トルタ・パスクアリーナ | イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

2007年から4年半のイタリア生活を終え2011年に帰国。30ヶ国以上の国とイタリア20州全てを旅して各地で食べた思い出の料理や
気になったレシピを元に家庭で手軽に作れるようアレンジして日々お料理を楽しんでいます。

 

 

ほうれん草とうずらの卵をパイシートで包んで焼いたミニサイズのトルタ・パスクアリーナ。イースター感出してみました〜ニコニコ

 

本来のサイズ感のパスクアリーナは大きすぎて一度に食べきれないので、フィリングだけちゃちゃっと作って市販のパイシートで餃子のようにむぎゅっと詰めただけの簡易版と言ったところでしょうか。

 

今年のイースターはシチリア島のトラーパニで過ごすので自分的に意識せずにはいられない

イースター。トラーパニはシチリアの西側にある街で、イースターの行列がとても有名なんですって。

あ、でも「イースターをシチリアで過ごす」なんて言うとバカンスっぽいけれど、

実際はたまたまそこしか休みが取れなくて飛行機とったあとで

「ん?なんかホテル高いなあ...ハッ!? もしかしてパスクワか!!(←イタリア語でイースターのこと)」と後から気づいた次第で...思いっきり後付けの理由ですチュー

 

ちょうどガーン

ほんっとにちょうど旅程のど真ん中にイースターがあるので、正直言って有名な

トラーパニのミステリ(聖劇)が見られるのは嬉しけれど...

 

店が閉まってるだの笑い泣き

公共交通機関が普段通り動いてないだのタラー

レンタカーがまともに借りられないだのガーン

車両進入禁止区以外の場所も交通規制的なものがあるだのタラー

みたいなイタリア的なものに見舞われそうで、ものっすぉい不安ですもやもや

 

年中無休と謳っているお店がクリスマスには当たり前のごとくシャッター閉めてる国だしなあ〜。不安〜。

 

ま、そうは言っても事前に調べても調べきれないこともあるし旅に100%なんて有りえないから、それすらも楽しむくらいの広い心をもって過ごそう照れ合掌。

 

ではでは市販をかました簡単なもので恐縮ですが作り方です乙女のトキメキ

 

 

 

 

‘・:*:・。,材料 8個分 ,。・:*:・゚'

 

18cm×18cmのパイシート(オーマイのものを使用してます) 2枚

リコッタチーズ                       100g

茹でて水気を絞ったほうれん草                100g

パルミジャーノ                       25g

卵黄                            1個

↑卵黄は半分に分けて別々に使用します

うずらの卵                         8個

マジョラム(あれば)                    適量

塩                             ふたつまみくらい

 

 

 

 

 

‘・:*:・。,作り方 ,。・:*:・゚'

 

【準備】

✔︎うずらの卵をゆで卵にして殻をむいておく。(水からゆではじめて沸騰してきたら約3分ゆで、火を止めて2分放置→冷水にとる。殻をむく時はお茶碗などに入れてフタをして軽く振るとヒビが入ってむきやすくなります)

 

✔︎作業する10〜15分ほど前にパイシートを冷凍庫から出して解凍する。

 

 

【1】ほうれん草を茎の部分と葉に分けて塩を入れたお湯でまず茎を30秒ゆで、続いて葉も加えて更に30秒ゆでて、すぐに冷水にとって水気をしぼり、1cm幅に切る。

 

【2】ボウルにほうれん草、リコッタ、パルミジャーノ、マジョラム、塩、卵黄1/2個を入れてよく混ぜ合わせる。

 

【3】4等分したパイシートの上にフィリング→うずら→フィリングの順に乗せ、二つに折りたたんでフチをフォークで押さえて閉じる。

残った卵黄に水大さじ1/2を加えて卵液をつくり、パイの表面にハケで塗る。

 

【4】200度のオーブンで20分焼く。