この週末に私の実家に寄りました。
少し前に足を悪くしてから、動きもゆっくりになりました。
来年は喜寿のお祝いをする年になります。
そんな父と車で移動している時に葬儀場の近くを通りました。
父が、その葬儀場の話をし始めました。
なにやらその葬儀場に登録しておくと、亡くなった時にほとんど手間いらずだそうです。
そして会員になったようです。
大学を出てから、まともに家に帰らず仕事をしている私が悪いのですが、父母はいろいろ考えているようです。
ここで、ついつい日ごろの仕事のクセもあり、
また遺影写真について、日ごろお聞きすることもあり、
「だったら写真も撮っておいたらどう?」と言って見ました。
(ちなみに、母には恐ろしくて言えません(笑))。
すると、「以前、70歳のお祝いのときに家族で撮った写真があるから、あれでいいだろー。
そういう(遺影写真)写真を撮っておくのもなー」と。
まさに、いつも考えているパターンです。
「いやいや、最近は、元気なうちに撮っておく人も多いよー」と伝えましたが、いろいろ考えているようでした。
こんな父も、きっと多くの方が生前遺影写真を撮っている、しかも知り合いも撮っていると分かったら、もう少し変化するのだと思います。
と、言うのは、「誰それさんのうちではなー」というような話も多くなってきています。
周りのことも気にしているのです。
写真館では、やはり、ご来店いただく多くの方に多くの写真を見ていただくことが大切なのだと、改めて感じました。
船井総研 写真館ビジネスチーム 経営コンサルタント 井口章