「リーガルハイ 2」第4話~お隣り付き合いは蜜の味!?嫉妬渦巻く隣人裁判!! | 日々のダダ漏れ

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日々想ったこと、感じたこと。日々、見たもの、聞いたもの、食べたものetc 日々のいろんな気持ちや体験を、ありあまる好奇心の赴くままに、自由に、ゆる~く、感じたままに、好き勝手に書いていこうかと思っています♪

「リーガルハイ 2」

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第4話
お隣り付き合いは蜜の味!?
嫉妬渦巻く隣人裁判!!


古美門) あれあれ? 隣りに嫉妬してるのはどっちで
     しょう? はじめは何もかも同じだったのに。ど
     うしてこんなに差がついてしまったんだ。夫の
     稼ぎは悪く、息子はピアノも受験も失敗したの
     に、何で隣の方が私より幸せなんだ。
     あんな家族出て行けばいいのに!
なつ) 何の証拠があってそんな事言うんですか!
古美門) 子どもは、
     親が思うより、親の行動を目ざとく見ています。
     お母さんのためにずっと黙っていたけれど・・・。
     冬海さんの犯行に見せかけるためだったので
     しょうか。あるいは、こんな家燃えてしまえばい
     い。そんな気持ちもどっかにあったんでしょうか。
     必要ならば、次回新たに西平紀明君の証人尋
     問を行うことも可能ですが、小学生には酷でし
     ょう。西平なつさん。あなたは冬海さんに激しい
     嫉妬を抱き、犯罪者に仕立て上げようと様々な
     画策をした。揚句、生け花ばさみで冬海さんの
     腹部を刺し、大怪我を負わせたんです。
     これは立派な計画的犯行ですよ。すべては、
     あなたが家庭づくりに失敗したことが原因だ。
なつ) 私だって努力したわよ! 私の方が、ずっと、
    ず~っと努力したわよ。なのに、何で・・・。
    何で隣の方が、楽しそうなのよ。
古美門) これが人間の本性です。誰でも心に嫉妬とい
     うケダモノを飼っている。そしてそのケダモノは、
     暴れ出したら最後、もう手がつけられない。壊れ
     た隣人関係は元には戻らないんです。せめて
     気が済むまで暴れさせ、白黒をつけてやるのみ。
     笑顔で世界が変わることなどないのです! 刑
     事裁判において、十分な審理が行われなかっ
     たことは、返す返すも残念ですが、仕方があり
     ません。賢明なる別府裁判長にこそ、公平で独
     創的な判決を期待します。裁判所内のしがらみ
     なんかにとらわれることなくね。もちろん我らが
     別府ちゃんならそうするでしょう。以上です。
黛) また、ブローウェーになってしまい、
  申し訳ありませんでした。

**********

古美門) ご近所トラブルを起こすような低所得どもは
     どちらも悪いに決まっている。
黛) 双方納得がいく解決法はなかったんですかね。
古美門) あるわけないだろ。裁判は勝つか負けるかだ。
     私がへたれ王子に勝った。ただそれだけの事だ。
黛) 私わかりました。先生が羽生君を嫌う理由。
  イケメンで爽やかで心が綺麗で自分にないものぜ~
  んぶ持ってるから嫉妬してるんだ。
古美門) バカバカしい。
     顔も性格も身長もぜ~んぶ勝っとるわ。
服部) ひょっとすると、脅威を感じてらっしゃるのでは?
    あの方の、得体のしれない潜在能力に。
黛) 脅威?
古美門) それこそバカバカしい。

**********

別府) 和解条件の追加を命じます。
    お子さん同士の友人付き合いは、今後も継続を
    許す。それともう一点。最後にもう一度、バーベ
    キューをすること。これは裁判所命令です。


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**********

黛) どんなマジックを使ったの?
羽生) マジックなんかじゃないよ。なつさん、ご主人と
    離婚することにしたんだ。だからその間に入って、
    慰謝料を2000万ほどで話をつけただけ。
黛) 冬海さんまで「引っ越す」と言い出したのは?
羽生) 最近仲良くなったミュージシャンがいてさ、偶然、
    親が大手不動産会社の重役で、偶然、あの辺の
    物件を探してて、偶然、相場よりいい値で両家に
    話を持ってったらしい。
黛) フフ。紛れもなくマジックね。違法すれすれの。
羽生) 古美門先生はやっぱり圧倒的だな。
    僕には、ささやかな一矢を報いるのが精一杯だ。
黛) 顔はずいぶん晴れやかだけど。
羽生) 気が付いたんだ。僕の目的は、裁判で勝つこと
    じゃない。当事者が幸せになることだって。
黛) 吹っ切れたみたいね。
羽生) 僕はあきらめないよ。古美門事務所じゃ、黛先
    生の良さは発揮できない。絶対にうちに来るべき
    だ。君が必要なんだ。
黛) 羽生君。
羽生) 黛先生。
黛) えっ、ちょっ・・・
羽生) じっとしてて。

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羽生) カナブンが。
    もう秋なのに。温暖化かなあ?


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黛) そうね・・・。

**********

別府) 何か?
古美門) 助かりましたねえ。
     お仲間に望まれない判決を出さずに済んで。
別府) 何のことでしょう?
古美門) わかったんですよ。あなたが私や黛に理不
     尽な仕打ちをする理由が。嫉妬してるんです。
別府) 嫉妬?
古美門) 好き勝手やってる我々が羨ましいんだ。
     窮屈な場所でストレスを溜めて、嫌がらせで
     発散する位なら、こっちに来たらどうです?
     正々堂々と気に入らないやつを叩きのめせま
     すすよ。
別府) この世界が窮屈だと思ったことも、あなた方を
    羨ましいと思ったことも、一度もありません。
古美門) そうですか。まあ、せいぜい頑張るがいい。
      だが、どうしても苦しければ無理することは
      ない。その節は、大いに敵同士としてやり合
      いましょう。あなたのことも叩きのめせると
      思うと楽しみだよ。


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別府) 
今日のようにですか?
古美門) ええ。私の完全なる勝利でしたから。
別府) そうですね。あなたの勝利です。ただ、あなた
    の生き方も、十分窮屈なように見えます。

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古美門) ノー! オー! ノー! ノー!
     イエス ウィ ボーン ボーン


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**********

広末・ドS検事が現場検証と称してはしゃぐ姿は、ガリ
レオあり~の、キムタクが演じた検事を思いだし~の
で、さすが何でもアリなリーガルハイ。羽生との疑似
ラブシーンは、「あまちゃん」で前髪クネ男に対するア
キの「おじいちゃんお口臭~い」な表情を思い出すし。

今回の、誰でも心に飼っている、嫉妬という名のケダ
モノのお話は、人間、何が嫉妬のもとになるか、わか
らないっていう。人間は欲が深いから、ないものねだ
りで、自分が持っていないものに嫉妬してしまう。隣り
の芝生はいつだって、綺麗に見えてしまうもの。本当
は、それぞれ、いいことも悪いこともあるんだけどね。

ほどよい嫉妬は、向上心にもつながるけれど、過度
な嫉妬は、自分の心も壊してしまう。人と比べなけれ
ばいいのだけれど、ついつい比べてしまうのよね~。
勝つ事が全ての古美門 vs みんな一緒に幸せ王子。
なかなか面白い対決になってきたような。ここはもう、
さらなるハチャメチャ古美門ワールドが見たいところ。
ブロードウェーでもミュージカルでも何でも来い!!


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