一眼レフ☆ オリンパスE-PL1s | カメラ開発者の一眼レフ写真教室 ~風景写真から最新機種まで~

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今日はオリンパスから発売されたマイクロフォーサーズの

新機種、E-PL1sについてお話します。


http://olympus-imaging.jp/product/dslr/epl1s/index.html


マイクロフォーサーズもオリンパスとパナソニックから

カメラとレンズが次々と発表されて、かなりラインナップが

揃ってきました。残念ながら単焦点レンズはこれからなのですが、

今後の充実に期待ですね。


こうしたコンパクトなレンズ交換カメラは

女性を中心に根強いニーズがあります。

ソニーがNEXで参入して、ニコンとキヤノンが次を狙っているかも

しれませんので、要注目の分野です。


E-PL1sの変更点は、ISO感度が3200から6400に

向上したことです。マイクロフォーサーズは

撮像素子のサイズが小さいので、同じ画素数であれば

APS-CやDXフォーマットに比べて1画素あたりの面積が小さくなります。


したがって、光を集める能力が少し見劣りするので、

ISO感度を上げにくいというハンデを持っています。


しかし、パナソニックの最近の機種ではISO12800まで

向上していますし、E-PL1sもようやく世間並みに

追いついてきたという印象ですね。


フィルム時代からカメラを使われている方から見ると、

ISO6400なんて想像を絶する世界になるのですが・・・



合わせて標準ズームがモデルチェンジしています。

MSC(Movie & Still Compatible)機構という

技術が導入されて、動画撮影時にもオートフォーカスの

音が気にならなくなりました。


オリンパスのPENシリーズは国内ではなんとかシェアを

保っているのですが、海外では苦戦しているみたいですね。
とても素晴らしい技術を持っているメーカーですので、

ここが正念場だと思います。