東京おまけ | 生き物を探す人

東京おまけ

東京のおまけ。


今年中には東京に移り住む予定なので、予習をするべく購入した本たちをご紹介しましょう。

東京右半分/筑摩書房
¥6,480
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普通に買うとバカ高い本なんですが、 まんだらけで中古で購入。サブカルチャーの伝道師、都築響一先生の著書。 東京の東側のアングラな文化を紹介。 女装図書館とは何ぞや、東京なのにローカルプロレス、ふんどし喫茶などなど色々な東東京の文化に都築節が炸裂。 東京に行っても本棚に起き週末に行くところを選んでしまいそうです。
東京湾岸畸人伝/朝日新聞出版
¥1,728
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文字通り東京湾岸で働くツワモノに焦点を当てた作品、その人たちの歴史だけでなく職場、環境の歴史も深堀しています。 なんとなく読後感が先ほどの「右回り」に似ているのです。なんでしょう、すごく人間の匂いがするんですよねえ。 ドロボウ市や新世界にいる時の感覚というのでしょうか、古く汚い立ち飲み屋に入った時の感覚というか、、、自分がたまらなく好きな感覚なのです。築地のマグロの仲卸の方、木更津のアル中更生施設にいた元業界人、羽田でアサリをとる老漁師、、、。非常に人間の匂いがします。
建築探偵術入門 (文春文庫)/文藝春秋
¥713
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30年ほど前に出版されたものの復刻。東京、東京近郊の西洋建築を説明。その魅力を濃く語っています。
ずいぶん前のものの復刻なので、当然、今はない建物もあるし、著者たちの中には亡くなった方もいらっしゃる。 これを片手に首都を周るのもいいかもしれない。

と、こういう本を読み首都と対決する日に備えているのですが、「ちょっとズレてますよ」と指摘を受けています。