タイのナンバープレート事情 | KhonKaen徒然日記

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少々早めのリタイヤを決断。タイ人女房とのイサーンの日常をお伝え出来ればと思います。


サワディクラップ!!


本日もKAZのブログにお越し下さいまして有難う御座います!!


KAZのブログ仲間の「E氏」が日本で新車を購入されて「希望ナンバープレート」で悩まれていましたので本日は「甥っ子の訪タイ日記」をお休みしましてタイのナンバープレート事情の記事を書かせて頂きます。


実はタイでも「希望ナンバープレート制度」が有ります(驚)


と、その話しの前にタイのナンバープレートの状況のお話しを・・・


日本ではナンバープレートは自動車そのものに付いて来るもの・・・ですよね。

基本的には自動車を新車で購入した場合には新しいナンバープレートが交付される。


また中古車で購入した場合には旧所有者が居住していた管轄陸運事務所と新所有者が居住する管轄陸運事務所が変わる場合にはやはり新しいナンバープレートが交付される。


すなわち、日本のナンバープレートは「自動車」、「使用者」、更に「使用者の居住地」が変わればナンバープレートが変わると云う訳ですよね。


さて、此方タイでは・・・・ナンバープレートは本人が望めば・・・・「一生モノ」です(笑)


本人が望みさえすれば・・・・自動車を買い替えても(自家用、商用、旅客用等々車種区分が変わる場合は無理ですが)ナンバープレートはそのまま使用する事が可能。


すなわち・・・前の車から外して新しい車に付け替えて使用する事が可能です。


更に・・・居住地に関係なくタイ国内どこの陸運事務所のナンバーを付ける事も可能(汗)


KAZが住んでいるのはコンケン県と云う県ですが此処でバンコクの番号でもプーケットの番号でも付ける事が可能です。(但しその県まで出向かなければなりませんが・・・)


更に、更に・・・・ナンバープレートの売買が可能(笑)


要は一度交付されて既に自動車に付いてしまっている番号でも交渉によりその番号を譲って貰う事が可能(汗)

街中で自分の好きな番号の車を見つけた時にその車の所有者と交渉してその番号を譲り受けて自分の車に付ける事が出来ると言う事です。


勿論タイには毎年「車検制度」も有りますし「自賠責保険制度」も有ります。

日本で言うところの「車検証」はとても大切な書類でその自動車が初年度登録された時からの所有者、ナンバープレート、自動車税&自賠責保険の納付状況、等々それなりに詳細に記載されています。


そんな感じですのでタイのナンバープレートが決して「いい加減」という訳では有りませんが・・・・日本のそれに比べますとやはり甘いと云うか自由度が高いと云うか・・・(笑)


そしてタイの「希望ナンバー制度」ですが・・・・


まず、タイのナンバープレートには3種類のナンバープレートが有ります。


一番多い所謂「普通」のナンバープレートは自家用車の場合には白地に黒文字のナンバープレート。


これは日本と同様に日々順番に交付されるナンバープレートです。


通常はその車を購入した県の陸運事務所で発行して貰うためにその県の名前が記載されています。(勿論他県で登録する事も可能です)


そして次に「希望ナンバープレート」


このナンバープレートは白地ではなく各県のオリジナルの絵が書かれています(笑)


例えばバンコクだとチャオプラヤー川に浮かぶ船とかワットアルンの様子とかプーケットだと海と椰子の木の絵とか・・・・県ごとになかなか面白い絵柄になっています。


そして・・・この希望ナンバープレートは日本のそれと違い金額がピンキリ(驚)


日本でしたら「1」とか「7777」と云った人気番号も同じ手数料を払えば(抽選の有無は有りますが)付ける事が可能ですがタイでは人気の番号になるにつれ販売価格が上がるという仕組みです。


しかもその希望ナンバープレートの販売は年に一度で丁度今頃の時期です。


但し・・・・実際には最近では国(各陸運事務所)から販売されたナンバープレートは自動車ディーラーや中古車屋、更にはナンバープレート専門の仲介業者が購入していて保管。

ナンバーを買いたい人はそのような業者さん経由で購入するような感じみたいです。


更にもう一つのナンバープレートは・・・・「仮ナンバー」


赤地に黒文字のナンバープレートです。


タイでは現金で新車を購入したらその場で乗って帰る事が可能(驚)


その際にはこの「仮ナンバー」を付けて走って帰るという事になります。


ローンで購入した場合にもナンバープレートの交付が間に合わなければ(例えば希望ナンバーのの為に探すのに時間が掛かるとか)ローンの査定が済めばこの仮ナンバーで乗り回すことが可能です。


但しこの仮ナンバーは制約があり本来は「他県には出れない」「夜間の運用は出来ない」「毎日専用の書類に運行記録を記載する」等々の規制がありますが実際には・・・・(タイですからね)

この仮ナンバー、赤字ですから当然目立つ(笑)


更にこの仮ナンバーは基本は新車にしか付ける事が出来ませんので「この車は新車だぞ!」と云う証(笑)


見え張りなタイ人、この仮ナンバーのまま一年以上乗っている人も居るくらいなんです(笑)


さてでは、その「希望ナンバー」ですが・・・・丁度今は今年の希望ナンバーの売り出し時期。


ちょっとネットでググってみますと・・・・


まず最初は4桁のキリ番と4桁ぞろ目!!


日本人でも好きそうな番号ですよね(笑)





因みに頭の「4」は今回販売されたナンバープレートの番号ですね。


タイでは古い番号・・・・と云うか古い番号=昔からのお金持ち(最近の成り上がり成金ではない)と言う事で頭の番号が無いナンバーや「1」の方が高く売買されています。


一番下のタイ文字はクルンテープの文字、バンコク陸運事務所登録のナンバーと言う事です。


その上に書いている小さな赤文字が・・・・ナンバープレートの販売価格です。


此処では「6666」が20万THB(約60万円)で販売(驚)


更に・・・・








二桁ぞろ目!!


タイ人が大好きな「9」のぞろ目も有ります!!


此方は・・・・「99」が185千THBで約55万円!!


日本の方ですと「高っ!!」と驚かれると思いますがタイに住んでいる身としては「へえ~99なのに意外と安いんだね!!」です(笑)


更に・・・・







此方も二桁ぞろ目


何と「33」のナンバープレートには33万THB(約99万円)の金額が!!

頭の数字が「3」と昨年登録の番号であること、更に頭の番号も「3」で3並びのぞろ目であることで金額が高いのでしょうね(汗)


そして・・・・







一桁番号


頭の番号が「1」、そしてナンバーが「9」は何と51万THB!!(約150万円)


頭が「4」になるとぐっと下がって183千THB(約55万円)


車が無くてもナンバーだけ買うことが出来ますので今の内に買っておいて数年後、値上がりした後に売却する・・・・も可能ですから投資でお一つ如何ですか?(笑)



そして・・・・・


タイ人がもっとも大好きな「9999」のぞろ目4桁は・・・・







頭番号が「1」で105万THB!!(約315万円)です!!(驚)


タイでは日本に比べると自動車がとても高価!!(汗)


国内生産(所謂国産車)の日本メーカーの車の中級クラス(例えばカローラアルティスあたり)で概ね100万THB


自動車一台分の金額以上ですね(驚)


更に・・・・


もっと驚きなのは・・・・






白地に黒文字のナンバープレート(汗)


本来は「希望ナンバープレート」制度では買えないナンバー。


普通なら日々登録された順番に発行されるナンバープレートですからさてどのようにして手に入れた番号なのか?(笑)


まあ~そこはタイですからね(滝汗)


但しこのナンバーは登録するべき車が無ければ発行されないナンバーですのでナンバープレートと共に車も付いてくる?

それとも車は無いけれど車検証だけは付いて来る?・・・・どうなんでしょうね?


頭数字が無いのでこれは古いナンバーなのかな~?


頭無しの「5」がタイ文字も同じ並びで驚きの6百万THB!!(約1800万円)


バンコク市内でもかなり高級なコンドミニアムが購入可能な金額!!(滝汗)


もしタイ文字も二つ同じ、更に数字が「99」とか「9999」なんて云う数字だったら・・・・


軽く一千万THB(約3千万円)をオーバーですかね??(汗)


一体どんな人が付けているのか?


やっぱり超~お金持ちのロールスロイスとかフェラーリあたりですかね?(笑)


因みにタイの王室の方々の車はテレビのニュースで見ている限りでは極々普通の数字みたいですよ(驚)


さて・・・・・


KAZの車のナンバープレートですが・・・・


「ゴルキチ」の常としてやはり希望は「36-36」(笑)


「36」とはゴルフのハーフでのパープレイ(爆)


プロゴルファーですとそれは仕事ですから「35」とか「34」と言った所謂アンダーパーでラウンドする訳ですが・・・・


実際、今回のブラジルオリンピックのゴルフ競技の総監督に任命されています丸山茂樹プロが好きな数字は「23」


彼がマイケルジョーダン好きな事も有るそうですが、

ゴルフでハーフプレーを全てバーディで上がると「27」、更にPAR5を3打で上がるイーグルで上がれば「25」、PAR3をホールインワンで上がれば「23」

理論的には不可能では無い数字と言う事で彼の好きな数字は「23」のようです。


まあ~私の実力からすれば・・・「36」もおこがましい訳ですがね(汗)


しかし日本のゴルフ場に止まっている車のナンバープレートを見ればかなりの確率で「36-36」が居ると思いますよ(笑)


そんな訳で・・・・






KAZが以前日本で乗っていた車のナンバーは「36-36」(爆笑)


因みに名誉の為に言っておきますがたった一度だけですが大昔まだまだ競技ゴルファーだった頃にこの数字より少ない数字でプレーした事が有るんですよ(汗)


その時は何かに取り憑かれたかのようなプレー、OBかと思ったボールが木に当たってフェアウェーセンターとか、強めに入ったアプローチがピンに当たってカップインとか・・・


人生全ての運が来たかのようなプレーでした(爆)


しかしそれ以降は・・・・・このナンバーが重い!!(爆笑)


そしてタイに住んで最初に購入した車のナンバーは・・・・





「3637」(笑)


此方は白地に黒文字のナンバー・・・・本来は選ぶことの出来ない番号なのですが・・・そこはタイ(笑)


本来はやはり「3636」が欲しかったのですがそれは3+6は「9」に繋がると言う事で高額で取引されていると云う事であえなく撃沈(笑)


この車は縁有りましてブログ仲間の「R氏」に譲りまして・・・・この番号は既に廃番。


そして現在の番号は・・・・












こんな3枚のナンバーです(汗)


一番上のナンバーは知人が所有していて使っていなかったナンバーを譲り受けたモノ。


その下のナンバーは上のナンバーの番号に合わせて購入したモノ。


地が黄色く見えますが一応は「金色」なんです(笑)数年前に販売された限定販売のナンバープレートでタイ国内で3千枚?しか無い色(驚)


一番下はバイクのナンバープレートなのですが番号が「3737」ではなくて「3773」(汗)


本来はバイクのナンバーは登録順に交付されるナンバーだけで希望ナンバー制度は無いのですがそこはタイ(笑)


一応「3737」で頼んだのですが担当者の手違いで「3773」が交付(滝汗)


仕方が無いのでそのまま「3773」で使っています(汗)


因みに今回の「希望ナンバー」制度での「3737」の金額は・・・・






2万1千THB(約6万3千円)


知人から譲り受けたナンバーは使用していなかったナンバーと言う事で薄謝で戴きましたので此方は丸儲け(爆笑)


金色ナンバーは・・・・この金額では「とんとん」(汗)


金色は希少性が高いのでもう少し高く売れるとは思いますが・・・・さてさてどうなんだか。


まあ~少なくても日本の銀行に預けておくよりは良い金利が付くかと思いますよ(笑)



さあ~~久し振りにゴルフのスコアも「37-37」といきたい処ですが・・・・無理だろうな~(汗)


と言う事でタイのナンバープレート事情でした。