「てるてる家族」(再放送)第16回 | 日々のダダ漏れ

日々のダダ漏れ

日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「てるてる家族」 第16回

昭和32年の大みそか、岩田家では一家そろっ
て、テレビで「紅白歌合戦」を見ている。みんな
夢中でテレビから目を離さないが、冬子(田島
有魅香)はそのすきをねらって、おせち料理の
つまみ食いに挑戦していた。正月は、製パン
工場は休みで、一家そろって正月を祝うが、
『シャトー』は元日から店を開ける。そんななか、
佐藤(大村崑)が孫の浪利(矢本悠馬)をみん
なに紹介しようと、店に連れてくるが…。


**********

昭和32年の大晦日です。

私には、大晦日にやる、
秘密の儀式がありました。
みんなが「紅白歌合戦」に
夢中になっている隙に、
おせち料理のつまみ食いをする事です。


**********

おばあちゃんからは、
いまだにお年玉を
もらった事がありません。


**********

石川) そしたら冬ちゃん。去年みたい
    に目つぶったらあかんで。
冬子) 分かってる。絶対つぶらへん。
石川) よし。こっからハトが
    飛んで出るさかいな。
4人) フフフ…。
石川) ほないくで! はい!



石川) ほな、お2人さん、どうぞ。
照子) はい。
春男) ほいほい。
石川) ええお子さん四人そろうて。
照子) おおきに。
石川) えらい苦労しはるかも
    分かりまへんで。
照子) 石川さん。もう…。
石川) ほないきまっせ! はい!



**********

冬子) 何で十円玉違うの?
照子) 秋子と冬子は五円玉で十分や。
冬子) 何でやの?
照子) 春子と夏子は、もうすぐまたバッジ
    テストがあるから、神さんにようお願
    いしとかなあかんの。
冬子) けどお母ちゃんの神さんは
    てるてる坊主違うかった?
照子) 使えるもんは神さんでも
    仏さんでも何でも使わな!
春男) よう神さんの前でそないな事
    言えるなあ。罰当たるで、ほんま。
照子) あかんあかん! 今のはなしや。
    ほら…早拝も!

(かしわ手)
冬子) (小声で) お母ちゃん、ぎょうさん拝
    むなあ。あんなちょっとのおさい銭で。
春男) ほんまほんま。
冬子) ほんまほんま、フフフ。
照子) はあ! さあ、終わった。
    あ…待って。待って。


こうして、お正月の儀式は
慌ただしく、午前中に終わります。


**********



**********

昭和のお正月~っていう感じがとても懐かしい。
まあ、あんなふうに華やかでも賑やかでもなか
ったけれど、親戚のおじさんおばさん、おじい
ちゃんおばあちゃんに、お年玉がもらえるのが
楽しみで、ソワソワしていた自分を思い出すw

初詣も、昔は紅白が終わってすぐに神社に向か
って、新年早々並んでお参りしたっけ。今では、
人出が少なくなったころを見計らって、のんびり
お参りするようになってしまったけれど…。第一
回でも写真撮影で目をつぶっていた冬子。彼女
が目をつぶらなくなる日はくるのか、気になる~。


「てるてる家族」関連ブログはこちらから↓
「てるてる家族」関連ブログリスト