みなさま、お疲れ様です。

 

カウンセラー鑑定士の諒です。

 

もう明日から5月に突入し、もうすでにゴールデンウィークに入られている方もおられるとは思いますが、いかがお過ごしでしょうか。

 

 

さて、今日は、「テクノストレス」についてご紹介します。

 

テクノストレスとはストレスによってコンピューターなどとの関係が崩れた時に生じる病気の総称です。そして問題となるテクノストレスで発生する症状の1つに人との会話が無価値に見えてしまうことがあります。

 

数年前に開催された全米心理学会では、インターネット利用者の1割近くがネット依存症に陥っているという報告がありました。アメリカの心理学者クレイグ・ブロードは主にコンピュータ関連の仕事に従事している人々にテクノストレスが見られると警鐘を鳴らしています。

 

テクノストレスとは、どんなものでしょうか。それには主に2つあります。

1つ目はわかりにくい取扱説明書を見て恐怖に取りつかれたり、ひそかにコンピューター教室に通うパソコン恐怖症です。これは中高年の管理職に多い傾向です。

2つ目はコンピューター過剰適応型=依存症(テクノセンタートタイプ)があります。

1日中パソコンの画面に向かっていますと、通常は漠然とした無気力感と消耗感を感じ、ストレスを発散したくなりますが、コンピューターの二進法的な発想に同化しすぎると、その状況に不自然に適応してしまうのです。対人関係が苦手な社員が陥りやすい症状です。あなたの周りにも「パソコンおたく」などと呼ばれている同僚や知人が一人くらいいるのではないでしょうか。

コンピューターの返答は正確、迅速、的確ですが、そうしたコミュニケーションに慣れてしまうと、同僚や夫婦、あるいは子供たちなどとの会話がひどく冗長で、とりとめがなく、無価値なものと思うようになってしまいます。それが原因で職場や家庭の人間関係が崩壊したというケースも数多く報告されています。

確かに日々交わされる何気ない会話は一見ムダが多いように見えますが、そこにはとても大事な感情の交流があります。こうしたやり取りをし合えることこそが人間であることの証明です。

 

あなたは最近、同僚や家族との会話が煩わしくなったり、人間関係に興味がなくなったりはしていませんか。

 

 

さて、いかがでしたでしょうか。

 

それでは、ピカレスクでお待ちしております。