川べりにて | 燕国 我流育児

川べりにて

坊とお散歩途中、

川べりで楽しそうになにやらやっているおじさんに出会いました。

 

北京・夏の風物詩、腹出しスタイルです。笑

 



 

魚釣りではなさそうです。

小さな小枝を振り回しています。

  


立ち止まりちょっと見物していると

おじさんはアタシ達に気付き、

笑いながら手に持っているものを差し出しました。

 


  

 

拡大!!
 

 

 

トンボだーーー!!

 

このおじさん、

トンボを捕っていたのでした。

 

 

細い枝に紐をくくりつけ、紐の先には生きたトンボを結び、

その枝を振り回します。

しばらくするとその辺を飛んでいるトンボが

交尾のためか、雄同士の縄張り争いなのか

おとりのトンボに飛びつきます。

おじさんはそのトンボを次々と捕獲しているのでした。

 

感心してみているとおじさんは

「一匹あげるよ」

とトンボをくれました。

 

「イラナイヨーーー!」

と言いたかったのですが、

あまりにもおじさんの笑顔が楽しそうで

ついつい受け取ってしまいました。

 

 

アタシは昆虫の腹が非常に苦手・・。

腹をグイーーーーッとまげると

手に触れそうで心臓バコバコ。

  

でもちょっと坊の反応を見てみたくて、

頑張って坊に近づけてみました。

 

 

 

犬を見つけたときほどの興奮なし。(坊は犬好き)

虫に興味を持ち始めるのはまだまだ先のことかな。

 


おじさんにこのトンボを捕ってどうするのかと聞いてみると

ただ遊ぶだけ、とのこと。

なんだ~。てっきり食べるのかと思いました。

 


中国人のこのゆる~い感じに遊ぶ姿、

アタシは結構好きだなあ・・。