VIENNA SYMPHONIC LIBRARYのVIENNA RECORDERSを導入した。


仕事でリコーダーのみを使ったBGMのお仕事を頂いたのだが、
「あれ?もしかしてリコーダーの本格音源って持っていないのでは?」
と気づき急遽購入。



リコーダーはほかの木管楽器同様に種類が豊富です。


リコーダーは私の中ではどちらかというと日陰者で
今までそれほど突っ込んで作曲で使ってこなかった。


バロック時代において花形楽器だったリコーダーは
テレマン、ヘンデル、ヴィヴァルディーなどが優れた作品を残しているし、
バッハのブランデンブルグ協奏曲にも登場するので、
コンサートで見かけることもある。


しかし古典派以降はすっかり廃れて、
誰もが知っている楽器であるにも拘わらず、
ヴァイオリンやピアノやギターなどに比べると
作曲の世界ではどちらかというとマイナーが楽器になってしまった。


ソフト音源の世界でもギターやドラムなどには専用音源が多数あるのに
リコーダー専用音源はほとんどない。



VIENNA RECORDERS

VIENNA RECORDERSはつい最近リリースされたばかりの
リコーダー専用のソフト音源だが、
探してみたところほかに本格的なリコーダーのVSTは見つけることが出来なかったので、
VIENNAなら間違いないと思い、値段的な意味で少し迷ったものの思い切って購入。


リコーダーの音色自体は手持ちのハード音源にも入っているし、
総合音源系のソフト音源にも収録されている。


最近買ったERA MEDIEVAL LEGENDSには
ちゃんとソプラノ、アルト、テノール、バスの分類があって、
これでもいいかな…?と思ったのだが、
最も低いグレートバスリコーダーがないこと、
音色の方向性がERAの特徴にあるように古楽器系であること、
加えて奏法や音色のサンプリングの丁寧さに不満があって、
結局はVIENNAに。



ERA MEDIEVAL LEGENDS


VIENNA RECORDERSにはなぜかバスリコーダーがないのだが、
グレートバスで代用出来るし、
結構気に入ってVIENNA RECORDERSを使っている。


かわいい感じの曲調ではBGMで出番があるし、
今後も活躍しそうな音源だ。



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