写真講評!結婚式の写真! | 写真上達プロカメラマン写真撮影テクニックとヒント

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写真講評!結婚式の写真!

大変、更新が遅くなりすみません。

写真講評シリーズです

それでは、さっそく結婚式の写真です。

【写真講評へのご応募】
結婚式の写真
http://ameblo.jp/hagelulu/entry-11554220384.html#cbox


先日同僚から、身内の結婚式の撮影を
メインで撮ってくれと頼まれ、
恥ずかしながら頑張ってみました。

親族記念撮影だけは業者の方にお願いして
戴き、後は私が撮らせて戴いたのですが、
今後も同様な事がありそうなので
ぜひ、アドバイスをお願いします!

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個人のプライバシーのため、
肝心のお二人の写真は、アップしていないので、

講評しづらい点もあると思いますが、
お時間がある時にでもよろしくお願いいたします。

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【講評】
まず、一枚目の写真から
照明の写真です。

結婚式の写真では、
新郎新婦の写真ばかり撮ってしまいがちですが、
小物や建物の外観、空の様子などまで、
撮っておくといいでしょう。

あとで、組写真にするときにもメリハリが出ますし、
何より新郎新婦に喜ばれます。

メインの被写体以外もこまめに撮っておくのは、
結婚式だけに限りません。

普段のスナップでも、
テーマを決めたらそれしか見えなくなってしまいがちですが、
その周りのものを撮ったりすることにより、
よりメインの被写体を引き立てられたり、
全体がしまった写真群になる可能性がありますので。

ちょっと、話がそれましたが、
照明の写真に戻ります。

いい雰囲気ですね。

色が暖かい色にかぶっているところが
また一段と雰囲気を出しています。

もっと離れて、望遠で引っ張っても良いですし、
奥に人影がボケて入っていてもいいでしょう。

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2枚目の写真です。

チャペルです。

画面の中で大きな割合を占める被写体については
特に気をつけて、その角度が一番いいのか考えましょう。

この場合は、花ですがもう少し、花自体が見える角度が良いかもしれません。

緑が多く、花の顔がこちらにないために、
写真全体の雰囲気も暗い感じになってしまっています。

単純に露出アンダーでもありますが・・・

結婚式の写真など華やかな場所での写真では、
どちらかといえば少しだけ露出オーバー気味にして、
光であふれている幹事を出したがほうが、
喜ばれます。

もちろん、それを分かった上で、
違った雰囲気を狙うのはありですが・・・

また、リハーサルでは、
この写真に新郎新婦が向こうでリハーサルしている人影が
ボケて入っていても良いかもしれません

3枚目の写真
オルガン奏者の後姿です。

薄暗い中での撮影大変だったと思います。

まず、この角度でこういった写真を撮るならば、
せめてオルガン奏者の方が、ひいているときか、
せめて鍵盤に手を置いているときがいいです。

次に、オルガン奏者の人の腰まで入れなくても、
鍵盤に置いた手と鍵盤、楽譜とろうそくくらいが
入っていれば十分かもしれませんね。

そのほうが写真全体のインパクトがあるでしょう。

4枚目の写真です。
座席の式次第の写真です。

後ろの光と色がきれいですね

きれいな色と光を撮りたかったのはよく分かりますが、
座席の暗い部分が目立ってしまいます。

右端の式次第でを撮影し、
さらに、式次第の向きや位置を
ずらして撮影したほうがいいでしょう。

小物ひとつ撮る場合も、
いろいろな角度、位置、画角などで撮影して
試行錯誤することを心がけてください。

5枚目の写真です。

机の上に置かれていた手袋の写真です。

手袋が白飛び寸前なのが残念です。

また、手袋左側の空白をもうちょっと生かしたいところです。

空白をなくすか、空白に意味を持たせるか、
もしくは何かで空白を埋めるか。

さらには、撮影位置や角度を変えて、
空白を目立たなくするか。

6枚目の写真です
新婦の後姿です。

ブーケのすけた感じがよく出ていていいですね。

色かぶりがひどいので、
撮影前にホワイトバランスで調整するほうが良いでしょう。

ウエディング姿は後姿や、
裾のデザイン、さらにはその時々のティアラや
ネックレスなどのアクセサリーなども狙ってあげると喜ばれますよ

他に結婚式の写真で気をつけるのは、
まずデータの保存。一生に一度の大事なときですので、
まずはそれが一番です。

チャペルでの結婚式での撮影は、
新婦と新婦の父がバージンロードを歩くところ、
新郎と変わる瞬間、
指輪交換、誓いのキス、列席者の表情、
フラワーシャワー、
チャペルの雰囲気、
チャペルの外観、
オルガン奏者や牧師さん、聖歌隊、
バージンロードに残ったフラワーシャワーのフラワー。
誓約書のアップ。
指輪のアップなどなど。

披露宴では、
各卓写真、挨拶する人たち全て。
余興に、披露宴会場の雰囲気、
テーブルの上のキャンドルや雰囲気。
新郎新婦の入場。
キャンドルサービス。メインキャンドルへの点火。
ケーキ入刀、ファーストバイト、
スライドの雰囲気。

ケーキ、キャンドル、ウェルカムボード。
受付をする友人と受付の友人。

控え室の様子。

お色直しごとの衣装と新婦と親や祖父母の記念撮影。
サプライズのイベントも気をつけなければならないので、
司会役の人か会場責任者、
新郎新婦に裏の式次第をもらっておくといいでしょう。

あとは、新婦から両親への手紙。
プレゼント手渡し。
最後の「新しい家族の誕生です!」というところ。

退場に際して、新郎新婦が見送るところなどなど。

撮るべきところはたくさんありますが、
それだけ絵になるところが多いということです。

撮らなきゃって思わずに
楽しんで絵になるところを探してください。

以上です。
ありがとうございました
みなさんも、写真講評シリーズへの
ご応募お待ちしています

応募方法は、ホームページやブログで、
当該写真をアップしたページのアドレスを記入して、
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