恋愛シュミレーションゲーム「ときめきピグスベル」♪
やぁピグミャンだよ
今日は恋愛シュミレーションゲーム
ときめきピグスベル
で遊ぼう~っ
このゲームは・・・今読んでいるみんなが
主人公の男の子になりきって台詞や行動を選んで・・・
最終的に女の子と恋人同士になれたらクリアーだよ
ルールは簡単・・・
順番に読み進めて行って・・・
の選択肢が出てきたらどれか一つを選んで・・・
そこに書いてある【数字】の所まで飛んで続きを読んでね
さぁて・・・
みんなは恋人同士になれるかな
それじゃあ・・・
スタート
※※※※※※※※※※※※※※※
俺はどこにでもいる高校2年の男子。
もうすぐバレンタインデーだって世間は大騒ぎしてるけど
今年も特に何もないまま終わるのかなぁ・・・。
いや・・・今年こそはバレンタインまでに彼女を作るぞ!
・・・ってな妄想してたら遅刻ギリギリ!!
俺は猛ダッシュで学校に向かって走っている。
あぁ~あ・・・
漫画みたいに曲がり角から女の子が飛び出て来て
そこからロマンスが始まったり・・・
なんてことがあるわけな・・・
ピグミャン 「遅刻遅刻~っ!」
漫画みたいに曲がり角から女の子が飛び出て来て
そこからロマンスが始まったり・・・
なんてことが・・・あったぁ~!!!
ピグミャン 「痛たたた・・・」
・・・って俺の位置からだと・・・この角度・・・
スカートの中が・・・見え・・・!?
ここはさりげなく・・・チラっと見ちゃえ! →
へ
ダメだダメだ!
転んでる女の子のスカートの中を見るなんて俺には出来ない!
俺は目をそらして、女の子に声をかけた。
俺 「大丈夫かい?それより足下気をつけてね」→へ
女の子だからって急に飛び出してくるとは・・・許せん!
俺 「急に飛び出しやがって~覚悟しやがれ~っ!」 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「もう~どこ見てるの~!」
俺 「いや・・・あの・・・不可抗力って言うかなんて言うか・・・
あっ・・・ヤバイ・・・遅刻しちゃう!」
-キーンコーンカーンコーン-
やれやれ・・・なんとか学校の授業には間に合ったけど・・・
朝から女の子に嫌われちゃったな。
まぁでも・・・ある意味ラッキーっちゃラッキ・・・
先生 「転校生のピグミャンです。
そうだな~席は彼の隣だ」
俺 「あ、朝の・・・!」
ピグミャン 「あ、朝の~っ!ぷいっ!」
まさか朝のあの子が転校生で、俺の隣の席になるなんて・・・
一言言っておいた方がいいかなぁ・・・
俺 「朝のアレはごめん・・・でも結構可愛いパン・・・テ・・・」 →
へ
俺 「朝のアレはごめん・・・明日もよろしく!」 →
へ
いや・・・ここはまだ余計なことを言わない方が良いな。
チャンスがあったら誠実さを示して信用挽回しよう。 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「ありがとう・・・君って・・・やさしいんだね」
俺 「いや・・・それほどでも・・・
・・・んっ!?・・・やばっ遅刻しちゃう!」
-キーンコーンカーンコーン-
やれやれなんとか学校の授業には間に合ったけど・・・
それにしても「やさしい」なんて言われちまったたぜぃ・・・ムフフフフ♪
名前くらい聞いておくんだったな・・・
また会えないかなぁ・・・
先生 「転校生のピグミャンです。
そうだな~席は彼の隣だ」
俺 「あ、朝の・・・!」
ピグミャン 「あ、朝の・・・今日からよろしくね」
ま・・・まさか朝のあの子が転校生で俺の隣の席になるなんて・・・
これはまさか運命・・・!? →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン「ピグミャンパ~ンチ」
俺「わぁぁぁぁぁぁ~っ!!!」
俺は宇宙の彼方へ飛ばされた。
そして二度と地球に戻ることはなかった・・・。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
やべぇ・・・何馬鹿なこと言ってんだ、俺・・・。
ピグミャン「よろしくって何のこと?」
俺 「もちろんパン・・・チ・・・」 →
へ
俺 「決まってるだろう!フフフ・・・見てしまったからには・・・
貴様はワシの嫁になるしかないのだ!ぐはははは!」 →へ
俺 「も・・・もちろん明日からもクラスメイトとしてよろしくってことさ」 →
へ
※※※※※※※※※※※※※※※
先生 「じゃあこの問題を・・・はい、ピグミャン」
ピグミャン 「えっ・・・と・・・」
あっ・・・もしかしてピグミャン・・・
転校初日だから授業についていけてないんじゃないのか・・・!?
ここで俺が助け舟を出したら・・・
一気に好感度アップのチャ~ンス!
でも・・・ピグミャンに気を取られてて俺も授業聞いてなかった!
どうする?どうする?
こうなったら当てずっぽうだ!
俺 「鎌倉幕府を作ったのは源頼朝だよ」 →へ
何もしない →
へ
小さな声で・・・
俺 「I LOVE YOU」 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「・・・ぷいっ!」
俺、またやらかした~っ!!!
ホント馬鹿だな・・・いつもこうやって暴走して・・・。
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン「うん・・・分かった・・・よろしくね」
そっか・・・転校生って最初知り合いいなくて心細いんだろうな・・・
ここは信用を回復するチャンス! →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「鎌倉幕府は源頼朝が作りました」
先生 「確かに・・・そうだ!だが・・・今は英語の時間だが・・・」
クラスメイト達 「わはははははっ!」
やべ~恥じかかせちまった・・・
ピグミャン 「ありがとう・・・早くクラスのみんなと打ち解けられるように
わざと面白い答え教えてくれたんだね」
俺 「う・・・うん・・・そうだよ・・・」
なんか良い解釈されてる~っ!→へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「分かりません」
先生 「そうだな、まだそこはピグミャンの学校では
習ってなかった箇所だな、すまんすまん」
俺ったら・・・意気地なし・・・。
女の子が困ってるのに何も出来ないなんて・・・
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
あれ・・・何言ってんだ、俺・・・。
どさくさにまぎれて告白しちまった・・・。
ピグミャン 「I LOVE YOU」
先生 「正解!Who do you like?の答えとして
選択肢の中で適切なのはI Love You・・・」
危ねぇ~!!!
偶然英語の解答と一緒で助かったぁ・・・。
ピグミャン 「ありがとっ♪」
俺 「う・・・うん・・・」→へ
※※※※※※※※※※※※※※※
-そんなかんだで放課後-
あの子が教室に残って勉強してる・・・
そうか・・・!
この学校の授業についていけるように復習してるんだな、きっと。
それにしても・・・こんなチャンスはめったにないぞ・・・!
俺 「あのさ・・・」
ピグミャン 「なぁに?」
俺 「朝チラッと見たピンクの・・・似合ってたね」 →
へ
俺 「なんでもない、じゃあな」 →
へ
俺 「勉強頑張ってるね、終わったら是非校内を案内させてよ」 →
へ
※※※※※※※※※※※※※※※
俺の意気地なし・・・!
次の日も、その次の日もチャンスはなく・・・
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「うん!今ちょうど復習終わった所だから・・・
ぜひお願いします♪」
かくして俺は・・・
転校生ピグミャンに学校の案内をすることになった。
1日でこんなに2人の仲が進展するなんて・・・♪
俺 「ここが屋上・・・ここが図書室・・・ここが体育館・・・
プールではいつもは水泳部が泳いでる・・・って当たり前か」
ピグミャン 「今日は遅いからもう誰もいないね」
俺 「うん、誰もいな・・・」
誰もいないだと!?
・・・ってことは二人きり!!!!!
このシチュエーションはまさかの告白チャンス!?
このチャンスを逃したらおそらくバレンタインデーまで何もないだろう。
勇気をふりしぼって・・・頑張れ、俺・・・!
俺 「あのさ・・・」
ピグミャン 「なぁに?」
俺 「突然だって思うかも知れないけど・・・」
俺 「好きです!」 →
へ
俺 「I LOVE YOU」 →
へ
俺 「フフフ・・・ピグずきんちゃん・・・
俺の正体は狼だよ~ガオ~ッ!」 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「えっ・・・ウソ・・・?」
俺 「ウソじゃないさ。朝・・・見た時から・・・」
ピグミャン 「朝・・・何を見た時から・・・?」
俺 「君を見た時から!」 →
へ
俺 「スカートの中を見た時から!」 →
俺 「鏡に映る自分を見た時から!」 →
へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン「あぁ、今日の英語の授業で習った言葉だよね♪」
あれ・・・?別の解釈してるみたいだぞ・・・
でもこのままだと・・・告白のキッカケが生まれない・・・!
俺 「英語のことだったら英語博士と
呼ばれる俺に何でも聞いてくれたまえ!」 →へ
俺 「違う、I LOVE YOUは俺の本心なんだ」 →
へ
う~む・・・今日はいったん仕切り直しだ。
俺 「GO HOME!」 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「そっか・・・嬉しいけど・・・
返事は・・・待ってもらえる?」
そりゃ・・・そうだよな。
転校初日に告白されてもなぁ。
俺 「分かった・・・じゃあ、またね!」
ピグミャン 「じゃあ、またね!」
せっかくのチャンスも無駄だったかぁ・・・
こうしてバレンタインデーまで
いつも通りの毎日が続いて・・・
・・・ん???
・・・あの黄色い物体は・・・
バナナの皮!?
彼女の向かった足下にバナナの皮が!!!!!
マズい・・・どうやら気づいてないぞ!
女子の生すべりが見れるかも知れないぞ、ラッキー♪ →
へ
言いたかったけど言う機会が無かったあの台詞
「そんなバナナ!」を言う絶好のチャンス♪ →へ
俺が代わりにバナナの皮ですべる!!! →
へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン「そっか・・・自分が好きなんだね・・・」
俺 「ハハハ!俺、最高!じゃあ、またね」
ピグミャン 「じゃあ、またね」
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
・・・って俺英語「1」なのに何言ってんだ!
ピグミャン 「ありがとう、じゃあ今度分からないトコあったら聞くね
それじゃあ、また!」
俺 「うん、じゃあまた!」
そして数日後にウソがバレて・・・
俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「ツル~っ!!!」
俺 「そんなバナナ!」
ピグミャン 「もう~誰ですかこんな所にバナナの皮を置いたのは~っ!」
俺 「俺、俺~っ!」
ピグミャン「ぷいっ!」
当然ながら・・・
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
俺 「ツル~っ!!!!!」
ドスン!!!
ピグミャン 「だ・・・大丈夫・・・?」
俺 「このくらい何ともな・・・ガクっ・・・」
ピグミャン 「いやぁぁぁぁぁ~っ!!!!!」
・・・・
・・・
アレ・・・ここどこだろう?
女の子の部屋・・・!?
ピグミャン 「あっ・・・やっと起きたね♪」
俺 「アレ・・・俺、バナナの皮ですべってそのまま気を失って・・・」
ピグミャン 「うん、倒れてたからお家に運んだの・・・」
俺 「俺ってカッコわるいよな・・・なんか空回りばかりで・・・」
ピグミャン 「そんなこと・・・ないよ・・・
助けてくれて・・・ありがとう・・・
そう、さっきの返事だけど・・・やっぱり今伝えるね」
俺 「ゴクリ・・・」
ピグミャン 「・・・ごめん」
俺 「うわぁぁぁぁ~っ!!!!
こうなったらヤケになって
バナナの皮すべりだ~っ!!!!!」 →へ
俺「ははは、ウソウソ。さっきの好きってのは冗談!
本気にした?これだから田舎モンは困るなぁ~」 →へ
俺「そうか・・・君が出した決断なら仕方ないね・・・
でもしばらくは好きでいてもいいかな?」 →へ
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「そっか・・・転校したばかりで何も分からなくて
勘違いしちゃった・・・ごめんね・・・」
俺 「じゃ俺帰るわ」
俺・・・本心と逆のこと言うなんて・・・はぁ・・・ダメだこりゃ・・・。
数日後、俺はひとり寂しいバレンタインデーを迎えましたとさ。
-GAME OVER-
※※※※※※※※※※※※※※※
ピグミャン 「違うの!最後まで聞いて!
ピグミャンの足下にはよくバナナの皮が落ちてるから
だから・・・これから二人が付き合って行く中で・・・
またバナナの皮ですべらせることに
なっちゃったら ”ごめん” って意味!」
俺 「・・・ってことは・・・!?」
ピグミャン 「これからよろしくね♪」
俺 「・・・よろしく♪」
ピグミャン 「あっ・・・!」
俺 「何・・・?」
ピグミャン「そこ・・・バナナの皮・・・!!!」
俺 「言うのが遅・・・ツル~っ!!!」
ピグミャン 「あちゃぁ~」
そして俺は転校生のピグミャンと付き合うことになり・・・
最高のバレンタインデーを迎えましたとさ♪
HOPPE END
※※※※※※※※※※※※※※※
さぁて・・・
みんなは恋人同士になれたかな
なれなかった人は・・・
CONTINUE