静岡歴史散歩*のんびりぶらり♪ ローカル線途中下車の旅
のんびりぶらり♪ ローカル線途中下車の旅。
元旦の静岡散歩の続きです。
季節が行ったり来たりですみません~。
相変わらずのマイペースぶり、大目にみてくださいね
今年の初詣は、静岡浅間神社。
1月ももう最終週。あれから25日も経ったんだ!
月日が経つのは、本当にはやいですね。
年々、はやくなっているような・・・・。
さて、静岡浅間神社は、賤機山の麓に鎮座しています。
賤機山は、「静岡」という地名の発祥の地として知られ、
古代より神聖な神奈備山としてこの地方の人々の精神的支柱とされてきたそうです。
先日、奈良の三輪山に行ってまいりましたので、仏教が入ってくる前の、
日本の人々の自然に対する崇敬、特に山を神聖なものとする文化を再認識しました。
そこかしこに神様がいて、自然を崇拝する、おおらかな精神性って、いいなぁ、と。
静岡浅間神社の境内には、6世紀のこの地方の豪族の墳墓とされている、
賤機山古墳があります。
(今回は、残念ながら時間がなくて、訪問できませんでした)。
また、静岡市内には、渡来人の「秦氏」の氏寺や秦氏が建立した寺などがあり、
この神社も、秦氏が祖神を賤機山に祀ったのが発祥であるともいわれているそうです。
日本と朝鮮半島の人々。
そのつながりの深さを感じました。
静岡浅間神社は、古来より、朝廷、鎌倉将軍家、今川氏、武田氏、織田氏、豊臣氏、
そして、徳川氏などによって、篤く保護されてきました。
特に、前回も少し書きましたが(→☆ )、
徳川家康と静岡浅間神社との関わりは強く、
幼少の頃、今川氏の人質として近くのお寺(臨在時)に預かられていた頃から、
生涯にわたって篤く崇敬したそうです。
がお~!今年は、寅年。
1555年、家康は14歳で静岡浅間神社にて元服式を行いました。
月日が経ち、1582年に、三河と遠江の戦国大名となっていた家康は、
神社のある賤機山に築かれていた武田氏の城塞を攻略するに当たり、
無事に攻略できたならば、必ず壮麗な社殿を再建するという誓いを立て、
社殿を焼き掃いました。
そして、その後、駿河領有後、現在の規模と同程度の社殿を再建したのだそうです。
静岡の歴史も奥が深そうです♪
楽しみが増えてうれしいな。
ビジュアル 日本の歴史 (ニューワイドずかん百科) | |
学習研究社 2006-09 売り上げランキング : 270339 おすすめ平均 受験に役立つ資料集 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
渋滞知らず♪ 鉄道の旅の目次はこちら