「精神科は薬をくれるだけで話を聞いてくれない」広島市少女賦活症候群殺人と植松聖 | 精神科医ブログ、長崎広島原爆・福島原発・コロナ・第二次大戦・北朝鮮ロシア核・児童虐待・DV・レイプ複雑性PTSDの薬物療法

「精神科は薬をくれるだけで話を聞いてくれない」広島市少女賦活症候群殺人と植松聖

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呉市灰が峰殺人事件の加害者の広島市少女がメールで友達に送った精神科受診の感想。

PTSD患者は自分からは言えないから聞いてもらいたかったのである。裁判で明らかにされた母親に壁に投げつけられたりした児童虐待トラウマも、児童性的虐待(デリヘル売春)トラウマも。

しかし、少女に与えられたのは薬だけ。一回の処方でアクチベーション・シンドローム殺人。

植松聖も措置入院ですぐに落ち着いたところで聞いてもらいたかったのである。自分が大麻に依存した理由。PTSDを発病した母親から与えられなかった愛情について。

主治医は12日間の入院で薬だけ飲ませて、早々に追い出した。話なんかしたくないから(聖マリアンナ大学不正後に書かれた朝日新聞の天声人語、友人の付き添いで筆者が見た患者の顔も見ない精神科医)。
その失望(負のラポール)と薬が結合された時、化学的に強化した大量殺人が生じた。
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熊本巨大地震DPAT出動の精神科医「外傷体験から何年か経ってPTSDを発病することもあります(私は診断したことありませんけど)」

植松聖の遅発性児童虐待(ネグレクト)トラウマ複雑性PTSD