ギタリストへの道その7-3 ~メインギターを選ぶ~ | PIMrecords代表のブログ

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こんにちは。代表ピエールです。

台風一過の連休はいい天気ですねえ。


では前回の記事でご紹介したPRSの正解を発表します!

正解は… 


PRS1 → SE 6万5千円

PRS2 → 本家 40万円


分かりましたか?

僕にはわかりません。ファイル名間違えないようにメモったぐらいですw

ド頭のクランチはボリュームしぼってるんですが、SEのほうがいい音してる気もするほど。

まあ弾き方もあるんですが。


ただ、アンシミュじゃなくて本物のアンプに通すと少し差が出ます。

木が鳴ってる感じとか。

ブリッジミュートするとサステインの最後の響き方が違います。

まあこれはギターよりアンシミュの性能の部分のほうが大きいのですが。

あと前音には出ませんが、左手を伝わってくるギター自体の響きは全然違います。

弾いてて気持ちいいのは圧倒的に本家。


でもね。

僕はその気持ち良さのためにローンを組んで40万の本家を買うくらいなら、

そのお金を使って沢山バンド仲間と飲みに行って、美味しいもの食べて、綺麗な景色見て、いっぱい練習して、心を豊かにして、そしてライブのステージで会心の演奏をして気持ち良くなったほうがいいと思います。


楽器なんてただの道具ですから。

価格とクオリティは比例しないんです。

これは資本主義の常識。


そしてギターを選ぶ際に最近思うことをもう一つ。

フェンダーやギブソンはいい楽器です。僕も使っています。

ただ、正直もう設計が古い。


録音機材やPA機材は恐ろしく進化して、もの凄くクリアに集音します。

昔ならアナログならではのクロストークなんかもありましたが、今はほんと丸裸。

DTMの発達で打ち込みと一緒に演奏することも多い。


するとギターのチューニングの甘さがすごく目立ってしまうんです。

ギターは楽器の構造上、もの凄く音痴です。低音弦のハイポジとかもうひどいもんです。


ギターの上手い人は知らないうちに、少しチョーキングしたり強めに押さえたりしながら弾いてます。

じゃないと音が濁るので。


古い設計のギターはこまめに調整しないと本当にヒドイもんです。

僕も色々調べたり挑戦したりしましたが、素人には限界があります。

特にネックとフレットあたりの調整は無理です。

なのでもうあきらめて定期的にリペアショップに持ち込むようにしています。


初めてPRSを弾いた時になんて音程の安定したギターなんだろうと思いました。

もちろんテレキャスターみたいに暴れたリフを弾いてて気持ちいい楽器もありますが、打ち込み主体の曲に合わせる場合はチューニングが不安定すぎます。

枯れた雰囲気を出すには、アンプやケーブル、エフェクターなどでいくらでも補えます。

新しくしっかり調整されたギターは安定度が違います。

やっぱりもっともっとエレキギターは進化して行って欲しいですね。


ただ、見た目やデザインはやっぱりフェンダーとギブソンがいいんだよなぁ…。PRSもまあカッコいいんやけど、なんかこうオッサンぽいとゆうか。


ま、ぼくもうオッサンなんですけどねー!!


ではではまた次回。