あさイチ「プレミアムトーク 能年玲奈」2014 | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

あさイチ
「プレミアムトーク 能年玲奈」2014

井) 井ノ原快彦
有) 有働由美子
能) 能年玲奈

有) 新たな時代のヒロインとして注目を集めた女優、
  能年玲奈さん。日本中で大ブームとなった「あま
  ちゃん」に、私たちもはまっちゃいましたよね~。



有) 子供の頃も、海じゃないけど、取ったぞポーズ。
  野山を駆け巡って遊ぶ、元気な女の子。



有) そして中学一年生の時、雑誌モデルに応募。



有) 見事にグランプリに輝きデビュー。



有) その頃夢中になったのが、ギター。ライブで
  ステージに立つのが何よりの楽しみだったとか。
  そんな能年ちゃんの素顔が知りたいと、去年
  あさイチに出演した時、いのっちが聞きました。

井) おうちだとどんな感じなの?
能) だら~ってしてて、生ゴミみたい。



有) え~生ゴミって~。それって、こんな感じ!?





有) そんな能年さんの趣味は、ハンドメイドの洋服
  作り。あまちゃんで共演した小泉今日子さんから
  頂いたミシンで、どっぷり手芸ガール。



**********





有) 去年はまさに
  「あまちゃん」イヤーとなった能年さん。



有) そんな北の海女アキは、
  今年、茶髪少女に大変身。



有) 注目の最新作は、
  伝説の漫画を実写化した、映画「ホットロード」。





有) 今日は21歳になったばかりの、
  能年玲奈さんの素顔に迫ります。



井) よろしくお願いしま~す。
能) よろしくお願いします。
井) ね。確かそうだったね。
  生ゴミって言ってましたけど。
有) 生ゴミ生活は続いてるんですか?
能) あっ、変わらず…。
井) 変わらず。
有) 変わらず?
井) あれわざわざ書いてるんだもんね、誰かがね。
  袋こうやってかぶってましたけどね。
有) 特にああいう恰好をしてらっしゃるわけでは…
能) あっ…ないです。
井) この季節涼しげでいいかもしんないですけどね。
有) いや、熱いでしょう。ビニール袋こもっちゃって。
井) こもっちゃう。
有) あまちゃんの後、皆さんあまロス、あまロスなん
  て言ってましたけれども。能年さん自身は、この1
  年ってどんな風に過ごしてらっしゃって…。
能) そうですね。映画の、撮影を、して…。
井) そうだよね。仕事はしてましたよって事だよね。
有) 生ゴミだったけれども、家では。
能) あっ、そうですね。
  生ゴミは変わらず、続いていて。
  その中で、仕事を頑張り…っていう。
井) 最高だね! でも、どうですか?
  世間があまロスだ~とかって言ってたぐらい、
  能年さんも、あまちゃんが例えば、オンエア終わ
  りました。紅白までの間ちょっと時間がありました
  よね。その時ちょっと何か、何ていうのかな?
  ちょっと気が抜けちゃったみたいな事ありました?
能) でも、どちらかというと、何だろう。一週間くらい
  休んだら、何か、やんなきゃ、みたいな。
井) ホントに?
能) 逆に、何かしたいって思っちゃいました。
井) その一週間休んだその一週間は、
  主に何してたんですか?
能) 主に、生ゴミとして生活して…。
井) 生ゴミとしての生活。これね。いいんだよ。
  ゴミじゃないとこがいい。
  生ゴミってとこがいいんですよ。
有) どういう生活ですか? 生ゴミの生活が
  わからないんですけど。たとえば朝起きて。
井) 起きて。
能) 二度寝して。
井) 二度寝して。
能) お昼まで寝て、また、三度寝して。
井) 三度寝。ハハハ! 最高だね、それね。
有) その頃には生ゴミ匂ってきますけどねえ。
  生ゴミならねえ。
井) この季節特にね。ですけども。で、三度寝して、
  大体夕方ぐらいに起きたりとかしてるんですか?
能) そうですね。
井) そっからどうするの?
能) そっから、何かポテチとか食べて。
井) うんうん。
有) ええ~。
井) ご飯食べない所がいいんだよね~。
有) いやいや、栄養あるもの食べなさい。
  育ちざかりなのに。
井) お母さんっぽい。
有) 食べて。
井) 食べて。
能) 何だろ。夜更かしして。
井) 夜更かしって主に何してたんですか?
能) えっと…テレビを観たり、
  あと…何してたのかな?
井) 映画とかは?
能) あ、そうですね。DVDとか観たりして。
  で、また寝る。
井) ハハハ。いいね~。幸せだね、それね。
有) 結構ね、23年ぐらいたっても、
  そういう感じになるわよ、
井) 休日?
有) 気をつけとかないと、休日に。それ、ずっと続く
  ので。気を付けた方がいいと思うんですけど。
井) ハハハハ。



有) でもその間に、実はすごくはまっていらっしゃっ
  た、ものがあるということで、こちらなんですよ。こ
  れ、ただの洋服じゃなくって、能年さんの手作り。
井) すごいですよね。
有) ね~。
井) これ、全部、作ったんですか?
能) あ、この、帽子以外は作りました。
井) 帽子以外は、これも、これもこれも。
能) はい。
有) どうやって作るかっていうと…。
能) 何か、適当に…フフ。
井) 適当に?
能) 布をこう、体に合わせてみて。
能) 何か、それに添って切ってみて。
井) 結構、型とかないと、
  ダメだって言うじゃないですか。洋服作る時。
有) ねっ。
能) 最初は、型紙の本を買って、それに沿って作っ
  てたんですけど。段々、ちょっと、挑戦してみよう
  って。型紙なしで、作ってみたやつです。
井) 感覚がつかめて、もう今だったら、
  型紙なしでいけちゃうってこと?
能) なしで、結構作っちゃいます。
井) へえ~。
有) どのぐらい作られたんですか? 何着ぐらい?
能) えっと、紙なしだと、5着くらいですかね。
井) 型紙ありと全部合わせるとどれくらい?
能) 十いくつ…。
井) 結構作ってるじゃないですか。きっかけは?
能) きっけは、あの、小泉さん、小泉今日子さんが、
  お祝いで、何かプレゼントをしたいって言ってくだ
  さって。
井) 何のお祝いだったんですか?
能) それは、あの、引っ越しして。
井) 引っ越しのお祝いか。ハハハ。カワイイ。
有) ホントにお母さんみたいね。
  春子お母さんみたい。
井) 引っ越ししたんです~なんて言ったら、
  じゃあお祝いするよって。
能) それで、ミシンが欲しいですって言ったら、
  ミシンデートに誘って下さって。
井) ミシンデート?
有) って何ですか?
能) あの…何か、私が、そのミシンの願いをしたら、
  ミシンが買えるお店を探して下さって。
  そこに、一緒に連れてってくださって。
井) じゃあ、一緒に選ぼうよっていう、
  感じだったんだ。
能) それで何か、小泉さんが凄く手芸に詳しくて、
  それで教えてもらいながら、選びました。
井) でも引っ越し祝い何が欲しいって言って、
  ミシンっていうとかなかなかの根性だよね。
有) アハハハ。
井) 結構な高級なものじゃないですか。
  で、わざわざ、小泉さんもつきあってくれて、ミシン
  を買いに行って。そうすると、どれがいい? どれで
  もいいよ~って感じだったの?
能) あっ、そうですね。何かその、これ、結構便利だ
  よと教えてもらいながら、あ、じゃこれにしますって
  決めました。
井) へえ~。なんか、ちょっと試してやってみたりと
  かは、あったんですか?
能) あっ、でもお店の人が、
  これ結構優秀、ぴ~って。
井) やってくれて。
能) 見せてくれて。
井) ちょっと一目惚れして。
能) はい。
井) いや、でも、お店の人もビックリしますよね。
有) ねえ。
井) あの2人が来たみたいになって。
有) ねえ。春子とアキちゃんが来て、
  2人で選んで買って行った、みたいな。
井) 親子でミシン買っていったよって。
有) みたいなねえ。
井) それがきっかけで、作るようになって。
能) はい。
井) それで今ではこんな感じで。作ってない型って
  いうか、今度はこれに挑戦してみたいっていうの
  ありますよね?
能) 何か、ズボンが、全然まだ作れてないので。
井) 難しいのかな?
能) 何か、そうですね。こう、曲がってるところか、結
  構あるので、それが、難しそうだなって思ってまだ
  …挑戦できてないんですけど。
有) 全く想像もつかないぐらいなんですけど、集中し
  て作るもんなんですか? それとも音楽とか、鼻歌
  とか、潮騒のメロディーとか歌いながらこうやるも
  のなの? どんな感じで作るタイプですかね?
能) あっ、でも結構集中して、ガガーって。
井) へえ~。何が一番そのはまる、
  ポイントっていうか、何が楽しかったりするの?
能) ああ、でも、出来上がってみてから、自分で着た
  時に、あ、ちゃんと服になってるって思うと。
井) へえ~。
有) 布選びとかも、自分でやるの?
能) はい。
井) この生地は、
  こんな服に合いそうだなってとこから始まるの?
能) はいそうです。
井) へえ~。じゃこれからどういう、例えば、これだけ
  完成度高かったら、いろいろ作って、何かもっとい
  っぱいになったら、こんな事やってみたいとかって
  夢ないんですか?
能) あ…夢…。あっ、でも今、秘密の創作をしてて。
井) えっ?
能) それに向けて作ってみたいなって思ってます。
井) 秘密なの?
能) 秘密です。
有) 何系の秘密ですか?
能) あっ、何だろう。今、う~ん…。
井) 何かこれから、まだ言えないけど、
  何か発表される中での。
能) 面白いこと。
井) 面白い事の中で、
  これも作ってみたいなっていう。
能) はい。
井) はあ~何なんだろうね。
有) それも楽しみにね、したいと思うんですけど。
  楽しみといいますと、最新作が、まもなく公開とい
  うことで。こちらの80年代後半の、伝説の少女漫
  画。読みましたよね~。
井) ホットロード。その世代ですもんね。有働さんね。
有) ガッツリこの主人公に憧れという世代ですけれ
  ども。4冊で700万部だという、ホットロードなんで
  すが。その、能年さん演じる中学二年生の和希と、
  少年春山の純愛物語なんですが。映画の一部、
  先駆けて、少しご覧いただきましょう。

**********

井) ホント、あまちゃんのアキちゃんとはまた真逆と
  いうか、全然違う役ですよね。
能) そうですね。
井) 結構その、お母さんとぶつかるシーンみたいの
  が、多かったじゃないですか。
能) はい。
井) 反発するというか。どんな感じで、
  どんな気持ちで演じてました?
能) そうですね。やっぱり、和希は、すごく、お母さん
  に固執してる、構ってほしい気持ちがあるから、反
  発して、髪を染めたりとかしてしまうのかなあって
  いう風に思ったので。反抗しながらも、お母さんに、
  こっち向いてよって思ってるっていう気持ちが、心
  の中にあるっていう解釈でした。
井) なるほど。結構強そうにみえても、
  弱いんだよね、和希がね。
有) あの、パンフレットにも、お母さんに対する反抗
  心っていうのが、共感できたって、能年さん自身
  が書いてありましたけど。何か、そうでした?
  小さい頃、お母さんへの反抗とか。
能) そうですね。中学生の頃、結構、喧嘩してました。
有) しなさそうなイメージなのに、どういう風に?
能) なんでしょう。結構、私のお母さんが、楽観的な
  人で。私が凄い悩んでる事とかを、落ち込んでる
  事とかっていうのを、大丈夫大丈夫とかって、すご
  い、何でもないことのように、言ってくれてたんです 
  けど。それが、当時は許せなくて。
有) はいはいはい。
井) こんなに悩んでるのにって、思ってたんだ。
能) 今思うとすごい、楽しいお母さんでよかったなっ
  て思うんですけど。それが、中学生の時は、何か、
  ウッてなっちゃいました。
井) 許せないとどんな感じで、反発してたんですか?
  お母さんに。
能) そういう事じゃない! みたいな。
井) アハハハハハ。
有) 割と言う言う、ぶつける?
能) そうですね。結構、ムカッときた時にすぐ、
  パッと言葉にしちゃってました。
井) お母さんはどういう、反応でした?
能) え~玲奈のために、言っとるのにって。
井) へえ~。あ、じゃあ、そこでもお母さんは、最初
  は楽観的だけど、言われたら、言い返すみたいな
  感じで、ケンカっぽくなると。
能) そうですね。
有) しかも兵庫ご出身。関西弁やと結構なるでしょう。
  何でわかってくれへんの~とか言って、
  そんなんわかってるわ~みたいな。
井) 激しくなっちゃうのね。
有) たぶん外から聞いてるとね、
  そんなやり取りみたいな感じでしたか?
能) そうですね。結構うるさかったんじゃないかなっ
  て思うんですけど。でも、喧嘩したら、後はすぐ、
  結構普通に、いつのまにか…感じでしたね。
有) そうすると和希、ちょっと違うじゃないですか。
  その怒りをわっとは能年さんみたいには言わない
  で反抗し続けていくっていうのは、どういう風にこう、
  気持ち汲んで役作りっていうか。
能) そうですね。和希は、素直になれなくて、感情で
  いっぱいいっぱいになっちゃってるんじゃないかな
  って思って。それで、ぐっと、立ち止まっちゃうとい
  うか。逃げちゃうといいうか。向き合えないのかなっ
  て思いました。
井) これ、「ホットロード」って作品は、どうなんだろう。
  能年さんの、お母さん世代が読んでいる、すごく古
  いというか、80年代後半の作品ですけど。読んだ
  ことはなかった…ですよね?
能) そうですね。
井) たぶん僕が、ギリギリ…。
有) ああ…。
井) 姉がいたんで。
有) 私たちガッツリです。暴走族とか、バブル景気で
  上がっていく時っていうので。すごく、まさに今って
  感じでしたけど。暴走族とか、あまり、身近にいな
  いですよね。
能) そうですね。
有) 世代的にね。
能) 見た事ないですね。
有) 暴走族の抗争とかカッコよかった。何かこうね、
  イケナイ事をできないから、ちょっと羨ましいって
  いうかね、カッコよく見えたんです。
井) そこのリーダーなんて言ったらねえ。
有) ええ。
井) もう人望が厚くてみたいな、
  女の子が憧れがちですよ。
有) リーダーの女とかってね。
井) ああ、こりゃもう。
有) 凄いなみたいな感じなんですけど。
井) 私が和希になるのって思ってたんでしょ?
有) 思ってましたねえ。そのためにちょっと髪の色
  抜いてみたいに思うぐらい。
井) オキシドールでね。
有) それ、全然時代違うんですもんね。
井) いつも、あれ、
  ちょっとつけると酸っぱくなんだよね。
有) ああ、そうなんだ。
井) 匂いがね。
有) 詳しいね。っていう感じなんですけど。
  全然知らない世界ですもんね。
能) そうですね。
井) そうだよね。世代も違うし、どこからその、勉強っ
  ていうんじゃないけど、その世界に入り込むように、
  どこから始めたんですか?
能) そうですね。周りの、80年代の時代を知ってる
  人に、リサーチしてみて。
井) リサーチして。
  どんな感じだったんですか~って言って?
能) はい。
井) 周りのって、お母さんにも聞いたりとかしました?
能) お母さんには聞いてないですね。
井) あ、ホント?
能) お世話になってる、演技指導の、滝沢充子先生
  という方がいらして。すごい、なんか、友達って言
  ってるんですけど。
井) 友達感覚で?
能) 友達感覚で。
井) 教えてもらってるのね。
能) はい。
井) でも、その人に、いろいろ、この時代どうったん
  ですかとか聞いたりとか。
能) はい。
井) 結構どうですか? 自分で、ちゃんとプランとか、
  作り上げてから現場に行くタイプなんですか?
  能年さん。
能) あっ、どうなんだろ。でも、そうですね。役、どう
  すればいいかなっていうのを、組み立てていって
  る。現場でって感じです。
井) あまちゃんの時もそうでした?
能) そうですね。おうちで、どうしたら楽しいかなって、
  読んでいって。
井) いろいろ考えて。でも現場だと、違うこと言われ
  たりとかする時あるじゃないですか。そういう時は、
  どうしますか?
能) あ…その時は、でも、あ…その演出に対して
  どうアプローチしたら、楽しくなるかなって。
井) それは現場で。
能) はい。
井) 考える。今今回の、ホットロードって作品は、
  監督からどんな感じの、指導を受けたんですか?
能) えっと…無表情で、何も考えないで、そこにいて
  下さい、っていう演出が凄く多かったです。
井) それ難しくない?
能) そうですね。
井) 実は一番難しいですよね。
能) はい、何か、何も考えずに、万引きをする、とか
  っていうのが、ちょっと難しいなって思ったんで、
  どうしたらいいんだろうって思って。
井) 万引きするシーンとか、どんな気持ちでするん
  だろうってことを、いろいろご自身なりに考えたわ
  けですよね。
能) はい。
井) でも現場に行ったら、何もしなくていい。何も考
  えなくていいって。でも、それはどうなんだろうって
  思って。ちょっと、目からだけでも、意志が、何か
  あればいいなとは思ったんですけど。
井) それもいいですって監督に言われたんですか?
能) あっ、でも、何だろう。演出を受けて、その演出
  に対してどう盛り込んでいこうっていう。
井) へえ~。
  お母さんの誕生日の日に万引きするなんてね。
有) ね~。何か、この作品の中で、自分の軸がぶれ
  ないように、この役をどう演じるかっていう事をすご
  く思ってたって、仰ってるのを見たんですけど。そ
  れどうですか? 自分の軸っていうことと、役って。
能) やっぱりその、アキちゃんのイメージとはホント
  に正反対の女の子で。で、その正反対の役を、あ
  えて私がやるって事に、ちゃんと意味がないと、成
  立しないなって思ったので。その中で、私が演じる
  和希は、どう演じればいいのかなっていうのを、す
  ごく、悩みました。
有) 私が演じる和希。
井) そうだよね。だから、人それぞれきっとたぶん、
  その役の演じ方って違うけど。私だったらどうする
  だろうってのをちゃんと持っておかないと、やっぱ
  り何で私にこの仕事が来たんだろうっていう、事も
  考えながら、やってたみたいな感じなんですかね。
能) そうです。
有) そんな玲奈さんを、お母さん役を演じたあの方
  はどんな風にご覧になっていたのかを伺いました。
  大のあまちゃんファンというこの方です。
  ご覧下さい。

**********

【木村佳乃さんのコメント】

玲奈ちゃん。こんにちは。ママです。私があまちゃん、
好きだ好きだって言ったら、あまちゃんの、DVDをくれ
たんです。わ~って思って嬉しいって思ったら、DVD
って、一番上にこう薄いセロハン、何て言うの? で包
まれてる。そこにサインとメッセージをくれてて、観る
ためにそれを破くと、玲奈ちゃんのメッセージと、凄い
素敵なメッセージと、その絵が、ゴミ箱に、ね、ゴミに
なってしまう事になる。私はDVDが、いまだに見れて
ないっていう。余談ですけど。「中に書いてほしかった
な、玲奈ちゃん」と言ったら、「アハ」って言ってました。

最初にお会いしたのは、ホットロードの、お祓いの時だ
ったと思うんですけど。やっぱり、あの、シャイなかた、
でした。玲奈ちゃんの目って、もう今もテレビ、まさに
玲奈ちゃん出てると思うんですけど。本当に、綺麗な
目なんですよ。もうね、赤ちゃん。私の娘と同じぐらい、
白目が真っ白で、綺麗な目をしてるんですよ。そのお
祓いから、1ヶ月くらいその春山さんとのシーンと撮っ
て、1ヶ月後くらいに私とのシーンが始まったんですけ
ど。そん時に、お祓いの時よりも随分痩せたなって印
象があったんです。やっぱり和希って、私も、大変な
役だと思うんです。反抗期で。きっと大変なんだろうな
と思って。カメラが回っていないところでは、もうバカ
話をして、食べ物の話とか、うちの子供がうんちもらし
たとか、そういうくだらない話をして、とにかく彼女を、
リラックスさせてあげたいなあとホント思いました。
まだまだこれからきっといろんな経験して、どんどん、
女性としても女優としても、変わられるでしょうし。
すごく楽しみです。どう変わっていくんだろうなって。

**********

井) ちょっと考えればわかるんじゃないの? DVDの
  さあ。ここに書いちゃったら、捨てられちゃうわって
  思うじゃないですか。
能) でも、何か、中に書くのは、
   おこがましいと思って。
井) ちょっと中には書けないなあって
  思っちゃったんだ?
有) ここならみたいな感じで?
井) 自分でも分かってて、そこに書いたんだ。
  面白いよねえ。
有) ねえ~。
井) そうなんだ。いまだに、木村さん観てないって
  事ですから。もう一本あげてください。
能) はい。
有) お母さんと、どんな感じでしたか? 現場では。
能) ホントに、明るくお話して下さって。
井) うんうん。
能) いきなり、コチョコチョって
  くすぐって下さったりとか。
有) ええ~。
能) すごい、楽しかったです。
井) そうか。何か、ねえちょっと、体の事を心配したり
  とか、してたけども、現場では本当にお母さんみた
  いな感じで?
能) そうですね。
井) あ~そうか。でも、佳乃ちゃんが、お母さんだっ
  たら、僕、佳乃ちゃんと同い年だから。お父さん的
  な目線で見ちゃうよね。ちゃんと食べてんの?
能) 今、ガッツリ食べてます。
井) やっぱり撮影入ると、
  やっぱり仕事中だと、いろんな事考えるから。
能) そうですね。
  食べるのが、メンドクサクなっちゃって。
井) メンドクサイ方なんだ?
能) 食べる食べないで言ったら…。
井) ちゃんと食べないと、体力的にもこれ、寒い季節
  だったでしょ。冬だったんですよね。結構体力的に
  持たなくなっちゃったりしないですかね。
能) そうですね。ダメだと思ったので、休みの日に、
  何も考えないで、お肉をいっぱい食べて。
井) 何も考えないで。無心で、肉をむさぼったと。
能) はい。
有) その冬でいいますと。冬なのにこんなシーンも
  あったそうなんでございます。
  これ、真冬の撮影のシーン。
井) 完全に夏だと思ってた。見た時に。
有) 女優さんすごいわ。
  でもブルブルなのに、ホント爽やかな、ね。
井) 半そで着てるだけでも夏ってわかるから。
  わざわざアイス食べなくたっていいじゃない。
有) どうだったんですか? あのシーン。
能) そうですね。凄く、風が吹いてて。
  寒い日だったんです。
井) しかも、海だから風強いからね。大変でした?
能) そうですね。でも、アイスがおいしくて。
  パクパク食べちゃって。
井) 食べちゃったの?
能) はい。後から寒くなってしょうがなくなって。
  反省しました。
有) ホットロード、村岡印刷さんも。
井) あ、そうですよ。村岡印刷さんも出てますよね。
有) はい。鈴木亮平さん。
井) トオル、トオル。
有) トオル役で出ていらっしゃるので、朝ドラ、ね?
井) そうだよ。トオル誰なんだろうなって観てたら、
  村岡さ~ん。
有) だから花子とアンファンも、楽しめるっていうね。
井) そうなんだよ。最後ちょっとほろっとするんだよ
  ねえ。またねえ。

**********

有) すっごいたくさん質問来てるんで、いいですか?
  あの、芸能界に入る時、周りはどういう反応でした
  か? 10代の高校2年生。
能) まわり? でも、おめでとうって言ってくれました。
井) へえ~。まず、お母さんはどういう反応でした?
能) あっ、お母さんすごく、喜んでました。
井) 喜んでた?
能) イエ~って。
井) イエ~って言って。
  やりなさいやりなさいって感じだったの?
能) はい。
井) へえ~。
有) で、中学生の時に、何と、こちらでございます。
  1年生、14歳の時に雑誌のモデルに自分で応募
  してグランプリを獲得して、モデルとして活躍で。
  撮影のたびに、兵庫県から一人で東京に通って。
井) 一人で通ってたんだ。そん時の事覚えてます?
能) あっ、そうですね。結構、電車の、電車に乗るっ
  ていう事自体があんまりなかったので。田舎に住
  んでて。なので結構乗り換えとかがあると、戸惑
  ってました。
井) ああ、そうなんだよね。不安になるんだよねえ、
  乗り換えって。
有) なんかわからないんですけど、生ゴミみたいに
  家でいるんですよね?
能) はい。
有) でも、こう、モデルさんになろうっていう、その
  ギャップは、何?
能) うふふ。
井) そうなんだよ。
有) どっち? どっち? みたいな感じなんですけど。
井) あまちゃん終わって1週間だら~っとして、あ、
  やんなきゃってなる、その感じは何なんですかね。
有) ちっちゃい時って、どんな人だったんですか?
能) ちっちゃい時…でも、
  活発で、田んぼで遊んでる女の子でした。
井) ホントにじゃあ活発な感じではあるんだけど、で
  も東京に出てったり、自分から芸能界ってどういう
  世界なのか、夢ではあるけども、わかんないじゃ
  ないですか。中に入ってみないと。それに自分か
  ら入っていけるっていうか、もの凄い勇気だと思う
  んだけど。それは、そん時の事って覚えてます?
  やんなきゃって思った自分。
能) あっ、そうですね。なんか、それまでも、
  いろんなものになりたくて。
井) うん。いろんなもの?
能) 目立ちたがり屋で。
井) うん。
能) 結構、何か、みんなに楽しんでもらえるのが、
  好きっていうか。
井) へえ~サービス精神も、あって。
  何かクラスでも結構、目立つ存在に、
  なりたいって感じだったんですか?
能) そうですね。なりたいって感じでしたね。何か、
  普段の自分よりも、前に出てる自分の方が、何
  か好きだなって思えるというか。
井) ああ。それに気づいたから、あの自分が一番好
  きだなあと思えたから、やっぱり芸能界に入って、
  東京行こうって思えたのかな。
能) そうですね。でも、二コラに応募した時は、誌面
  に載りたいっていう、だけだったんですけど。で、 
  それで実際に入ってみると、何か、凄く、演技って
  ものはこういうものなんだっていうか。
井) ちょっと思ってたのと違いました?
能) あっ、何だろ。あんまり意識したことが、なかった
  っていうか。ドラマとか観てても、ストーリーとかキ
  ャラクターを追って観ているだけで、演技っていう
  ものに、執着して観た事がなかったんで。事務所
  に入って、先輩方のレッスンを何度か見させて頂
  いて、こういうものなんだってふと、思ったというか。
  それですごく面白そうだなって思って、東京に行き
  たいって。
井) で、俺さ、普通、ちょっと違うのは。目の当たりに
  した時に、ヤバイとこ来ちゃったなって、そういう感
  覚なかったですか?
能) あ、でも、そうですね。
  すごい事をやってるんだなって。
井) ああ、でも、それよりも楽しみの方が先に来たっ
  て感じだった?
能) そうですね。興味というか、すごく面白そうだな、
  っていうのが。
井) 女優さんには、なりたかったんですね。
能) えっと、そうですね。二コラに入ってから、思った。
井) そういう経験いっぱいして、ちゃんと女優さんに
  なりたいって、そん時に思ったんですね。
有) 今どうですか? 実際に女優さんになって、朝ドラ
  のヒロインもつとめて、画面に映ってるというか、映
  像の中にいる自分というのは、好きとか、こうだなあ
  って。
能) でも、そうですね。生ゴミよりは、演技している時
  の自分が一番好きなので、なんか、しっかり頑張
  りたいなって思います。
井) ああ、そうか。でも、生ゴミがあるからこそ、
  輝けるみたいなとこもあるからね。
能) はっ。
井) そんなことないか。
能) でも、そうですね。
  友達の、先生にも、生ゴミのままでいるためには、
  頑張らないとダメだよって言われる。
有) その時間を設けるためには、
  こっち側では頑張らなきゃいけないよって。
井) そうだそうだ。
能) でも、そうだと思います。
井) なるほどねえ。そうかあ。
有) 自分の映像観るの好きですか?
能) あっ、でも、結構チェックします。
有) どんな感じで?
能) こうやって、あさイチも録画させて頂いてます。
井) ホントに? 前回のやつ見ました?
能) あっ、はい。
井) どう思われました?
能) すごい、声がちっちゃいなあって。
井) え~それを確認してちっちゃいなと思って、
  次もし何かあったらどうしようと思ったんですか。
能) あっ、でも、毎回、ちゃんとしっかり喋るようにっ
  て心がけてるんですけど、いつ見てもちっちゃい。
井) ハハハハハ。
有) 前回は渡辺えりさんの声が大きかったって事も、
  ありますけどね。
井) そうなんだ。そういうとこもちゃんとチェックして。
能) はい。
井) 今日も結構小さいよ。
有) そしてもう一つ、活動の幅が。実は絵を描くのが
  お好きで、どんな絵を描かれたのかっていうか、そ
  の世界観を、まとめた本がこちらなんですけども。



有) どんな絵かというと、
  ちょっと、ご覧いただきましょうか。



井) あの、頭についている奴は、能年さんの書いた、
  キャラクターというか。
能) そうです。描いたものを、プリントして、
   ぬいぐるみ作家さんが縫ってくださって。
井) へえ~。立体的になってるわけですね。
  それを頭につけていると。
能) はい。
井) へえ~。



有) こちらのお写真と絵も。
能) これ描いたものです。
井) 絵描くの好きですか?
能) 好きです。
有) どういう時に絵を描きたくなるの?
能) でも、衝動的に。
井) 衝動的に?
能) はい。何か、今描きたいっていう感じですかね。
  あ、でも、楽しい作品とか、観た後とかは、何か刺
  激されて、私も何かやりたいと思って、こう描いた
  り、ですかね。
井) それいいよね。何かやりたいと思って何もないっ
  て思うより、まず絵描こうみたいな感じなんですか?
能) そうですね。
井) それいいよ。そういうもの一つ持ってるとね。

**********



有) 能年画伯、いかがでしょうか? この絵は。
能) あっ、すごくユーモアに溢れていて、素敵です。
井) そうですか。結構真面目に描いたんですけどね。
有) ユーモアじゃなく、真面目に描いたと。
井) あと、能年さんの作品からちょっとインスパイア
  されてこう…こういう写真あったでしょ。さっき。
能) はい。
井) ちょっとパクってみたんですけどね。



有) これはどうでしょうか、画伯。
能) 何か、ブロッコリーーみたいで可愛いです。
有) これ、ブロッコリー描いたんですか?
井) ブロッコリーです。これブロッコリーです。
有) これで作品集を出したらどうかっていうね、案を
  視聴者から頂くんですがどう思います?
能) あ、でも、すごく、素敵です。

**********

有) あなたの美の秘訣を教えて。
井) 小学1年生だよ。
能) 一年生。
井) 美の秘訣。なんか、
  そういう意識してる事ってあります?
能) え~でも、きっと、やっぱり若い分、
  小学1年生の方が美しいと思うんですが。
井) 小学1年生が別に肌を
  気にすることなんかないもんね。
能) でも、そうです。
  やっぱ、好きな事を、どんどんやって、自分でパワ
  ーをすごい発散していったら、すごい楽しくなって、
  美に繋がるのではないでしょうか。
井) 常にワクワクしてた方がいいよ
  っていうような感じかな。
有) 能年さんが皆さんに質問した「今はまっている事」
  なんですけど、たくさん来てます。「今ガールズバン
  ドに熱中しています。受験生なので勉強に熱中しな
  いといけないはずなんですが」ということで。能年さ
  んもね、バンドされてましたよね。
井) どうですか。バンド今熱中してる子に対して。
有) 中学三年生。
能) 凄く、なんか、私も嬉しくなってくるというか。
井) あ、ホント。夢中になってたんでしょ? ホントに。
能) はい。
井) 3年ぐらいず~っとみっちりやったみたいな。
能) そうですね。
井) ライブもやったりしてたんでしょ?
能) はい。あの、田舎のイベントに、出たりとか。
  地元のホールで、コンサートを他の…
井) 対バンみたいな感じで、やったんだ。それ何か
  今思ってみると、あん時熱中してたから今、大人
  になってよかったなあみたいな事ってあります?
能) すっごくあります。それに、みんなで何かをやる
  って事に熱中してたから。何だろう? 楽しく…
井) できたのかなあみたいな。
能) はい。
井) 隣りにいる人たちも頷いてくれてるんですけどね。





**********

有) 最後にひと言。能年さんから。
井) ひと言お願いします。



能) 夏休みをお過ごしの皆さん、
  宿題は、こまめにやりましょう。

**********

随分としゃべれるようになったなあと。ゆっくりと考えな
がらしゃべるのは相変わらずだけれど、そのスピード
は大分早くなってる!1年で鍛えられたんだなあって。
演技についても、いろいろ考えて、悩みつつ、自分な
りの世界を作ろうと模索している様子が伺えて、頑張
ってるなあって。もう、あまちゃんのアキじゃないけど、
親戚の子を見てるような、ハラハラしつつ、その成長
にニヤニヤしたりと、まさに親戚のおばさん状態の私。
これから映画の宣伝で露出が増えそうなので、見逃
さないようにしなければっ! お楽しみが増えました♪

そうそう、女王蜂もよかった! かなり得した朝でした。


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