子供に薬を飲ませる方法 | ラス子とゆかいな仲間たち

ラス子とゆかいな仲間たち

超マイペース夫とにぎやかな4児の世話に翻弄されつつも、
仕事に家事に子育てに趣味にと奮闘しております。
大雑把さと家族への愛だけは誰にも負けません。

ラス娘ちゃん、滲出性中耳炎の診断で、現在毎日エリスロシンという抗生剤を飲んでます。


なんとか毎日飲み続けてくれています。


これは私のこれまでの試行錯誤の末の集大成です(笑)。




うちの子供たちは、小さいころからやたらと病院慣れ・薬慣れしていて、割と薬は簡単に飲んでくれる方です。


ずっと喘息持ちだったので、抗アレルギー薬のオノンやら咳止め・鼻止め…もうお食事とセットで毎日当たり前のように飲む「常用薬」です。


保育園児だったので、もらう薬はいつも持ち歩きやすく日持ちする粉薬。


これらは飲みやすいので、美味しい美味しいと全く苦労せず飲んでくれます。


ほんのちょっとの水にささっと溶かしてすぐ飲ませます。


抗生剤も、メイアクトとかセフゾンなんかの比較的飲みやすいものだとあまり違和感を感じず(だまされて?)一緒に飲んでいました。




そんなわけで薬慣れしているうちの子供たちですが…


飲ませるのに苦労する薬があります。




抗生剤はやはり全般的に飲みにくいようです。


よく見るお薬の中では特に、ジスロマック、クラリス・クラリシッド、エリスロシンなどのマクロライド系と呼ばれる抗菌薬は「激マズ」です。


大人もちょっとなめてみればわかります。


確かに、これを子供に飲ませるのは至難の業だと納得するはずです。


しかも時々抗生剤に整腸剤も出して混ぜてくれたりするものだからやたらと量が多かったりする(抗生剤を飲むと便がゆるくなるため)。


飲ませるのに本当に一苦労です…(なので、私は整腸剤は絶対に抗生剤と別で出すことに決めてます)。




今まで、いろいろなことを試してきました。


1,2滴の水で練って団子状にして口にさっと放り込んだり口腔内に塗りつけて水を流し込む…


ほんの少量の水で溶かしスプーンで一口で飲ませる…


ゼリーやプチダノンなどで薬を包み込んで(混ぜない)食べさせる…


etc.


いわゆる「いいと言われる方法」はいろいろ試してみました。


でも、これがなかなかうまくいかないんですよね。


しかも一度「苦い!」とインプットされてしまうと、そのあとどんなことをしても飲まなくなってしまったりします。


頭にきて「つべこべ言わずに飲め~~~!」とばかりに無理やり飲ませたもんなら、結局ゲロゲロと全部吐いてしまったり。


このバトルに母子ともにげっそり。


なーんてことがよくありました。


自己流でもいろいろ試してみました。


チョコレートを溶かして薬を混ぜて固めるとか(笑)。


アイス氷にして食べさせるとか(笑)。





んで、いろいろやってみて、比較的うまくいった方法が…名付けて!!


「だんご練乳法」


「チョコレートアイス法」


です。




「だんご練乳法」

1,2滴の水を加えて練り練りして固い団子状にして、そこに練乳をコーティングして流し込む!


「チョコレートアイス法」

チョコレートアイスを練り練りしソフトクリーム状にして、薬を混ぜて食べさせる!

これは薬局などでも紹介されているメジャーな方法です。




水に溶かして時間が経つと苦くなってしまうので、水分と合わせたらすぐ飲ませるのがコツです。


練乳は甘みが強いのと、どろっとしていて水っぽくないのがいいようです。甘党な子ならたぶんいけます。


チョコレートアイスはもともとさりげない苦みがあるので、薬の苦さがまぎれるようです。それと、使うチョコアイスはちょいお高めの「A○a」「レ○ィーボー○ン」など濃厚なアイスのほうがいいようです。チョコレートシロップなどもいいようです。チョコ好きな子なら割とうまくいきます。




ラス娘ちゃんはチョコレートアイス好きなので、今回は後者を採用。


ちょっと苦みはあるみたいですが、がんばって毎日飲んで(食べて?)くれています。


んで、全部きれいに飲めた後、「お口直ししていい~?」といって、他のミニアイスを食べてます…。


おいおい…アイス食べすぎだろ…。まあ仕方ないか。




っていうか、「お口直し」とかいって…ほんにラス娘のしゃべることはおもしろい。