こんにちは!木蓮です。
最近、狩猟が解禁されたので、朝から銃の音が聞こえてきます。
週末ともなると、ハンターたちがやってきて、村の中の犬の数(というか猟犬の数)が一気に増えるこの頃。
我が家の庭&畑では、トウモロコシ、プルーン地獄から、洋梨、ブドウ地獄へと移っています。(*^▽^*)
洋梨は、明日一気にコンポートにして瓶詰に。
葡萄は今年甘くておいしいのですが、コンフィチュールを作る予定。
今週中に、庭にある薪を倉庫に移動し冬支度も急ピッチ。
みなさんのご自宅でも、冬支度……なんて、まだ早いでしょうね。
さて、先日のメール・ド・グラスの続き。
メールドグラス氷河は深さ200m、長さ7kmほど。
(これは、年々変わっているため正しい数字が拾いにくいのが難点。)
スケスケ階段を降りる前、どこに入口があるのだろうと覗きこんでみると……。
いくつも穴が開いていてびっくりしました。
まだ、陽が完全に登っていないため、青く映るのが美しい。
話によると、氷河の流動と洞窟の穴の変形のため、毎年新たに掘りなおしているらしく、一瞬、こんなボコボコで大丈夫なの?と心配になりました。
アルプスの気温上昇は、1900年以降、世界平均の2倍の速度で進んでいるという記事を読みましたが、1820年以来150m以上薄くなり、2014年だけでも3.61m失われたんだそう。
階段の途中には、いくつもこんな看板があり、『ほとんど着いたよ!』とか、『これから頑張れ!』と励ましてくれます。
入口を振り返ってみるとこんな感じ。
中から外に向けて撮影したほうが雰囲気がありました。
この氷河がどうして水色に見えるのだろうと、不思議に思いますが、調べたところ、氷河の表面に差し込んだ陽の光が、氷の中を透過していくと、次第に赤い光が吸収されていき、青い光が透過、反射するのだそう。
自然って本当にうまくできているんですね。
ちなみに、床にはちゃんとマット?みたいなものが敷かれているので、すべることはありません。
中に入ると、ライトアップが綺麗で、結構楽しめました。
それにしても、朝イチで行ったからか、まだ10人ほどしか人がいなくラッキーでした。
さぁ!帰りはもう一度これを…………、登るのね。(笑)
中腹で写真を撮っても、まだまだゴールは遥か遠く……。
それでも、やっぱり来てよかった!
夏に見るのと冬の雪景色の中で見るのとは、雰囲気が大きく変わるのでしょうが、できたら冬の雪景色も見てみたいな~。
帰りの電車もスキスキで楽しい旅を送れました。
さて、次回はそんな可愛いシャモニーの街を!