「精神神経学雑誌」がスカスカになる理由「リサーチマップ」広島原爆遺児PTSD症例報告 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

「精神神経学雑誌」がスカスカになる理由「リサーチマップ」広島原爆遺児PTSD症例報告

日本精神神経学会機関誌「精神神経学雑誌」が2012年と2016年を比較すると「半減」した理由。


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ストーカーに顔面を傷つけられた広島原爆遺児PTSD症例報告が精神神経学雑誌に掲載を断られ、国営学術情報システム「リサーチマップ」に公開した。

爆発的に閲覧が始まったのは2015年のNHKの「うつ病もアスペルガーもうんこ(腸内フローラ)で治す」番組放映直前から。

掲載を拒否された論文が8500回以上閲覧されている。

「広島医学」論文と合わせた閲覧回数は15000回以上。

学術誌の使命である「石を拾っても、玉を捨てるなかれ」を果たせなかった「精神神経学雑誌」。オバマ大統領の歴史的なヒロシマ訪問の時点でも、日本精神医学の使命であるはずの長崎広島原爆PTSD研究を継続していたのは、金吉晴でも飛鳥井望でも中根よしぶみ(長崎大学医学部精神科名誉教授)でもなく、世界で私1人だけだった。