神奈川県川崎市稲田堤の
ガーリックハラミとサムギョプサル
南武線…縁がない。稲田堤…か。
雨降りだけど、初めて来る街って、
なんかワクワクする。
**********
娘を嫁に出す父親の気持ち。
俺にはわからないけど…
わからなくてもいいや。
でも、今、ひとつだけわかる。
俺は、腹が、減ってる。
考えたら朝から何も食ってないじゃないか!
どっちだ?
焼き鳥…。う~ん香りにはそそられるが…。
俺の腹はどう満たされたいんだ?
いいお母さんになれそうだ。
おめでとうございます。
いやいや、人のおめでとうの前に、
己の腹を何とかせねば。
あれは?
「炭火焼肉 寿苑」
●「寿苑(食べログ)」HP
この外観で、焼き肉。しかも、寿。
まさに、俺におめでとうだ。
入るしかないだろう。
扉外しちゃってるよ。
煙対策にしちゃ、豪快だ。
くわぁ、この匂い! やばいよこれは。
悩んでる暇はない。
タン塩、カルビ、ハラミ。
ん? ガーリックハラミ?
OK!乗った!
持ち帰り、地方発送。
人気なんだ、キムチ。
オモニ) は~い、ウーロン茶で~す!
いただきますで~す。
喉は潤った。
肉の受け入れ態勢万全。
炭の炎が、
俺の溶鉱炉に火を入れたぞ。
早く、肉をくべたい。
**********
お~!
オモニ) は~い、タレね。うちの店初めてでしょ?
五郎) ええ。
オモニ) うちはね、タン塩は、ゴマ塩と、ゴマ油で
食べるの。これね、ゴマ塩はね、多い方が、
おいしいからね。
うわっ、ゴマ多し。
ゴマゴマだ。
オモニ) で、レモンで食べたかったら、
これ使ってね。
五郎) はい。
オモニ) ガーリックハラミは、
何もつけずにそのまま食べて。
五郎) はい。
**********
「タン塩」
ちょっと厚切り! ボリューム満点!
その美味しさに舌を巻く
ここは、正攻法のタン塩スタートだ。
うん。熱がいい。
ぶ厚いなぁ!
う~ん。いい眺めだ。
脂が浮いてまいりました。
よし。
いただきます。
ん?
でもひと口で食べるにはちょっとでっかいな。
あっ、そのためのハサミか。
この食べ方は初めてだ。
お~ほっほ~。これはいい。
こんなにゴマたっぷりって、初めて。
さて、レモンは…。
あ~。ダブルゴマのあとだと、
いつものレモンじゃ、もの足りなく感じる。
でも、うまい。
このゴマゴマダレ。
う~ん。ご飯にもいける。
これは一つ利口になった。
**********
「ペチュキムチ」
母さん自慢の極旨キムチ
おっ、このキムチ、歯応えとってもツヨシ君。
う~まい。
いいんじゃないの? これ。
**********
このニンニクまみれ、いってみよう。
「ガーリックハラミ」
見た目からしてパワーあり!
ニンニクまみれは 伊達じゃない
オモニ) ちょっと貸して。
これね、ガーリックを、少し、落として
焼いてね。じゃないと、焦げちゃうから。
五郎) そうなんですか。
オモニ) で、焼けたら落したガーリックを、
のせて食べて。
五郎) あぁ、分かりました。
落したガーリックを、載せる。
で、このままいけってこと?
うわっ。そういうこと。
な~るほど ザ ガーリック。
あ~幸せだな~。
これはやばい。
ガーリックハラミ、ニンニクパンチ炸裂。
**********
お~あれもすごいな。
(店の客がオーダーしたメニュー)
「ガーリックサラダ」
見ただけでわかるニンニク殺人サラダ。
一人で全部食った日にゃ、
翌日、誰にも会えんぞ。
**********
どうしようかな~。
どうせなら、タレも食べてみたい。
五郎) サムギョプサルと、上カルビを、タレで。
オモニ) 初めてなら塩がいいわよ。
タレと、この塩で両方食べられるから。
五郎) じゃあ、塩で。
オモニ) 塩ね。
オモニ) うちはサンチュじゃなくて、
キュウリとネギをのせて食べるのよ。
五郎) あ~。
オモニ) 肉はこのままのせて。
で、焼き上がったらハサミで切って。
カルビもね。
五郎) はい。
オモニ) 網、替えたほうがいいね。
えっ、素手?
**********
「サムギョプサル(豚三枚肉)」
味噌ダレ纏った 柔らかポーク
ネギとキュウリを優しく包む
これが…サム ギョプ サル。
いい音…いい音色だ。
煙が、目に染みる。
スモーク ゲッツ イン ユア アイズ磐梯山。
これは宝の山だぞ。
うっほ…これ、豚うま。
肉の漬け込みがいい。
紆余曲折を経て、
キュウリとネギにたどり着いたんだろう。
うまさに無言の説得力がある。
それぞれの肉にそれぞれの焼き方があり、
食い方がある。
お母さん、あなたは焼き肉の求道者だ。
**********
「上カルビー」
たった二枚と 侮るなかれ!
食う者唸らす その旨さ
オモニ) 上カルビは、お酒に合うのが塩で、
ご飯に合うのがタレ。ご飯ないじゃない。
五郎) おかわりください。
オモニ) いっぱい食べてね。
う~ん。力強い肉だ。
いくぞ、カルビ。
闘争心がかき立てられる。
オモニ) はい、ご飯。あと塩辛。いつもある訳
じゃないけど、ちょっと味見してみて。
塩辛。
「塩辛」
めったに姿を見せないが、
こいつ・・・デキる!
焼き肉屋で塩辛って…。
うわ、うまっ!
生臭さが全然ない。
何、この塩辛。
おっと塩辛に感動して
肉を焦がしちまうとこだった。
ここはタレと塩、半々でいこう。
攻撃準備完了。
まずはタレ。
うんうん。飯に合う。
いいなぁ。
こっちはどうだ?
塩カルビも負けてない。
このダブルゴマダレ、威力抜群。
肉を焼いて米を食らう。
野生の日本人だ。他に何がいる?
俺は稲田堤の、幸福な獣だ。
五郎) ごちそうさまでした。
オモニ) は~い梨どうぞ。
五郎) えっ?
オモニ) さっきの常連さんが持ってきてくれたの。
おすそ分け。
五郎) あっ、ありがとうございます。頂きます。
ここで梨。これ以上なし。
**********
ポイントカードまであるんだ。
あと6ポイントで、キムチゲットか。
あのキムチ相当うまかったからなぁ。
雨もやんだか。
あ~食った食った。
これでちょっと、ゴロッとできればなぁ。
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待ちに待った孤独のグルメSeason5が始まりました!
いつも通り、安定の五郎さんの姿に顔がゆるみます。
何なんでしょうね、この安定感。孤独のグルメは五郎
さんあっての…もっと言えば中の人、松重豊さんじゃ
なければ成り立たないドラマだと、見る度に思います。
第1話の感触は、基本に戻ったような、シンプルな構
成。寄り道なしでの、一店集中。スイーツ部門はなく
なったのか、これから出てくるのかは不明。どうやら
今回は海外出張もあるようなので、今からワクワクし
ています。五郎さんが美味しい物を食べてるところを
見せてくれればそれでいいって感じ? …っていうか、
それが、いいんだから、ホント不思議な番組だと思う。
夜食テロと言われるだけあって、あとは寝るだけの
時間帯に見せられるのは拷問のようなのだけれど。
やっぱり来たかの、禁じ手のお肉ですよ、お肉~!
お肉好きにはたまらない、焼き肉のお店。やばいよ
これって…やばいのは、見るだけの私たちだって!
タン塩もガーリックハラミも、サムギョプサルも上カル
ビも、美味しそうで、食べたくて身悶えしてしまう~。
今回の五郎語録で私がツボったのは、この二つw
な~るほど ザ ガーリック。
スモーク ゲッツ イン ユア アイズ磐梯山。
しょうもないオヤジギャグに、逆に癒される~(*^。^*)
心と胃袋をかき乱される金曜日の夜がふたたび…♪
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