逆光撮影!逆光撮影のポイント!逆光で撮影する! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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逆光撮影!逆光撮影のポイント!逆光で撮影する!

逆光撮影についてです。

以前、斜光撮影について取り上げましたが、
今回は逆光撮影です。

斜光撮影はこちら。
斜光撮影!斜光で撮って立体感を出す!
http://ameblo.jp/photojack/entry-12128581973.html


逆光とは、カメラと被写体の延長線上に光源があることです。

屋外での太陽で言えば、撮影者から見て、
被写体の向こう側に、つまり奥側に太陽があること。

逆光撮影では普通にオートで撮れば、
バックが明るすぎて、メインの被写体が露出アンダー、
つまり暗くなってしまうことがあります




また、逆光撮影で、光源がカメラのレンズに直接入ってくれば、
フレアやゴーストの原因にもなります。

しかし、逆光撮影はしっかり露出をコントロールしたり
微妙な角度を調節することで、
逆光撮影ならではのすごく雰囲気のある印象的な写真に
することも可能です。

まず、逆光撮影で気をつけるのは、
露出です。

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基本敵に、逆光撮影では露出はマニュアルの方がいいですが、
よくわからないという人は、カメラの測光方法を
中央重点測光やスポット測光にしてください。

撮りたい被写体により変える必要がありますが、
もし、逆光で人を撮る場合は、
まずその人の所に、測光ポイントを持ってきて、
だいたいの露出を調べてから、その露出にカメラを設定して、
被写体を画面の好きなところに持ってきて撮れば、
大丈夫です。

ただ、今はデジタルカメラで撮影画像を確認できますので、
とりあえず逆光で撮影をしてみて、
撮影画像を確認しながら、露出を変えていく方法でも十分です。

私は、逆光撮影で面倒なときは、
露出補正を+1とか+2とかにして、撮影してみて、
撮影画像を確認してから、
さらに露出補正をいじったり、
マニュアル露出に切り替えて撮影をしたりします。

逆光撮影のポイントの一つは、露出ですので、
マニュアル露出で思いっきりプラスにしてみたり、
逆にマイナスにしてみると斬新な写真を撮れることがあります。

逆光撮影で露出補正をプラスにするのは、
いろいろな本で書いてありますが、
逆に思い切って露出補正をマイナスにすることで、
画面全体が暗くなり、逆光の光だけがクローズアップできます。

そうすれば、ポートレイトの場合は、
被写体の体や顔のラインの光が浮かび上がったりします。

もしくは、逆光撮影で全くオート露出で
あえて撮ってみて、被写体をきれいなシルエットにするのも有りです



他にも、逆光撮影では、
軽くストロボをたいてみるといいこともよくあります。
上の写真とほぼ同じ条件でストロボを炊くと、


どちらの写真がいいというわけではありません。
どちらの写真も意図がはっきりしてるなら、それが一番です。

あえて言うなら、上の写真はシルエットにするなら、
後ろ向きの方が意図が伝わりやすいかもしれません。
なんとなく、こっち向いてるのはわかってしまうので。

ストロボを炊くと、雰囲気が無くなり好きじゃない方も多いでしょうが、
逆光の場合はバックからの光が強ければ強いほど、
こちらからの光はそれほど目立ちません。

そのため、屋外での逆光撮影での
ポートレイトとかなら、かるく光を当てることで、
逆光部分のアンダーをカバーできますし、
さらに逆光の雰囲気の良さも保てます。

光の強さはその都度状況に合わせて変えてみてください。

また、料理撮影でも少し逆光気味にしただけで、
料理の立体感がでやすいので、試してみてください。

以上です

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