教会の信仰を表現する鐘の音について | 行けるところまで行き、然るべき場所で死ね
こんにちわ。墓の魚・室内管弦楽団作曲家です♪

この楽器が何か、皆さん、ご存知でしょうか?

行けるところまで行き、然るべき場所で死ね

そう。カリヨン
つまり、教会の鐘です。

うちの楽団の名物楽器の一つで、
音楽の中で教会の信仰を表現する時に使用しています。

私はこの教会の鐘の音が、昔から本当に大好きで、
どうしても本物の教会の鐘の音が欲しくって、
探しまくって、頑張って入手してしまいました(笑)

コンサートでは毎回、このカリヨンを使用していますよ~。

さてさて、ところで、そんな教会の鐘の音・・・・・
他の作曲家さんやオーケストラは
どんな風に扱っているのでしょうかね?

だって、やっぱり不可欠ですよ。
音楽に信仰の音っていうのは!!

それについて、
ウォルター・ピストン「管弦楽法」という本に、
こんな面白い記事を発見したので、掲載いたしますね。






「本当に低い音の教会の鐘を、オーケストラ中に用いようとする
作曲家たちの指定に従うための試みが繰り返しなされたが、
いつも不成功に終わった。

主として、低い音を出す為に必要な鐘の大きさが
巨大なものになりすぎる事がこの失敗の原因であった。

中央のCよりも低い音を出せる鐘を演奏会場に持ち込むことなど、
とうてい問題にならない。

たいていの場合、なんらかの模倣が工夫され、
本当に鐘が用いられた場合には、作曲家の指定している音より
はるかにピッチが高すぎてしまうのだった。」







うーん・・・
これ、すっごくわかります(笑)

そうなんです。
理想的な、あの厳粛なる教会の信仰を表す鐘の音を出すには、
やっぱり巨大なカリヨンでなければ駄目なんです。

そういった問題を解決する為に、オーケストラでは
チューブラーベルという楽器を使用したりしているようですね。
(でも、この楽器は私はあまり好きじゃないのです。
やっぱり、本物の教会の鐘がいい!!!)

教会の信仰を表現するというのは、やっぱり作曲家にとっては
かなり重要な課題の一つだと思うのですよ。

その為に私もアイーダトランペットを使用したり、
パイプオルガンをライブハウスに搬入したり、
過去に相当、無茶をしてまいりました(笑)
(その話は、また別の時に)



というわけで、10/31ハロウィンコンサートでも、
このカリヨンは登場しますので、
ぜひぜひ、観に来て、聴きに来て下さいね~。




行けるところまで行き、然るべき場所で死ね

■イベント名
Floribunda#5 瑠花(grow seeds records)主催

●仮装してご来場の方には、特別プレゼントもございます。

■日にち
10月31日(木)ハロウィンの日

■場所
東新宿グラムシュタイン
http://glamstein.syncl.jp/

■時間(と他、出演アーティスト)
18:45 オープン

19:00~乙顔聖加
19:40~潤姫すず
20:20~瑠花
21:10~墓の魚・室内管弦楽団

■料金
2000円+ワンドリンク

■墓の魚・室内管弦楽団・出演者
歌/作曲/黒実 音子
歌/わしなこ
歌/ピアノ/アコーディオン/えじりーな
ピアノ/京念屋 洋子
第一バイオリン/瑠璃
第二バイオリン/茉莉
第三バイオリン/永野 綾沙
ヴィオラ/あゆみ
第一チェロ/U
第二チェロ/M
第一コントラバス/KC
第二コントラバス/大山 卓昭

黒実音子:「暗い月夜の五つのファド」 キリストのファド イントロイトス op6 No.2

黒実音子:「カンポ・サントの変奏曲集」 9番 信仰 op3 No.9

黒実音子:「魔女のエチュード」 6番 全てが幻想だったのですか? op1 No.6 

他 演奏予定




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