「まれ」第56回~一発逆転?グルメ雑誌の取材作戦大失敗・・・の巻 | 日々のダダ漏れ

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「まれ」 第56回
第10週 「逆転一発パンケーキ
一発逆転?グルメ雑誌の取材作戦大失敗・・・の巻


大悟) 金を貸せ。金を貸せ。
徹) はい?
大悟) 金を貸せ! 金を貸せ!
徹) 何言ってんの? この人。
大悟) 金を貸せ!
希) お父さん!
徹) あなた強盗じゃないんですからね。
  私は、経営のアドバイスをするって…。
大悟) じゃあお前が経営して、
  俺にケーキを作らせろ。
徹) あなたそもそも、よく店開けましたね!
大悟) 寝る。
徹) ちょっと…ちょっとあなた!
希) シェフ!
徹) 何だよ? あの人。
美南) ごめんなさい!
希) とにかく、今は立て込んどるし、もう帰ってま!
  お父さんやって一人で頑張るっちゅうて、
  お母さんと約束してんろ?
徹) じゃあさ、家賃半分払ってやるよ。
  お前失業中で困ってんだろ? 
希) 大丈夫や!
  寮やさけ、安く3万で貸してもろとるさけ。
輪子) もう安くできないよ。
   店員じゃないから一般料金ね。6万5000円。
希) あん!? お願いします。

**********

藍子) 徹さん、希の家に押しかけてきてんて。
   私や言うた意味ちゃんとわかっとるがかな?
文) 女の理屈は、
  なかなか男の身にはしみんさけね。
藍子) 文さん、反対け? 徹さんと別れた事。
文) 私ならもっと、早よ縁切っとるわ。ほんでも、
  いっぺん切ったもんをちゃまたつなぐがは、
  案外難しいもんやさけ。
藍子) 正直、自分でも正しかったか間違うとるがか
   ようわからんげん。私、土の人になりたいんで
   す。自由に飛んでく風の人じゃのうて、ほの土
   地にず~っとおる土の人。能登に根を張って
   生きてみたいげんよ。
文) 根っこなんかいぃくらでも引っこ抜いて、
  運べるけどな。
藍子) またほうやって人の決意を!
文) 気張らんと、ほれぐれえに思うとるがや、
  ちょうどいいげ。
藍子) はい。

**********

文) おお、来とったんけ。輪島の二股男。
圭太) あん?
文) 輪島塗の箸、女に配りまくっとるそうやげなあ。
  よいしょ!
圭太) 違うわいね!
藍子) 漆、ほんなふうに使とるんけ?
圭太) いや、ほれは…フミさん! 誤解やって!
文) あん?
藍子) ほうなんけ。
圭太) おばちゃんも信じといてま!

**********

希) 明日、グルメ雑誌の取材が入ります。フランス
  帰りの巨匠ちゅうて、売り込んでありますさけ。
大悟) 俺がこの世で一番嫌いなのはマスコミだ。
浅井) 僕も、そう言ったんですよ。そしたら、あの人
   が「じゃあ強引にやっちゃえ」って言うから…。
陶子) 何一人だけ守りに入ってんのよ。
希) ケーキ、作って下さい。
大悟) お前はクビにしたはずだ!
希) もういっぺんテストしてもらいたくて戻ってき
  たんです! ほの店や潰れたら困るんです!
大悟) お前の都合なんか知るか。
美南) お父さん。どこもお金貸してくれないんだから、
   自力でなんとかしないと!
希) 一発逆転。奇跡をっちゃ起こすがには、
  もうこれしかないんです!
大悟) ……作るだけだぞ。俺はしゃべらんからな!
希) ありがとうございます!

**********

坂本) ズバリ、この店のケーキのウリを
   教えてもらえますか?
陶子) 伝統的な、フランス菓子です。
   日本の洋菓子との違いに、徹底的に
   こだわったお菓子作りをしています。
坂本) ちなみにどう違うの? 
   フランス菓子と洋菓子って。
陶子) こちらは、当店のシュークリームです。
   洋菓子は、日本人の味覚に合うように進化した
   ものが多いので。たとえばシュークリームだと、
   皮が軟らかくて薄いものが多いんですけど…。
   あの、どうぞ、食べてもらうと分かるのですが…。
坂本) それ後で資料メールもらえますか?
   それじゃあシェフ、ちょっといいですか?
徹) すいません。
   取材は、彼女でってお願いしてますよね。
坂本) せっかく巨匠がここにいるんだから。
   さすがの手さばきですね。ちょっと一枚。
大悟) 断る。
坂本) えっ?
大悟) 作る人間が表に出る必要はない。
美南) お父さん!
徹) 写真ぐらいいいじゃないのよ。
浅井) 僕でよかったら…。
陶子) うるさい。
坂本) 参ったな。
   マスコミ嫌いならそう言っといて下さいよ。
徹) いえいえ…。
希) あの! もっと、ケーキの話をしませんか?
  食べてもらえば分かりますけど、シェフのケーキ
  は、本当に素材の味がしっかりしてて…。
坂本) いるんだよな。老舗を気取って取材NGとか。
   客は欲しいくせにプライドばっかり高くて。
希) ほんな言い方ないやろ!
美南) 希さんが怒ってどうすんの。
坂本) 若くて優秀なパティシエが、マスコミを利用し
   てスターパティシエとして活躍している時代で
   すよ。少しは流れに乗る、努力をしないと、損
   をすると思いますけどね。
大悟) くだらん能書きはそれだけか?
坂本) はい?
大悟) うちの菓子を食いもしないで、ペラペラペラペ
   ラ。フランス菓子と洋菓子の区別もつかんやつ
   に、うちの記事など一行たりとも書かせん。
   さっさと出ていけ。
徹) 何言ってんだよ! 
  書いてもらわないと困るでしょ?
希) ほうや! 出てってくだ!
徹) 希さん? 希さん?
坂本) 失礼しました。
徹) いや、坂本さん。もうちょっと待って下さい!
坂本) 話が違うじゃないですか!
徹) いやいや…。
希) 何やいね、あの男!
  ケーキの話ろくに聞かんと!
陶子) んたが何なのよ!
大悟) お前、初めていい事言ったな。
希) ありがとうございます!
陶子・浅井) (ため息)

希が我に返るのは、
このあとすぐでございます。

**********

希) ほして、一つ、聞きたい事やあるがですけど。
陶子) 何?
希) 店の名前、マ・シェリ・シュ・シュって
  どういう意味ですか?
浅井) 今頃?

**********

昨日のビックリ発言に関しては、たおちゃんにとって
も驚くセリフだと感じていて、それでも、「知らないか
らこそ言える」発言と理解して演技しているようです。
土屋太鳳ちゃんのブログより)
まあね、確かに「知らないから」言えるって事はある。
もっと子供ならね。社会人経験もなく、まして公務員
として働いた経験もなく…だったらね、そう思えたの
だけれど…。子供の頃の希とは、かけ離れたキャラ
になってしまったのは、図々しい親の姿を見て育っ
てしまったからってことなのか? 知らないというより
知ろうとしないまま親を見本に変な人になったと…。
あまりに変な脚本を、無理やり理解して演じようとす
ると病んでしまいそうで、若い役者さんが可哀想…。

希が出てくる場面はもうおかしなことばかりなので、
もう見たらすぐ忘れる作戦しかないかと思うこの頃。

文さんのいるシーンだけがまともな空間に見えるの
が、唯一の救い? 全く別のドラマに見えるもんねw

女の理屈は、なかなか
男の身にはしみんさけね。

根っこなんかいぃくらでも
引っこ抜いて、
運べるけどな。

藍子さん、土の人になりたいなら、桶作家に寄生す
るのをやめて、自立してから言ってください。他人の
土に根を張るのはやめてくれ~! 自分の土を手に
入れて、そこに自分の根っこを埋めてくれ。マジで!


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