続・娘の担任の件 | つののぶろぐ

つののぶろぐ

岩手県盛岡市で開催している、子育ての自助グループに通っています。アドラー心理学を学んでいます。アドレリアンへの道のりは長くて、遠くて、険しすぎます‼Twitter、mixi、Facebookやってます。

パセージ仲間から、
『娘さんから担任とのことを、こんなに話してもらえるなんて、すごい!』
と褒められてしまって。

おおっっ!
私も捨てたもんじゃないな~♪
などと調子に乗ってみました。
(プチパ帰りだからかも(^_^;))

何か、実践していることがあったら教えて欲しい、とのこと。

…私に聞くぅ??笑笑

失敗例だらけの私に(^_^;)


でも、色々考えたり、お返事書いたりしているうちに、これってそうなのかなぁ?と思うことが、チラッと…。


まず、私は彼女の仲間ではなかったときがありました。不登校の時、とてもひどい状況で、私が不登校について聞いても、何ひとつ、答えてはくれませんでした。
言いたくないのか、言う言葉が見つからないのか、その両方だったのかもしれません。

あの頃はもうどうして良いかわからず、まるで地獄でした。
私も悪いのです。そんな娘に対して、「なんでなの?!」「どうしてなの?!」と詰問し、勇気くじきのオンパレード。。。

アドラー心理学と出会い、パセージを受けたところで、状況が瞬く間に、劇的に変わるわけではなく、辛い日々が続くだけでした。

ふざけた話ですが、いま、こうして頑張る娘を見ていられるのは、アドラー心理学のお陰とは思えないんです。笑

娘は自分の力で前へ進んだのです。進む決心をしたのです。


そして、そんな娘がなぜ今、私に話してくれるのか、と言うと…。

娘はあまり学校のお友達に依存するタイプではなく、どちらかというと、趣味の似ている私の方に興味があるようです。(スマップすらメンバーが誰なのか知りません。)それと、家の手伝いなどを進んでやるところを見ると、労働することで所属欲求を満たしているようにも見えます。
多くのうら若き乙女は、他愛もない話しをお友達として、学校帰りに寄り道して時間を潰したりするのでしょうけど、うちのJKはそれを良しとしません笑

話す話さないは、本人がどこへ所属したいか、にもよるのではないでしょうか?想像なので、もっと詳しい人に確認してみてください。笑


そして、これが本題。
私が彼女と話すとき気をつけている事がひとつあります。それは、私の感情を素直に伝えることです。押し付けにならないように、気をつけながら、ですが笑
このやり方はアドラー心理学からいくと、間違っているのかもしれませんが。

と言うのも不登校のキッカケの一つに、部活の顧問の存在がありました。
彼女はたまに見かける、熱心なあまり、暴言を吐くタイプの教師でした。追い詰めたり、拒絶したり、叱りつければ、生徒が良い行動をすると信じているタイプの教師でした。多くの生徒から嫌われていましたが、娘がその教師のことを悪く言うことはありませんでした。(このくだり、少し前にも使った。(ー ー;))
その教師の暴言は、正当な理由があってのことだ、とまで言うのです。

しかし、娘は中学1年生の秋から、休みがちになります。
紆余曲折の後。
中学3年生の秋頃、入試に向け、切羽詰ると、彼女は別室登校するようになり、高校入学に目標を定めます。
そしてその頃、その教師とは顔を合わせたくない、と言い始めます。
そして、進路も決定した卒業目前の2月頃だったと思います。
初めて娘の口から、その教師に対する悪口らしきものを聞きました。

口には出しませんでしたが、かなり驚いたのを今でもはっきり覚えています。

3年近く、娘の心の奥底で固まっていた何かが解けた瞬間でした。


あまり効果のほどは期待できませんが、娘が少しでも本音を言いやすいように、「え~。娘は優しいね~。私ならこう思うけどな~。」「え?何それ?なくね~?娘はどう思うの?」「そっか~。そういう風にもとれるんだ。すごいな~。」など、あえて、言わせてもらってます!!笑
(ただ単に、こらえ性がなくて、黙っていられないだけかも笑)


娘の素地を作ったのは私であり、それを誰かの責任にするつもりはありません。

が。

また同じようなことがおこったら?

不登校を経験した娘は、もう、同じ過ちを繰り返さないのだろうか?

心配しすぎ?


正当化していうならば笑
教育者にそんなことして欲しくないのです。教育者なら教育者らしく、子供を勇気付けて、導いて欲しいです。


(本当は娘のことを信頼していないので、担任に釘を刺しておきたいだけ笑)