gaultier  

皆さん、こんにちは!

GW明けの憂鬱な月曜日、いかがお過ごしですか。

昨日、バンド「WOLFSBANE 」のドラマーYUKIさんから

トラックバックいただき、YUKIさんはジャン・ポール・ゴルチェ

愛用されているそうです。

私もゴルチェを大好きで、いろいろなアイテムを愛用しているんですよね。

スーツ、ジャケット、時計、財布、

サングラス、名刺入、サングラスケース・・・などなど


ということで、本日はジャンポール・ゴルチェに関してお話します。

Jean Paul Gaultier

私がゴルチェに関して関心を持っているポイントの一つが、

ゴルチェのデザインがシュルレアリスム的だということです。


シュルレアリスムとは、

20世紀初頭のアヴァンギャルド芸術運動のひとつでして、

アンドレ・ブルトン氏が1924年に発表した著書、

シュルレアリスム宣言 により始められたとされます。


・シュルレアリスム・・・

「心の純粋なオートマティズムであり、それに基づいて口述、記述、

その他あらゆる方法を用いつつ、思考の実際上の働きを表現しようと企てる。

理性によって行使されるどんな統制もなく、

美学上ないし道徳上のどんな気遣いからも離れた思考の書き取り。」


・シュル(超)レアリスム(現実主義)・・・超現実主義

超現実主義という言葉をブルトン氏がシュルレアリスム宣言 の中で

使用している箇所を紹介します。

「私は、夢と現実と言う、外見はいかにも相容れない二つの状態が、

一種の絶対的現実、いってよければ一種の超現実のなかへといつか将来、

解消されていくことを信じている」


超現実と呼ぶものは何でしょうか?

それは現実の生活(普通の日常生活)の中に何かふわっと、

見たことのない、未知の驚きを呼び起こす現実が現れたというような時、

それを「超現実」と呼ぶのです。

「超現実」とは、現実の中に現れた「驚異(不可思議)」のことでしょう。

そして「驚異(不可思議)」とはブルトン氏いわく、「」そのものです。


ゴルチェの作品には、この現実の中に現れた「驚異(不可思議)があり、

があります。

せっかく生きているんですから、普通の日常生活のなかで、

「夢」と「現実」が分離したまま、無感動なままに過ごしてしまうのではなく、

「超現実」を少しでも実感できる生き方をしたいものです。

そういう意味でも私はゴルチェを好きなんですよね・・・


何か、本日は話が長くなりました。

最後にYUKIさんが所属するWOLFSBANE のライブのスケジュールを

お知らせしておきます。


>>2005.5.13
新宿D.O.M/音泉Fine Vol.02

18:00 open/18:30 start

>>2005.5.18
下北沢屋根裏
18:00 open!
※詳しくは、WOLFSBANE ホームページ を御覧ください。

いいBGMも流れるホームページですよ。