ブログネタ：もし休みが月1だったら、その日何する？ 参加中もし休みが月１だったら・・・やらなきゃいけないことがたま
っていそうだから、家事やら買い物やら、雑事を便利屋さ
んに頼んで（月１しか休みがないくらいなら、給料はもらっ
てるはずだし）思いっきり寝てる・・・かも。好きな音楽をか
けて、睡眠三昧したいと・・・思うはず。
なーんて、興味あるけど、実際には見たことがないのが、
「便利屋」さん。一体どこにいるんだろうって感じ。そんな
便利屋を主人公にした小説が「まほろ駅前多田便利軒」。
まほろ駅前多田便利軒 三浦しをん
第135回（平成18年度上半期）直木賞受賞作。
東京のはずれに位置する「まほろ市」に駅前にある
便利屋「多田便利軒」に舞いこむ依頼は、どこかき
な臭い。多田と行天コンビの魅力満点の連作集！
小説を読んでいくと、「まほろ市」によく似た街をすぐに
思い浮かべることができて、いつもより、感情移入しや
すい小説でした。マンガ版 「まほろ駅前多田便利軒」
の連載を先に読んで、内容を知っていたせいですが。
映画化も決まって、瑛太と松田龍平が出ることも知っ
ていたけど、どちらがどの役なのかは気にしてなくて。
それなら、この機会に、小説を読みながらどちらが多
田に、行天にキャスティングされているのか、当てて
みようと思って。二人の役者のタイプは知っているし。
小説を読み終わってから、映画の配役を見たら・・・
見事ハズレました(＠_＠;) そうくるか！って感じ！！
二人が入れ替わっても、それらしく演じられる二人だ
とは思うけど。小説を読んでイメージしていたのとは
違うわけで、おかげで、映画を観て確かめたくなりま
した！こんな楽しみ方はなかなかできないものだし。
ちなみに、漫画の方は小説のイメージ通りでした。漫
画のイメージがちょっと脳内イメージに作用していた
かもしれないとも思うけれど、それもまた面白いかと。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
●こちらが、コミックス版の表紙↓
どちらがどちらか、想像してみましょう♪
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
小説は、さすが三浦しをん！と思わせる文章力で、期
待していた以上に面白くて。さすがだなあと。それとい
うのも実は「題名」に魅力を感じず、読む気になれずに
いた本だったから（しをんさん、ごめんなさ～い）。読ん
でみたら・・・うわっやられた！って感じで脱帽でした。
「まほろ市」の「まほろ」という響きが、「まほろば」や「ま
ぼろし」を彷彿させて、そういう意図もあるんだろうなと
ニヤリとしてしまいました。作者の、「まほろ市」への思
いが感じられて。なぜなら、私もまた、「まほろ市」への
愛着を感じていて、今後もさらに好きになりそうだから。
今度こそ多田は、はっきりと言うことができる。
幸福は再生する、と。
形を変え、さまざまな姿で、
それを求めるひとたちのところへ何度でも、
そっと訪れてくるのだ。
（小説より）
●映画「まほろ駅前多田便利軒」公式サイト
「まほろ駅前多田便利軒」関連ブログ↓
「多田便利軒」の楽しみ方
第１話 「プロレスラー代行、請け負います」
第２話 「麗しのカラオケモデル、探します」
第３話 「キャバ嬢ストーカー、捕まえます」
第４話 「秘密の蝋人形、引き取ります」
第５話 「ややこしい過去の整理は、お断り致します」
第６話 「出会い系サクラの恋、手伝います」
第７話 「廃棄拳銃、引き取ります」
第８話 「恋敵の婚約指輪、隠します」
第９話 「クソ可愛いまほろＪＫ、ボディガードします」
第10話 「まほろＪＫの友情、つながせてもらいます」
第11話 「美人未亡人の依頼、何でもやります」
第12話 「まほろ駅前多田便利軒、廃業します」
「まほろ駅前番外地」 再放送！
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