遺伝子が何らかの理由で傷が付くと病気になる、ということは再々
お話してきました。
では、遺伝子は何で傷付くのでしょうか。
遺伝子を直接傷つける最も大きな要因は、活性酸素です。
私たちは酸素がないと生きてはいけません。
酸素によって糖分や脂肪を燃やし(酸化させ)、エネルギーを生み
出し体温を保って活動しています。
そんなに大切な酸素がどうして遺伝子を傷付けるのでしょうか。
何か不思議な感じがします。
実は、吸収した酸素のうち2~3%が不安定な活性酸素に変化
するのです。
「活性」と言いますと良いように思われますが、この場合の「活性」
とは、ほかの物質と結びつきやすい「不安定」という意味です。
ちょっと難しい話になりますが、この活性酸素には4種類あります。
それは・・・・・
①スーパーオキサイド
②過酸化水素
③ヒドロキシラジカル
④一重項酸素
・・・・・・・・・です。
これらが、遺伝子や脂質、たんぱく質、酵素などを傷付けるの
です。
そうして、いろいろな生活習慣病を誘発し老化を早めます。
では、遺伝子が傷付くとどうして悪いのでしょうか。
遺伝子は親から子へ、人間としてどうあるのか暗号が記されてい
ます。
その遺伝子に傷が付きますと、暗号が狂ってきます。
そのとき、人間として違った姿になったり病気を誘発するのです。
活性酸素が発生しないようにするには、日々の生活習慣を好ましい
ものにする努力が必要です。
「好ましい生活習慣」とは、第一に食生活です。
そして、紫外線・喫煙・ストレス・有害化学物質などから身を守る
ことです。
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「核酸」は、傷付いた遺伝子を修復します。
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(この記事は http://ameblo.jp/goyo10/ と同じ人物が書きました)