オカルト的な話ではないのでご安心を。
こんにちは、石橋綾です。
ウチの両親は結構厳しくて
かつ、なかなか激しい性格の
人たちだったので、
小さい頃はそりゃーもう、
こっぴどく怒られまくっていました。
よく父には顔を張り手されるは、
母は不機嫌になってずっと責められるは。
いやーーーー怖かった。
なので、親を怒らせるのは
私にとっては命に関わるくらい
恐ろしいことだったので
親の顔色をすごく敏感に察知する
子供になっていきました。
『これをやったらお母さんは不機嫌になる』
『これだとお母さんは怒らない』
それが私の選択の基準でした。
(ずっと気づかなかったけど)
いつも右肩あたりに母がいて、
何かを考えたりすると、
その右肩にいる母が
助言という名の呪いを
かけてくるんです。
『そんなことしてたらみっともない』
『お父さんに恥をかかせないで』
『人が見たら、なんていうと思うの』
『やめときなさい』
勉強に関しても
習い事に関しても
進路に関しても
仕事に関しても
親の(特に母の)ご機嫌を
損ねないものを選ばなければ。
と思っていましたし、
なるべくそうしてきました。
だって、そのほうが平穏だから。
いい子でいる方が楽だったから。
とは言っていますが、
これも私が好きで選んでいた
やり方だったんですよね。
私は両親が望む進路が
私の好きなことだと
ずっと思いこんでいました。
確かに嫌いではないけど
本当にやりたいのか・・・・
と言われると、別に。。。
という感じ。
幸か不幸か、両親が望む進路に
進むことができてしまった。
というだけ。
それでもその進路に進み、
仕事をしてきたことでいい思いや
楽しいこともたくさんあったし、
学べたこともたくさんありました。
親の顔色を伺った選択の中でも
自分の得意なことや好きなこと
というのは見つかってはいったし、
その経験があって、
しんどい思いもしたから
今こうやって、カウンセラーを
やっているんですよね。
だから、きっかけなんて
何でもいいんだと思います。
ただ、
『自分は本当は何をしたいのか』
という事を自分に問いかけて
自分の心が好むものを選んでいく。
という勇気が必要なんですよね。
未だに私は母の顔がチラつきます。
『こんな事をしたら、
また文句を言われるかな』
『こんな事してると、
また頭がおかしいと言われるかな』
それでも、私は
自分の好きを選ぼうと決めたので
怖いけど、好きなほうを選んでいます。
もちろん、選べないときもあります。
でも、それでいいと思うんです。
それも自分が好きなほうを選んでる。
その自覚だけ持っていて
人のせいにしなければ(する時もあるけど・笑)
その時の最善を選んでいるんだと
知っていればいいんだと思うんです。
その『好き』でさえも
もしかしたら変わっていくかもしれない。
だから、『好き』を探し過ぎなくても
いいんじゃないかな。
とも思うんです。
自分がやっていて楽しい、心地いい
なんかわからんけどやりたい。
そんな感じでいいんじゃないか。
って思うんですよね。
自分の『やりたいな』を選んでいくと
なんだかわからないけど
愉快な生活が待っている~~~♪