ハイチのジャン・クロード・ボード駐日代理大使は14日、東京有楽町の日本外国特派員協会で会見し、「通信手段が完全に遮断されており、本国からの公式な情報は何も受け取っていない」と述べた。被災状況の把握は、米国やフランスなどの外国メディアの報道に頼っているという。

 ハイチでは、震災への備えや国民の地震に対する予備知識は十分でないとし、「ダウンタウンでは多くの国民が密集して暮らしていた。とにかく今は、医療スタッフ、そして医薬品が必要だ。飲料水も不足している」と窮状を訴えた。また、発生直後に日本政府からの人道的支援の申し出があったことに触れ、「迅速な対応に感謝している」と述べた。

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