こんばんは。リリカジです。
花粉が飛んでいますね。
私は15歳の時から花粉症でして
ここ数年は軽くなったように思いますが
秩父に行ってみると、
山が近いこともあり、くしゃみ連発でした
さて、今日は
撮ることがうまくなるためのTIPS その2
です。
「環境を変えてみよう♪」です。
今日はとある用事で秩父まで日帰りで行ってきました。
あえて、カメラは携帯しませんでした。
これも「環境を変えてみよう♪」のひとつの試み。
そして、めったに行かない秩父へ日帰りで行ったこと。
これも「環境を変えてみよう♪」のもうひとつの試み。
基本的に、いつもカメラを持っていて
あたりまえのように目の前の小さな感動を
写真におさめています。
でも、この“あたりまえのように”を
時々は消してみようと思うのです。
私の場合、手元にカメラがあると
目の前の景色を味わう前に
小さな感動を写真に残すことに
没頭してしまいがちになる時があるものですから。
(私だけかもしれませんが)
ちなみに、人の視野は180~200°くらいといわれていて
色まで認識できる範囲は真正面から左右35°くらいまでと言われています。
カメラのファインダー越しに見ると
画角というものがあります。
レンズによって見える範囲が違ってきますね。
ものによって肉眼とはずいぶん見え方が違います。
人が肉眼で見ても、“視野”と“色まで認識できる範囲”とが違う訳ですから
時々は、カメラを脇において
自分の目の見え方に意識を向けてみてくださいね。
時には、目の前にひろがる景色を
文字通り「目に焼き付ける」ことをおススメします。
ぜひ、耳を澄まし、深呼吸をして、
体のいろいろな感覚も感じてみましょう。
それから、カメラを持っていると、
感動した瞬間にシャッターを切って写真が撮れる。
このことに安心しきっているときもあるんですよね。
“シャッターチャンスを逃さない”ということも大切。
ですが、今という時間の中に生きている私やあなたの中で
心の微動が起こったことに浸る、“感動した”ということを味わう。
そんなほんのひとときの時間を大切に、大切にする。
そんな日があってもいいのかなって思います。
心の微動を自分で受けとめてみると
「私ってこういうものが好きなんだ。」
「ぼくってこういう色が好きだよな。」
「風が吹くと、こんな香りが漂ってくるんだ」
「○○○を見ると、ワクワクしてくる」
などなど。
実感を深めることができるんですね。
目の前の情景をみて
心の微動が起こって
それを
浸る時間
味わう時間
を大切にしてみてください。
そして、いつもは行かない場所に出かけてみること。
「旅」も同じですね。日常の中の非日常の時間。
こういう時間を作ると、脳が活性化されます。
写真をうまくなるためには、感性への刺激、直感を磨く。
そういった時間を大切にしたいもの。
「旅」は、日程や場所を決め、
交通手段や宿泊先を決めるといった
準備の行程がありますよね。
そういう旅もよいのですが、
今日、やるつもりのなかったことをとっさにやってみる!
こうした思いつきの刺激が
新しいインスピレーションを生み出すことに
つながってゆくことがあります。
私は思わぬ秩父への小旅行で
新たなレッスンのアイデアが生まれました。
いつもより一つ前の駅で降りてみる。
ひとつ速い電車に乗ってみる。
いつもと違う道を通ってみる。
みなさんも、小さくてもいいです。
さっそく環境を変えてみませんか?