八重の桜 第10回 「池田屋事件」 | 日々のダダ漏れ

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大河ドラマ 八重の桜

第10回 池田屋事件

親友の時尾(貫地谷しほり)が照姫(稲森いずみ)の右
筆として城に上がることになり、八重(綾瀬はるか)は
時尾としばらく
会えなくなる事を寂しく思っていた。そ
の後、残された重には縁談が持ち込まれる。しかし、
八重は尚之助(長谷川博己)と共に新式洋銃の開発
に明け暮れていた。その頃都
では、池田屋に集まる
長州藩の尊王攘夷派の志士達を、新
選組が襲撃す
るという事件が勃発。会津にいる頼母(西田敏行)
は、
会津を守るためには兵力を増すしかないと考え、官
兵衛
(中村獅童)に京に行くよう命じる。しかし、事態
は頼母らの
予想を上回る早さで展開していき、つい
に長州が動き出す。
報復に乗り出した長州に、萎縮
した慶喜(小泉孝太郎)は、
容保
(綾野剛)にその責任
を負わせようとする。

**********

八重) 明日だなし。

時尾) うん。
八重) お城さ上がったら、しばらく会えねえな。
時尾) 宿下がりは、当分先だべな。
八重) 寂しくなる。
時尾) なあ、覚えでる? お殿様が初めてお国入り
    したどき、八重さん、桜の高い枝登ってた。
八重) うん。時尾さん、下で心配して。
時尾) いづもそうだった。
    大蔵様も、いづも八重さん見てた。
八重) え?
時尾) ホントは気づいでたけど、教えだくなかった。
    あんまり妬ましくて。ごめんなんしょ。わだす、
    嫌なおなごだべなあ。



八重) わだすだって。妬ましかった。時尾さんがご
    右筆に選ばれで、わだすのほうがお役にたづ
    のにって、うぬぼれでいだ。



ユキ) 八重姉様~時尾姉様~喧嘩はなりませぬ。
八重) え?
ユキ) 仲良しのお二人が、争ってはなりませぬ!
    あれ? 果し合いはもう終わったのがし?
時尾) どういうごとだ?
ユキ) 薙刀で決闘してるって、
    おば様から聞いたけんじょ。
八重) ユキさん。おっか様にまんまと担がれたな。
時尾) なーんて恰好。
ユキ) ああ~もう~なじょやってんだべえ。



八重) 時尾さんになんかあったら、
    いづでもお城さ飛んでいぐから。
時尾) 鉄砲かついで?
八重) うん。友達だもの。うふふ。
    やだ、笑いすぎて涙が・・・
時尾) わだすも・・・

ユキ) 笑ってんだか泣いてんだか、
    姉さまだち、天気雨みで。


**********

うら) 後添えというのは、なじょなものでしょう?
佐久) なんでも、御縁だから。





佐久) 今回も、縁談はないようだ・・・
うら) はい・・・



**********

八重) まだ、お仕事ですか?
尚之介) ええ。あと少し。
八重) 新式銃はなじょな具合です?
尚之介) ここを直したら、ずんとよくなりました。
     これなら、ずっと使いやすくなる。
八重) どれ。
尚之介) ほら、ここです。




八重) あ・・・
尚之介) あ・・・

**********

尚之介) 仕掛けはほぼ出来上がりました。これ
     ならゲベールの3倍は早く撃てる。後は
     精度を上げて、数を多く作ることですが、
     それには藩の後押しが要ります。
八重) きっと、認めでいただけます。洋式銃が
    優れているごどは、今では子供でも知っ
    ているんですから。
尚之介) ええ。ただ・・・
     私から願い出ることは、出来んので。
八重) あ・・・
尚之介) 仕官などどうでもよいと思ってきました。
     でもそれは、覚馬さんがいればこそで。
八重) 申し訳ねえです。
尚之介) いや、八重さんがあやまることでは。
八重) せめでわだすが、
    撃ぢがたをご披露できればいいのですが。
尚之介) 八重さんなら、百発百中ですからね。



**********

尚之介) 3倍の速さで撃つことができれば、兵が
     3倍いるのと同じだ! こんな容易い算術
     が何故わからんのだ!




八重) もうやめてくなんしょ。
    銃身があづくなって危ねえ。
尚之介) この銃は必ず会津の役に立つ。それな
     のに、碌に評議もなさらずにお取下げだ。
     わからずやどもが!




八重) あんつぁまも同じでした。
    何を言っても聞いでいただけず、禁則の御

    処分も受けやした。会津は頑固で、容易く
    は動かないけんじょ、あぎらめではなりま
    せぬ。みどめでいただけるまで、何度でも
    何度でも、作り直すべ。わだすが、わだす
    がずっと、お手伝いいたしやす。
尚之介) 八重さん。
八重) はい。
尚之介) ありがとう。


**********



新島) さらばニッポン。窮屈な私の国。

**********

メインの「池田屋事件」は、さすがの迫力でした。
新撰組が恐れられたわけだと合点がいきます。
そして、会津と長州が敵となる、これが大元にな
ったんだなあと。とはいえ・・・京都守護職をやめ
られなかったからには、いずれ、衝突せずには
いられなかったような気もしますが・・・。

歴史の流れは、歴史が得意な人に任せるとして、
私は八重目線の世界を追っているわけですが。
せっかくの縁談がきても、八重はマイペースで。
まるで、チャップリンのようなちょび髭顔になって
なおキュートに見えるのが、綾瀬はるかの凄さ。

恋愛オンチに見えた八重も、尚之介を意識する
ようになった模様。指先が触れて・・・と、まさに
王道のラブストーリーのようじゃないですか!
二人の距離が近づいて、少しずつ親しみが増し
ていく様子が、丁寧に描かれているのがいいで
す。そして、そんな二人を見せておいて、ここで
さらに未来の夫の姿を出してくるのが・・・憎いw


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