「てるてる家族」(再放送)第11回 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「てるてる家族」 第11回

春男(岸谷五朗)の友人・中村(北野誠)は、
テレビを誰よりも先に見せろという。照子(浅
野ゆう子)は他の客に迷惑だと言ってつっぱ
ねる。春男は、中村に「絶交」を言い渡され
る。開店とともに、店内は満員状態になって、
店は一日中客であふれかえり、その騒ぎを
聞きつけた近所の本屋の松本(桂小米朝)ら
も店にやってくる。翌日も『シャトー』には、前
日以上に、開店前から人が大勢押しかけ大
騒ぎになる。


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少し、騒ぎ過ぎかもしれませんが、
みんな、テレビというものを、
初めて見る瞬間でした。
私と秋子姉ちゃんも、
テレビに見入っていました。


ヨネ) ほんま照子にはかなわんなあ。

店は、食事時になると、
パンを買って食べる人、
カレーライスを注文する人が増えて、
忙しさも、倍になりました。


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その日忙しさは、
結局、夜まで続きました。

その晩は、私たちも、
お店でテレビを見ながら、
カレーライスを食べました。

職人さんたちの代わりに、夜は、
お父ちゃんとおばあちゃんまでが、
お店で働かされていました。

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春子) うわ~! すごいお金や!
    キツネが葉っぱでお札こしらえたみた
    いやね。冬ちゃん触ったらあかん!
    葉っぱになってしまうわ。
冬子) 葉っぱになるとこ見たい!
ヨネ) わがまま言うたらあかん。なっ?
夏子) ほんならお母ちゃんはキツネやの?
照子) もううるさいな、あんたらは。
    早よ2階行って寝なさい。
ヨネ) そや…この人はキツネや。
一同) ハハハ…!


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これが、喫茶店シャトーの、
始まりの一日でした。

あくる2日目の朝は、
昨日よりも多くのお客さんが、
開店前から押しかけていました。

お母ちゃんは、
やっぱり張り切っていました。


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今はテレビも一人一台ってぐらいの勢い。携帯
やスマホでもテレビをみることができる時代に。
昔は、テレビは家族みんなで観るものだったん
だけどなぁ。チャンネル争いの日々が懐かしい。
昔はリモコンすらなくて、テレビについているダ
イヤル型のチャンネルを回すんだよね~。今の
子供たちには、想像もできないんだろうなあ。公
衆電話もかけられないし、昔のラジカセもボタン
を押すという行為自体が思いつかないらしいし。

子供の頃を思えば、あの頃描いていた未来に、
今、まさに存在してるんだなあって思う。すごい
進歩だよ、ホント。でも、録画もできなかった時
代、ドラマが見たければ、その時間にその場に
いなければ見られなかった緊迫感も、今思えば
面白いというか、真剣だったよな~と懐かしくw

みんなで観るテレビだったからこそ、音楽も流行
もみんなで共有できたんだよね…。多種多様な
今も悪くはないのだけれど…ちょっと寂しいかも。


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