コニャックとローリエの香りの赤タマネギジャム | イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

イタリア料理レシピと旅記録 un piatto pieno di ricordi

2007年から4年半のイタリア生活を終え2011年に帰国。30ヶ国以上の国とイタリア20州全てを旅して各地で食べた思い出の料理や
気になったレシピを元に家庭で手軽に作れるようアレンジして日々お料理を楽しんでいます。




実家から赤タマネギが到着。

両親が趣味で畑をやっているので、これから収穫物がどしどし送られてきます。
新タマネギは薄くスライスして、たっぷりの鰹節とポン酢でいただくのが一番好きな食べ方ですが、たくさん送ってもらったので、一部をジャムにしました。
いっしょに写っている白い物体は昨晩作っておいたリコッタチーズもどき。

イタリア南部トロペアに行った時、街のあちこちに赤玉ねぎが玉すだれのようにぶらさがっていました。トロペアは信じられないくらい透明な海で有名な街。
そこで見た赤玉ねぎのジャムを再現したくてコトコト煮込みました。
日本の赤玉ねぎで鮮やかな色になるか心配でしたが、それっぽくなったかな~。
事前に玉ねぎをお砂糖となじませる時間が6~7時間必要なので、時間のある時にゆっくり作りましょう。

出来上がったジャムはフレッシュチーズ、熟成チーズやお肉に合わせるのがおすすめです。




‘・:*:・。,材料 ,。・:*:・゚'


赤タマネギ                 250g
ローリエ                  1枚
コニャック                 大さじ1.5
上白糖                   30g
三温糖                   30g
白ワイン                  30ml 




‘・:*:・。,作り方 ,。・:*:・゚'

【準備】
瓶の煮沸消毒をしておく。
玉ねぎの皮をむいて芯を取り除き、うすくスライスする。大きめのボウルに全ての材料を入れてよく混ぜラップをする。時々かき混ぜながら涼しい所に置いて6~7時間なじませる。

【1】ローリエの葉を取り除いて、鍋にうつして弱火にかける。

【2】30分ほどよく混ぜながら玉ねぎが透明になり、水分が蒸発してとろっとするまで煮詰めていく。

【3】熱いうちに保存用の瓶にうつして軽く蓋を閉めて、湯をはったお鍋に瓶を入れて煮沸する。

【4】瓶を取り出して蓋を固く閉めて、冷めるまで逆さまにする。