先日、ある写真館さんで久しぶりのこんなお話をしました。
組織は、オーケストラに似ていますよね、という話です。
私自身、ブラバン(今時は、長女によると吹部というらしいです)を長くやってきて、
大学のときはビッグバンドでした。
なぜか、中高は部長、大学はバンドマスター(バンマス)という役をしてきました。
一つのバンドをまとめるのは、部長、バンマスだけの力だけではできません。
ビッグバンドでは、
サックスが5名、トロンボーン5名、トランペット5名、リズムセクション4名という構成になります。
ブラバンでは、もう少し多い人数構成になります。
実は、ビッグバンドのバンマスになった時、初期にしたことが、
パートリーダーミーティングでした。
各パートのリーダーがいます。
サックスセクションならば、リードアルトサックス、それ以外のセクションでもリード奏者がリーダーになります。(リズムセクションは、ドラムであったりベースであったりとなります)
パートリーダーミーティングの目的は、バンドで一つの良い音を出すことです。
そのために、各パートの音を如何にまとめるか、
新入生など後輩の技術を如何にアップさせるか、練習させるか、
そんなことを話し合いました。
これって、会社組織にも似ていますよね。
如何に、組織をまとめるか、リーダーを上手くまとめることも大切、リーダーを育てることも大切なのでしょう。
また、ビッグバンドが奏でるジャズの世界には、コンボというバンド形態もあります。
これは、カルテットなどのように、各楽器が一人になります。
つまり個人技とバンドの集合体の音を奏でる形態です。
このときには、個人の力量とまわりとあわせる力量が問われます。
これは、船井総研みたいな会社だなーと感じます。
このバンドにたとえた組織づくりは、写真館に限らず、いろいろな業種でも考えられることと思います。
船井総研 写真館ビジネスチーム 経営コンサルタント 井口 章
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