「息もできない夏」 | 日々のダダ漏れ

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 違法にしたほうがよいもの ブログネタ:違法にしたほうがよいもの 参加中

違法にしたほうがいいというか、既に違法だと思うのは、
女性の半年間の再婚禁止と、いわゆる300日問題とさ
れる、民法772条。子供のためという名目で、女性だけ
が不利益を強いられるのはおかしいと思うし、半年間
再婚禁止とするなら、男女共に禁止すればいいと思う。
法律が現実、親の意思を無視して、勝手に子供の戸
籍を決めてしまうのはおかしいし、無戸籍の人間を作
りだしてしまう、法環境は間違ってるのではないかと。

このドラマで、たくさんの人に現在の理不尽な実体が
知られることによって、法律が改正される事を願って。


息もできない夏

 

ある日突然、『無戸籍』という自らの過酷な運命を知ら
された少女と、贖罪(しょくざい)を背負いながら生きる
男。世界から見離され、息を潜めるように暮らす孤独
な二人が出会う時、運命の歯車が静かに動き始める。

 

武井咲 × 江口洋介でおくる、愛に傷つき、愛
に裏切られ、それでも愛を求める、さまよえる
魂たちの、この夏最も切ない衝撃の物語!

 
 
DVをはじめ、さまざまな理由から前夫との協議離婚が
長引き、やっとの思いで離婚をしてから現在の夫との
間で子供が生まれても、もし子供の誕生が前夫との離
婚後300日以内の場合、遺伝子上は現在の夫との子供
でも、前夫の戸籍に入らなくてはならないという民法第
772条。現代社会との大きな乖離(かいり)があるものの
110年もの間改正されてこなかったこの法律により、母
親が出生届を出さず、戸籍を持たない人間として育つ
『無国籍児』が、事実としてこの国には存在しています。


●相関図

 


暗く深刻になりそうな設定なのだけれど、主人公の玲
が明るく素直な女の子で、武井咲さんが爽やかに演
じているところが、救いです。浅田美代子演じる祖母
(若すぎておばあちゃんに見えない!w)に疎まれて
いるようだし、会社の仲間にも苛められそうな雰囲気
だし、彼女の身に起こるだろう困難を予想すると辛く
なるから。玲とワケありの男・樹山龍一郎(江口洋介)
がどう絡んでいくのか、問題の解決方法はあるのか、
今、困難な立場にいる人の助けになるようなドラマに
なることを願います。知らないだけで、この世の中に
は、様々な問題が潜んでいるんだなあと。でも、知る
ことは知らないよりずっといい。未来を変えるために。
当たり前だと思っていることは、当たり前じゃないこと
かもしれないと気づくことが、最初の一歩になるから。

 
冒頭の玲のナレーションの言葉

 

あなたが当たり前だと思っていること。
当たり前に持っているもの。
それが、手に入れられない人達がいます。
その人達にとって、あなたの当たり前の生活は、
とても幸せな日々に見える。
あなたが生まれて、この世に存在すること。
それだけで、可能性や未来は、
どこまでも広がっている。
だからこそ、もっと欲張っていい。
もっとやりたいことをやればいい。
もしあなたに今、生きているという実感がないなら、
それは、生きているとはいえない。
当たり前がどんなに幸せなことなのか、
どうか、気づいてください。
そしていつまでも、未来を見て、歩いてください。



●「息もできない夏」HP

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「息もできない夏」
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