流れというものを説明するのですが、まずは分かり易くする為に、
ダウ理論をベースにお話ししたいと思います。
ダウ理論はご存知でしょうか?
上昇トレンドは「高値と安値を切り上げる」
下落トレンドは「高値と安値を切り下げる」
「高値と安値を切り上げる」かぎり上昇トレンドは継続
「高値と安値を切り下げる」かぎり下降トレンドは継続
イメージ的にはこんな感じです。
画像5_0
これだけ、基本として分かっていればOKです。
実際の相場ではそんなに単純ではないですが、
これからお話しするうえで基準や基礎として捉えておいて下さい。
第一段階
大きな緑の流れの中には
ピンクの流れがあり
ピンクの流れの中には黄色の流れがある
これは、理解されていますでしょうか?
理解されているならOK
流れを波ととらえてもOK
第二段階
(画像5_2)
水色の流れが出来ました。
黄色の流れは終了しました。
確かに黄色の流れは終了しましたが、
ピンクの流れは崩れていません。
少し画像を修正しました。(画像5_3)、
どう見えますか?
ここからが重要です。
第三段階
わたしなら、どう考えるか?
大きな緑の流れは継続中(ショートが優勢)
ピンクの流れは崩れていない。
であるなら、
また、ピンクの流れが下を向いてから=再度黄色の流れが発生したら
エントリーしよう。
と考えます。
イメージ的にはこんな感じです。
ピンクの流れが継続するなら前回安値は更新していくはず。
ピンクの流れが安値を更新するなら緑の流れの延長になる。
自分がエントリーしたのは、どの『波の延長』を取りに行こうとしているのかを『認識する事』はとても重要です。
黄色の矢印1本分を狙ったエントリーなのか?
ピンクの矢印1本を狙ったのか?
大きな緑の流れに乗ったのか?
必ず意識して下さい。
それらを意識することで、利確ポイントも、逃げるポイントも変わってくるからです。
例えば、
ピンクの矢印一本の下落を狙って
上手く黄色の流れが発生した所でエントリー出来たとしましょう。
黄色の流れが継続する限りは保有できますね。
その後、また水色のながれが発生したら、ピンクの矢印一本の流れは終了したと判断できます。
ただし、ピンクの下落の流れが終了した訳ではないです。
「ピンク矢印一本の流れ」と、「ピンクの下落の全体の流れ」は違うという事を理解して下さい。
「ピンクの下落の全体の流れ」は「緑の矢印一本の流れ」と考えて下さい。
画像を見ながら、どの矢印を言っているのか?
流れを言っているのか?
記事の一行一行確認しながら読んで頂けると認識が深まると思います。