ジャン=ポール・エヴァンのケーキ グアヤキル ♪86.8

スイーツ ランキング ~ぼくはむこようし


 
ビターチョコレートのコクのあるケーキとのこと
アーモンド風味のチョコレート生地、ビターチョコレートムースがその実力を突きつけます。
578円という価格は、絶対に安いです。
まずはここから!!
 
エクアドル産?のチョコレートは口どけに従い蜜のような味わいにも。
甘味と酸味が口当たりから明快で、カカオの風合いがそこにぐっと含まれていきます。
余韻は長く、黒糖を思わす風合いも見られます。
しかもずっしり詰まったカカオの風味が凄まじく、後味に向けてなるほどアーモンドを思わすナッティーな性格からコクを生み出します。
そして口の中で何ともボリュームのあるアロマティックな世界が生まれ、チョコレートのチョコレートたる旨味がズシリ。
凄いな、この作品・・・。
添えられるチョコパウダーも本物。
シンプル故に苦味と渋みが主軸であるも、削り立てのカカオを思わすようなフレッシュ感を担っているところがなるほどこのブランドの実力でしょうか。
 
チョコレートムースはしっかりした質感のクリームでありますね。
ムースは含まれるリキュールが高揚感をしっかり残し、それでいながらチョコレートの重厚さが主題となっていることが明快。
リキュールに遊ばれない、貫録あるチョコレートの味わいは、本物の素材だからこその実力でしょう。
むしろリキュールによってそのカカオの華やかな風合いをより前に押し出してくる様子・・・。
エクアドル産の個性を大きな表現力で演出しようとします。
 
チョコレートスポンジ生地は、ベースとなるスポンジ生地の味もしっかり甘く、優しい個性を持ち、そこにチョコレートを従えてしっとり、そして味の濃密さを発揮しているという印象。

素材を同時に味わえば、チョコレートのコクがきちっっ口どけしながら明快にコクを生み出し、中盤にはスポンジの食感の強さで味に厚みと明るさを生み、リキュール感あるムースは素材同士を調和させていくような印象にも。
余韻では複雑な味わいが絡んでは現れ、酔いを感じるほどに体も思考も預けたくなるほどの極上の演出
 
 
○ ジャン=ポール・エヴァン 公式サイト
◎ JEAN=PAUL HEVIN
○ http://www.jph-japon.co.jp/
 
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