前回の記事でReCycleを買うかどうか云々という記事を
書きましたが、結局ReCycleを購入しました。


理由はやはりテンポ検出とスライス数のコントロール、
そしてREX化の際の微調整の問題です。


どうせならこの際手持ちのループに出来そうなものを
Stylusで使えるように数百個単位でREX化しようと思い、
それをやる上でいちいち1小節分のテンポ検出の手作業が面倒だったのと、
スライス部分の微妙なズレを補正するのは
ReCycleなしではやっていく中でかなり面倒くさいということに気づきました。


ReasonでチマチマREX化していたのですが、
やっているうちに上の画像のように微妙にスライス位置が合わなかったり、
小数点以下が微妙に違ってテンポの合わないもの があることに気づき、
端的にまとめると細かい微調整が出来ない点に
「これは面倒くさい…」と思ったわけです。


テンポは小数点第3位まで検出。

どうせ死ぬまで音楽をやるのだし、
テクノ、ハウス、ミニマル、トランス、ブレイクビーツ、
ヒップホップ、ダブステップやEDMなどエレクトロミュージック全般を
作る上で強力なツールなので、
100ドルの割引が生きていたこともあって購入しました。



REX化に際してスライスポイントの増減や微調整、
エンベロープ、トランジェント、4バンドの簡易EQがあり、
Reasonで行うよりも出来ることは多いです。

たくさん行うときに一番便利なのは
ループの正確なテンポがわからないときに
「Bar」の部分に小節数を入れると一発でテンポが出てくるのと
スライス位置の微調整が大きな画面で行えることです。


これで音楽製作の幅がまた一つ広がりました。
オリジナルのループ素材をStylusで使うことでかなり楽しめそうです。

ReasonだけでもREX化は可能ですが、
あくまで簡易的に出来るだけなので、
微調整がしたいならやはりRecycleがあったほうがずっと便利です。


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