写真講評!祭の写真! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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写真講評!祭りの写真!

長い間、お待たせしてしまい申し訳ありません。
撮影の仕事を終えました。
予定より早く終わりましたので、
早速、ブログの更新です

まずは、多くの人をお待たせしている
写真講評シリーズです

ひょうげ祭の写真
http://ksj.ashita-sanuki.jp/e688103.html


今回はお祭りの写真です。

祭りは日本中どこにでもあります。
しかも、伝統あるお祭りが多く、
フォトジェニックでもありますので、
被写体としても人気があります。

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それでは一枚目の写真から。
横位置の写真です。

カラフルな顔の人たちの行列です。

なかなか面白そうなお祭りですね

写真としては、
もう少し望遠気味のレンズで引っ張った方が
効果的になるかもしれません。

後ろの看板は入らない角度が望ましいでしょう。

全身を入れるのもいいですが、
道路のアスファルトが写り込むと、
締まりが悪くなります。

2枚目の写真です
2列目に並んだ左端の写真です

2枚目の写真に関しては
上から撮るよりもしゃがむなどして下から撮影して、
背景をすっきりさせる方がいいでしょう。

あとは、もうちょっといいタイミングでの
撮影が欲しいところです。
右後方の人が下を向いているし、
中央左の人の缶ビールもイマイチです。

缶ビールでくつろいでいる様を狙うなら、
もっとくつろぎ感が欲しいですし。

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3枚目の写真です
2列目中央の小さな縦写真。

行列自体としては、まとまっていて良いと思います。

あとは、もう少し表情などがあれば尚良いでしょう。

また、できれば、このままの焦点距離で
もっと後方を写しこむと、
奥行きが出て、写真の深みが出ます。

4枚目と5枚目の写真です。
4枚目は2列目右端の小さな横写真、
5枚目は3列目の大きな横写真です。

どちらも祭りの参加者の笑顔を捕らえたいい写真ですね。

ただ、どちらも上から撮っているため、
バックが道路になってしまっていますし、
後ろに写りこんでいるものが効果的ではありません。

5枚目のほうの車は雰囲気がなくなりますし、
4枚目のほうは、入れるなら後ろの人の顔も
入れておいたほうが良いでしょう。

もちろん、ぼけていて構いませんが・・・

被写体と同じ目線の高さになるだけで、
かなり変わると思います。

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6枚目から13枚目の写真です。
4列目の小さな写真3枚と
5列目の大きな写真、
6列目の小さな写真3枚に
7列目のししまい(?)の写真までです。

祭りのシーンをいろいろと捉えていて、
組み写真として効果的になっています。

もし、さらに加えるならば、
被写体と離れたい力の表情アップの切り取りがあれば、
さらに全体がしまると思います。

4枚目5枚目で、表情はありましたが、
広角のため、さりげなさはないからです。

他には、ほかの人のカメラの写りこみは
できるだけ避けましょう。

狙っていれば別ですが。

14枚目、15枚目の写真です。
子供たちの写真です。

個人的には子供の写真をもっと入れても良いかと思いました。

後ろからと前から両方撮っていて、良いと思います。
前からの写真はもうちょっといい表情が撮れるまで
粘るべきです。

後方からの写真では、
もっと狙いを絞るべきです。

女の子の持つ葉っぱに焦点を当てるとか、
背中の文字に当てるとか。

16、17枚目の写真です。
川に入るシーンです

ぶらしたところがよかったですね~
2枚掲載するなら、できれば1枚はぶらしてない方がよかったかもしれません。

2枚目の写真は祭りを撮影するカメラマンに焦点を当てて、
もっと切りとってもいいかもしれませんね

非常にしっかりとお祭りを撮っていらっしゃって
感心しました。

この調子で、撮った写真を見返しながら、
経験をつんでください。

お祭りの撮影では、
祭りの進行がどうなるかを把握しておくことも大事です
それだけで撮影位置に先回りできます。
また、その祭りでどんな写真が取れるかを事前に見ておくのもありです。
もちろん、それと同じ写真を撮るためではなく、
それを見ておくことで、そこから自分の写真を生み出すためです。
下のような本やいろいろな写真集が出ていますので、
一度見てみてくださいね。


以上です。

ありがとうございました。

みなさんも、写真講評シリーズへの
ご応募お待ちしています

応募方法は、ホームページやブログで、
当該写真をアップしたページのアドレスを記入して、
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