症状が出ない子にした方が、本当に良いのか? | 須崎動物病院ペット用サプリメント&ペットの食育講座☆愛犬愛猫の体と心を癒すペット専用サロン・アンシャンテ

須崎動物病院ペット用サプリメント&ペットの食育講座☆愛犬愛猫の体と心を癒すペット専用サロン・アンシャンテ

食事改善+自然治癒力アップ+ペットコミュニケーション=ペットの健康長寿を実現!

●症状が出ない子にした方が、本当に良いのか?

ご訪問ありがとうございます。

須崎動物病院サプリメント代理店☆ペットのヒーリングサロン・アンシャンテの田村です。



明日は、須崎院長の診療日です。

ということで、久々に医療ネタに戻りますね。


まず、質問です。

あなたの愛犬愛猫を症状が出ない子にしたいですか?


たぶん、多くの飼い主さんが「YES」とおっしゃるでしょうね。


ところが、私自身の目標はちょっと違うのです。


私の場合、「きちんと症状が出せる子にしよう!」というものです。


でも、症状が悪いものと考えておられる方が多いようです。

症状自体に良いも悪いもありません(命にかかわるほど、症状が激しい場合は別です)。

出す必要があるから出ているだけのことです。

体の反応に無駄なものはないのです。

排除しなければならないものが体内に入ってきているから、症状が出ているのです。

正常に迎撃力を発揮している姿の現れが、症状なのです。


症状は、火災現場における火災報知器やスプリンクラーの働きのようなものです。

火災報知器のベルは、確かにうるさいです。

しかし、うるさいからこそ、火災を知らせる役割を果たしていますよね。

スプリンクラーの放水で、確かに室内はびしょ濡れになります。

しかし、だからこそ、火の勢いが弱まるんですよね。


症状には、二つの側面があります。

一つが異常を知らせるサイン(火災報知機)の役割です。

そして、もう一つが異常に対応する防衛機能(スプリンクラー)の役割です。


火災報知機もスプリンクラーも悪いものですか?


症状ばかりに焦点を合わせる人は、火災報知器やスプリンクラーの放水ばかりに注目して、肝心の火災(及びその原因)に目を向けないのと同じです。

そして、あろうことか、火災報知器のスイッチを切ったり、スプリンクラーの放水を止めたりするのです。

それで、見た目の症状は消えるかもしれません。

ただし、症状を消しても、火災は根本解決されたわけではないのです。

火は相変わらず燃えているのです。

でも、火災報知機のスイッチを切ってしまったら、鎮火したと錯覚してしまうかもしれません。

おまけにスプリンクラーの作動も止めてしまえば、いったいどうなるのでしょうか?


症状はあくまでも、結果にしか過ぎません。

原因があるから、今の結果(症状)があるわけです。

結果を変えようと思ったら、原因を変えればいいわけです。

それが根本解決する道です。


私の場合、自分の犬猫に症状が出た場合、こう考えます。

「おっ、何かまた入ってきたな(病気の原因となるものが体内に入った)」

「しっかり迎撃モードになっているね(症状が出る=免疫応答している)」

「よし、がんばれ!応援するぞ!(病気の原因に対処してサポートする)」


私の場合、症状を消すことを目的にはしません。

症状を出して対処しなければならない理由の方に対処します。


熱が出たら、熱を下げるのではなく、熱が出る原因に対処します。

痛みが出たら、痛みを抑えるのではなく、痛みが出る原因に対処します。

どこかが腫れたら、腫れを抑えるのではなく、腫れる原因に対処します。

下痢をしたら、下痢を止めるのではなく、下痢をする原因に対処します。

嘔吐したら、嘔吐を止めるのではなく、嘔吐しなければならない原因に対処します。


出さなければならない理由があるから、下痢したり、咳・くしゃみ・鼻水が出るのです。

戦って排除しなければならない理由があるから、炎症反応(発熱・痛み・腫れなど)が起こるのです。

重要なのは症状を止めることではありません。

症状を出さなければならない原因に対処することです。

原因に対処すれば、自然に症状は収まります。

火災報知機は止まり、スプリンクラーは停止します。

しかし、火が消える前にスイッチを切っても良いのでしょうか?

私たちが普段よくやりがちなのが、これです。


どんな場合でも、私がまず考えることは、「原因は何だ?」です。


私自身の犬猫には、そうやって対処し結果を出してきています。

かなりきつい症状が出ても、じきに治ってしまいます。

対処ツールをいくつも常備しているので、安心していられます。

仮にどんな病名が着けられようが、私自身、あまりそれを重視しません。

参考にはしますが、本当に重要なのは、「原因」の方だからです。


症状が出せる子は、対応能力が高いという一面もあるのです。

当院を受診される方は、「症状=悪」という考えから、ぜひ、脱却していただきたいものですね。

症状を消すことと治ることは、まったく別物なのです。


つまり、症状が出ない子にするのが目的ではなく、症状を出さなくても済むような環境を整えておくことや日頃から対処しておくことが重要なのです。

そして、万一体内に病気の原因が入って来た場合は、きちんと対処するできる子であって欲しいものです。

その過程で症状が出るのは、ある意味正常なのです。



アニマルコミュニオンを体験でき、アニマルコミュニケーションを体系的に学べる東京アニマルヒーリングスクール(隊長塾)の次回開催は、6月26日です。会場は新浦安付近の予定。大阪隊長塾も募集中!お申し込みはこちらから♪



(症状がきちんと出せる子にするのが、我が家の目標です)




ポチッと1票応援ありがとうございます。

人気ブログランキングへ



新武水(デトックス・抗菌)、レヨタブ等のお申し込み!

須崎動物病院サプリメント・1万円以上で送料無料!無料電話相談!サプリメントの適合チェック無料!