今回は、冬の星空の天体写真撮影についてです。
【質問】
この冬にかけて夜の星空を撮ることに
挑戦してみようと思います。
ただ、ISOの設定、露出時間を
どうしていいものか分かりません。
星を点で撮る場合、
長時間露光して星を流して撮る場合、
月が出ている場合、
とどういう設定にしていいものやら困っています。
もし、よろしければご教授いただけると幸いです。
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【回答】
冬の星空と言っても、特に普段の星空と撮影方法は一緒です。
もちろん、月の出る位置や時間が変わりますので、
それは撮影する日時ごとに調べる必要がありますが、
今はインターネットですぐに日にちごとの
月の出や月の入りの方角、時刻が出てきます
天体写真で必要な機材は、
まず三脚です
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しっかりした三脚を用意して、
カメラをきっちり固定してください。
星を点で撮る場合は、
それほど、長時間露光する必要はありませんが、
それでも、三脚がある方がきっちり撮れると思います。
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また、星を点で撮るにしても、
少し長めのシャッタースピードで、
できるだけ星を大きく目立たせたいところです。
ただし、一つの星をアップにして、
長時間かけてしっかり撮る場合は、
星が動きますので、赤道儀などの機材が必要です。
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天体写真の撮影の具体的な設定としては、
まず、ISO感度はそれほど高くする必要はありません。
なぜなら三脚で固定して、長時間露光できるので、
シャッタースピードで調整すればいいからです。
また、絞りも出来るだけ絞ってもらってかまいません。
あまり、絞りすぎて解像度が落ちるのを嫌うのであれば、
F8か11位までにしておいてもいいでしょう
シャッタースピードは、どういう写真を撮るかにより、
変わります。
星を流して撮るならば、どれくらい流すのかにもよります。
だいたい一日で360度ですから
360÷24時間=15度で、
1時間に15度ずつ星は動きます
3時間あければ、45度分動いた写真が撮れます。
ただし、デジカメは、
長時間露光でノイズが発生しますので、
そこまでの長時間露光をするのであれば
フィルムカメラをおすすめします
デジタルカメラで撮影するならば、
パソコン上で合成する比較明合成をすれば、
同じような写真ができあがります。
比較明合成をするならば、大量に枚数が必要ですので、
大容量のCFカードやSDカードなどの
メモリーカードが必要でしょう
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最後に冬の長時間に及ぶ撮影には、
当然ですが防寒対策が必要です。
特に足下の寒さがたまりませんので、
防寒靴などがあるといいです。
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実はこれが一番大事だったりしますので、
きっちりと準備しておくことをおすすめします
また、以前天体写真について
ブログで取り上げた記事もありますので、
ご参照ください。
星空の撮影!星空をきれいに撮影する!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11343204919.html
天体写真で長時間露光を学ぶ!
http://ameblo.jp/photojack/entry-11030599579.html