ごちそうさん 第53回
「君をあいス」
～焼氷の歌と中身がちっこい悠太郎
室井） 室井幸斎作詞、焼氷の歌です！
源太） おう、あとちょっとやな。
め以子） そうだねえ。もう、もうちょっとだね。
桜子） じゃあ、今日はもう閉める？
お客さんも、もう引けたし。
め以子） うん。そうだね。
（ドアが開く音）
桜子） あっ・・・すいません。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ごちそうさんにおける唯一の良心、というか、良識を
持った男、ただ一人まともな事を言ってくれる男とい
う役回りの源ちゃんが、やっぱり活躍してくれました。
ちゃ～んと、誤解が解けるように染丸を連れていくあ
たり、ホント、きめ細かいというか、気の利く男だわ。
みんな源太の方がいいというけど、源ちゃんにめ以
子はもったいないから！ め以子には悠太郎で十分。
源ちゃんにはもっといい子と幸せになってほしいよ！
さんざん、調子っぱずれな桜子の歌を聞かされた後
だったこともあって（まるでジャイアンリサイタル。あ、
そういえば、性格もジャイアンに似ているような・・・）、
希子の歌声が何倍も上手に聞こえるというあざとい
展開。室井さんのラブリーな歌詞もキャッチーだし、
CMソングとしては、なかなかよろしいんじゃないかと。
源太に喝を入れられて、うま介のお店にやってきた
悠太郎が、ちゃ～んと本音を語ってくれるのか・・・。
女々しい悠太郎を見せてくれるのか、そこが楽しみ。
思いきりキャラ崩壊しちゃってもらいたいところ～ｗ
女々しく鬱陶しい話のＢＧＭは、やっぱりアレで・・・。
♪女々しくて 女々しくて 女々しくて 辛いよ～♪
もうこの際、女々しさ全開で行っちゃってくれ～！！
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～焼氷の歌と中身がちっこい悠太郎
室井） 室井幸斎作詞、焼氷の歌です！
め以子） う・・・歌？
桜子） どれどれ？
室井） 見て見て見て。ちょっと見て見て見て。
桜子） あ・・・あの、このオルガンって、置いてあるって
事は、弾ける人がいるんですよね？
馬介） うん。僕の姉が。
め以子） え？ これ、どうするの？
桜子） ビラ配りながら歌うの。お姉さんに簡単な節、つ
けてもらいたいんですけど。お願いできますか？
馬介） うん。暇持て余してるんで、喜ぶ思うわ。
め以子） え？ ちょ・・・ちょっと待って。歌って誰が？
桜子） もちろん、あなたです。
希子） えっ、うう・・・うち？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
龍子） ♪ 氷、氷、氷なのは～
桜子） いや、違いますね。もうちょっと高く。
龍子） 違いました？
桜子） ♪ 氷、氷、氷なのは～
龍子） もう１回聴いてもらっていいですか？
室井） そんな顔、しなくていいよ。
あれはあれで、結構、楽しんでやってるから。
希子） すいません・・・。
室井） うん。
希子） ちい姉ちゃん？
め以子） ん？
希子） それ、痛くないん？
め以子） あ・・・これよりも、こっちが。ねえ～。
馬介） ねえ～。
め以子） 頑張りましょう、馬介さん。ここが正念場です。
馬介） はい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） 出ていかはって７日になりますけど、
どうしはるつもりでっか？
希子も戻してもらわなあきまへんし。
悠太郎） 明日、籍を外す話をしようと思うんで、
少し待ってもらえますか？
和枝） そう～。えっ、籍入れてはったんでっか？
わての許しもなしに！
悠太郎） 結果的に汚す事になってしもうて、姉さんの
言う通りにしておけばよかったと思てます。
和枝） はぁ・・・。やっとわかりはったんだすか。
悠太郎） 姉さんの言う通り、合わへんところに縛りつ
けておくのも、殺生ですから。この家に来たの
が間違いやったんです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
希子） ちい姉ちゃん。
め以子） ん？
希子） うち、お兄ちゃんに来るように言おうか？
め以子） ううん、別に。そういうんじゃないから。もう、
寝なきゃね。明日は、新しい焼氷を売り出す、
大事な日だもんね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
染丸） なあなあ、源ちゃん。なあ。
なあ、何しに行くんかいい加減教えてよぉ。
源太） ええから。
とにかく、わいの隣りでニコニコしとってな。
染丸） ふ～ん。・・・あれ？ ・・・師匠？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
正蔵） あっ、ちょっと、話があるのや。
悠太郎） 話す事なんてありません。
正蔵） いやいや、今ここで止めんと、め以子さんホン
マにどっか行ってしまうかもしれへんのやで。
悠太郎） ご心配なく。言われなくてもわかってますよ。
正蔵） わしが、どっか行く。なあ。
遠いところ行くさかいに、それでどや？
悠太郎） あなただって逃げ出した家でしょう！問題は
もう、あなたではないですし、関係者気取りは
不愉快です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
源太） おう、通天閣。飯、一緒に食わへんか？ ほい。
悠太郎） そちらの方は？
源太） わいのこれや。染丸いうねん。まあ、そいういう
ことで。勘違いは完全に、勘違いやとわかっても
ろた上でや。お前、ちぃとちっちゃすぎへんか？
ケツの穴。わしには会うな、師匠には会うな。
密通でも何でもないのに、ケツの穴ちっこいにも
ほどがあるやろ！
悠太郎） あなた達と、一緒のところを見ました。楽しそ
うでした。あなた達といた方が、彼女も幸せな
んやろうし。僕としても、別れて自由にしてやろ
うと思てます。話しはもうええかな？
源太） 恰好つけんなや！ 焼きもちやきで、しつこうて、
懐もちっこうて、お前メチャメチャ恰好悪い男や
ろが！ ええ加減、その恰好つけやめぇ！ 鬱陶
しいんじゃ！ わかったフリすんのやめて、ちゃ
んとあいつと話し合え！ 自分の思てる事、あい
つにぶつけてわかってもらえ！
悠太郎） 言いましたよ。
源太） 言うてへん。
悠太郎） 言いました！
染丸） 言うてへん！
源太） お前が言うたんはな、ただ何があったかいうだ
けやろ？ わし何となく聞いたけど、あいつと同じ
事思たわ。そんな昔の事掘り返さんと、前見た
らどやって。これからどうしたいんか、腹の底の
本音を、正直に言え！
悠太郎） ・・・嫌われないでしょうか？
源太） あ？
悠太郎） かなり女々しい、
鬱陶しい話やと思うんですけど。
源太） それであかんかったら、もうあかんやろ。
どっしょうもないとこも好いてもらわれへんかっ
たら、そんなもんどのみち、続かへんわい！
染丸） 源ちゃん、惚れ直すわ～。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
馬介） はあ～・・・お客さん、来うへんなあ。
め以子） 来ませんねえ～。
希子） ちい姉ちゃん？
め以子） うん？
希子） うち、ちょっと見てくるね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
桜子） ♪ 氷、氷、氷なのは間違いないのさ～
室井） うま介でございます。
男性） もうええ。はいはい。
室井） ご婦人、ご婦人、ご婦人・・・。
桜子） ♪ ところがどうにも噂だと～
なんでも火がつく氷だと 氷のお山に白帽子
室井） みんな耳塞いじゃってさ～。
ああ～！ これじゃやぶへびだよ～！
希子） ♪ 天神橋筋 世にも不思議な焼氷
桜子） どれどれ？
室井） 見て見て見て。ちょっと見て見て見て。
桜子） あ・・・あの、このオルガンって、置いてあるって
事は、弾ける人がいるんですよね？
馬介） うん。僕の姉が。
め以子） え？ これ、どうするの？
桜子） ビラ配りながら歌うの。お姉さんに簡単な節、つ
けてもらいたいんですけど。お願いできますか？
馬介） うん。暇持て余してるんで、喜ぶ思うわ。
め以子） え？ ちょ・・・ちょっと待って。歌って誰が？
桜子） もちろん、あなたです。
希子） えっ、うう・・・うち？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
龍子） ♪ 氷、氷、氷なのは～
桜子） いや、違いますね。もうちょっと高く。
龍子） 違いました？
桜子） ♪ 氷、氷、氷なのは～
龍子） もう１回聴いてもらっていいですか？
室井） そんな顔、しなくていいよ。
あれはあれで、結構、楽しんでやってるから。
希子） すいません・・・。
室井） うん。
希子） ちい姉ちゃん？
め以子） ん？
希子） それ、痛くないん？
め以子） あ・・・これよりも、こっちが。ねえ～。
馬介） ねえ～。
め以子） 頑張りましょう、馬介さん。ここが正念場です。
馬介） はい。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
和枝） 出ていかはって７日になりますけど、
どうしはるつもりでっか？
希子も戻してもらわなあきまへんし。
悠太郎） 明日、籍を外す話をしようと思うんで、
少し待ってもらえますか？
和枝） そう～。えっ、籍入れてはったんでっか？
わての許しもなしに！
悠太郎） 結果的に汚す事になってしもうて、姉さんの
言う通りにしておけばよかったと思てます。
和枝） はぁ・・・。やっとわかりはったんだすか。
悠太郎） 姉さんの言う通り、合わへんところに縛りつ
けておくのも、殺生ですから。この家に来たの
が間違いやったんです。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
希子） ちい姉ちゃん。
め以子） ん？
希子） うち、お兄ちゃんに来るように言おうか？
め以子） ううん、別に。そういうんじゃないから。もう、
寝なきゃね。明日は、新しい焼氷を売り出す、
大事な日だもんね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
染丸） なあなあ、源ちゃん。なあ。
なあ、何しに行くんかいい加減教えてよぉ。
源太） ええから。
とにかく、わいの隣りでニコニコしとってな。
染丸） ふ～ん。・・・あれ？ ・・・師匠？
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
正蔵） あっ、ちょっと、話があるのや。
悠太郎） 話す事なんてありません。
正蔵） いやいや、今ここで止めんと、め以子さんホン
マにどっか行ってしまうかもしれへんのやで。
悠太郎） ご心配なく。言われなくてもわかってますよ。
正蔵） わしが、どっか行く。なあ。
遠いところ行くさかいに、それでどや？
悠太郎） あなただって逃げ出した家でしょう！問題は
もう、あなたではないですし、関係者気取りは
不愉快です。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
源太） おう、通天閣。飯、一緒に食わへんか？ ほい。
悠太郎） そちらの方は？
源太） わいのこれや。染丸いうねん。まあ、そいういう
ことで。勘違いは完全に、勘違いやとわかっても
ろた上でや。お前、ちぃとちっちゃすぎへんか？
ケツの穴。わしには会うな、師匠には会うな。
密通でも何でもないのに、ケツの穴ちっこいにも
ほどがあるやろ！
悠太郎） あなた達と、一緒のところを見ました。楽しそ
うでした。あなた達といた方が、彼女も幸せな
んやろうし。僕としても、別れて自由にしてやろ
うと思てます。話しはもうええかな？
源太） 恰好つけんなや！ 焼きもちやきで、しつこうて、
懐もちっこうて、お前メチャメチャ恰好悪い男や
ろが！ ええ加減、その恰好つけやめぇ！ 鬱陶
しいんじゃ！ わかったフリすんのやめて、ちゃ
んとあいつと話し合え！ 自分の思てる事、あい
つにぶつけてわかってもらえ！
悠太郎） 言いましたよ。
源太） 言うてへん。
悠太郎） 言いました！
染丸） 言うてへん！
源太） お前が言うたんはな、ただ何があったかいうだ
けやろ？ わし何となく聞いたけど、あいつと同じ
事思たわ。そんな昔の事掘り返さんと、前見た
らどやって。これからどうしたいんか、腹の底の
本音を、正直に言え！
悠太郎） ・・・嫌われないでしょうか？
源太） あ？
悠太郎） かなり女々しい、
鬱陶しい話やと思うんですけど。
源太） それであかんかったら、もうあかんやろ。
どっしょうもないとこも好いてもらわれへんかっ
たら、そんなもんどのみち、続かへんわい！
染丸） 源ちゃん、惚れ直すわ～。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
馬介） はあ～・・・お客さん、来うへんなあ。
め以子） 来ませんねえ～。
希子） ちい姉ちゃん？
め以子） うん？
希子） うち、ちょっと見てくるね。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
桜子） ♪ 氷、氷、氷なのは間違いないのさ～
室井） うま介でございます。
男性） もうええ。はいはい。
室井） ご婦人、ご婦人、ご婦人・・・。
桜子） ♪ ところがどうにも噂だと～
なんでも火がつく氷だと 氷のお山に白帽子
室井） みんな耳塞いじゃってさ～。
ああ～！ これじゃやぶへびだよ～！
希子） ♪ 天神橋筋 世にも不思議な焼氷
うま介印の焼氷 うま介印の焼氷
室井） 希子ちゃん・・・。
桜子） 希子ちゃん・・・希子ちゃん。
龍子） さんはい！
希子） ♪ 氷、氷、氷なのは間違いないのさ
ところがどうにも噂だと
なんでも火をふく氷だと
氷のお山に白帽子
パッと火が付きゃこんがり焼けて
溶けそで溶けないもどかしさ
熱くて冷たいあの人と 甘くて苦い恋の味
あっと驚く玉手箱 一度食べたらもう虜
あなたも私もあなたも私も
テーブル囲んでドレミファソソ
食べてみはって摩訶不思議
寄っておいでな天神橋筋
世にも不思議な焼氷
うま介印の焼氷 うま介印の焼氷 ♪
室井） ほら。
室井） 悠さん、早く行かないと無くなるよ！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
室井） 希子ちゃん・・・。
桜子） 希子ちゃん・・・希子ちゃん。
龍子） さんはい！
希子） ♪ 氷、氷、氷なのは間違いないのさ
ところがどうにも噂だと
なんでも火をふく氷だと
氷のお山に白帽子
パッと火が付きゃこんがり焼けて
溶けそで溶けないもどかしさ
熱くて冷たいあの人と 甘くて苦い恋の味
あっと驚く玉手箱 一度食べたらもう虜
あなたも私もあなたも私も
テーブル囲んでドレミファソソ
食べてみはって摩訶不思議
寄っておいでな天神橋筋
世にも不思議な焼氷
うま介印の焼氷 うま介印の焼氷 ♪
室井） ほら。
室井） 悠さん、早く行かないと無くなるよ！
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
源太） おう、あとちょっとやな。
め以子） そうだねえ。もう、もうちょっとだね。
桜子） じゃあ、今日はもう閉める？
お客さんも、もう引けたし。
め以子） うん。そうだね。
（ドアが開く音）
桜子） あっ・・・すいません。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ごちそうさんにおける唯一の良心、というか、良識を
持った男、ただ一人まともな事を言ってくれる男とい
う役回りの源ちゃんが、やっぱり活躍してくれました。
ちゃ～んと、誤解が解けるように染丸を連れていくあ
たり、ホント、きめ細かいというか、気の利く男だわ。
みんな源太の方がいいというけど、源ちゃんにめ以
子はもったいないから！ め以子には悠太郎で十分。
源ちゃんにはもっといい子と幸せになってほしいよ！
さんざん、調子っぱずれな桜子の歌を聞かされた後
だったこともあって（まるでジャイアンリサイタル。あ、
そういえば、性格もジャイアンに似ているような・・・）、
希子の歌声が何倍も上手に聞こえるというあざとい
展開。室井さんのラブリーな歌詞もキャッチーだし、
CMソングとしては、なかなかよろしいんじゃないかと。
源太に喝を入れられて、うま介のお店にやってきた
悠太郎が、ちゃ～んと本音を語ってくれるのか・・・。
女々しい悠太郎を見せてくれるのか、そこが楽しみ。
思いきりキャラ崩壊しちゃってもらいたいところ～ｗ
女々しく鬱陶しい話のＢＧＭは、やっぱりアレで・・・。
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もうこの際、女々しさ全開で行っちゃってくれ～！！
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