こんばんは
今日は快晴でしたが風が強かったですねー
わら天神さんにお宮参りのご家族写真の撮影に行ってきました
4月2日の春季大祭の御神輿の準備が始まっていました
春は、もうそこまで来ています
さて、次男の話
さすがに今日で終わりますね
店先でちょっと立ち話をして、息子本人に謝って
帰るつもりな感じで来られたAくん親子をスタジオに
ご案内して事の経緯をお父さんにも説明しました
そのことに間違いがないかAくんに確認すると
はい!と、いいお返事
なぜ、こんなことになったのか?
卒業前日、息子が友達と教室で追いかけっこをしていて
友達がBくんが持って来ていた大きな紙袋を床に落とし
息子がそれに気づかず紙袋を踏んで行ってしまったらしい
ションボリ?しているBくんに
「こんなことされて
黙ってるのか?
男やったらやり返せよ」
と、Aくんがささやいた。。。
クラスの女の子の裁縫道具箱からハサミを持ち出し
校舎から体育館につながる階段の陰に
息子の机の横にかけてあったナップサックを
持って行ってズタズタに切り裂き
息子の机に置いたとのこと
涙が溢れて止まらない
それでも
Aくんのお母さんは子どものすることだし
ちょっと、からかうつもりがいき過ぎた
個人を攻撃するいじめではなく
仲良しグループの中で、からかわれる対象は
順番に変わっていくもの
と、いう考え
Aくんは他にも図書室に息子を連れて行き
グループのみんなで輪ゴム鉄砲の的にもしていた
と、言った
そこで、Aくんのお父さんが
「それは、たまたまその時いっちゃんだっただけで
別の時はまた違う人やろ?」と尋ねると
「ううん、いっちゃんだけ」とAくん
なぜ黙っていたのか?
私:「どうして、自分たちがこんなことしたのを黙ってたの?
先生方もなんどもお話ししてくださったのに。。。」
Aくん:「だって、先生は切り刻んだ人は誰か?
としか言わなかったから。僕は言っただけだから」
私:「次の日が卒業式とわかってやったの?」
Aくん:「うん、だって卒業式が終わったら
誰にもわからないから」
ご両親もそこでやっと事の重大さを理解されたようでした
まぁ、受験しておられたし中学は別になるでしょうから。。。
え?! 受験に失敗???
Aくんとだけは別れたかった!と、心の声が思わず口をついて
出てしまいました
中学に行っても、息子には一切関わらないという約束を
してその日は帰っていただきました
そして別日
3家族に集まってもらいました
Aくん親子3名
Bくんとお母さん
Cくん親子3名
Bくんのお母さんは
お菓子の詰め合わせを買ってこられていましたが
そんなことではないので、もちろん受け取らず
Cくんのお母さんは
切り刻まれた息子のナップサックの代わりに
Cくんが作ったナップサックを使って欲しいと
持ってこられましたが
その考えが理解できず、呆れるばかり。。。
Cくんにはそのナップサックを大事に持っておいて
自分たちがどんなひどい事をしたのか
見るたびに思い出して欲しいと伝えました
私たち夫婦は
それぞれの子ども達が自分たちが
やらかしてしまったことで
両親が呼び出され、自分のために頭をさげる姿を見て
親にも申し訳ない事をしたと心から反省してもらいたいと
思って集まってもらいました
が。。。
Bくんのお父さんが来られていない
旦那さんがお母さんに
「こんな大変な事をお母さん一人で受け止められますか?」
と尋ねても、しばらくは「大丈夫」の一点張りでしたが
うちの旦那さんの気迫と周りの空気に押され
お父さんに連絡されたらBくんのお父さんは
すぐに来てくださいました
なぜ、夫婦揃って来られなかったかというと
今回の事件の事をBくんのお母さんは
お父さんには黙っておられたからでした
全員揃ったところで話を進めると
Bくんのお父さんが顔を真っ赤にして立ち上がり
Bくんの髪の毛をわしづかみにして
土下座して謝れ!!
と言ってBくんの頭を床にこすりつけられました
また、奥様をキッとにらみつけられると
奥様は震え上がっておられました
Bくんのお父さんが、一番
誠意のある対応をしてくださったので
私たちの気持ちも落ち着きました
Aくんのお父さんとCくんのお父さんは
何も言わずにただ下を向いておられましたが。。。
中学校の先生には
小学校の先生から話をしてもらい
クラスは3年間別、クラスのフロアも別
体育の授業でも一緒にならないように配慮
していただきました
子どもを信じることは親として当たり前
でも、
うちの子は間違ったことはしないと信じるのではなく
間違ったことをしても、それを否定せず
全て受け入れて寄り添い、
子どもの成長を信じることが親の役目なんだと
この事件で気づかせてもらいました
辛かったけど。。。
この経験が、どなたかのお役に立つことができれば
嬉しいです
長々とおつきあいいただき、ありがとうございました!
おやすみなさい