じゃあどうすれば
こんな得たいの知れぬような、まるで悪魔じゃないか
人の命を人間どうしで狙わせ、それが終わればメス蜘蛛のように役割を果たしたオスを食べてしまう
< 塞ぐんだ最後の部屋ごとな
「 最後の部屋って・・ 」
そして脳裏にはもう文字が浮かんでいた
【 Origin of life 】 生命の起源
その部屋の名前が
・・・つづく
頭が痛い
ずっとぎゅって隙間ない感じで
書いてる感じ満載なんですけど!!
でもソレ書いてるの自分だからさぁ
仕方ないべ・・
微妙なお話ですみません
今日はVSあるなぁ
夜会ないけどな!!
色々ありますが
頑張ります
では、
明日は早くから頑張ってきます
少し遠いんだ
今日も着てくれてありがとね
なう
早く寝ないとなぁ
・・・
これからゆっくり
オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
エブリスタ★つむぎ部屋