なくもんか | ヤンジージャンプ・フェスティバル

ヤンジージャンプ・フェスティバル

基本はシュミ日記です。
…遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん…
  

さあ!今日は朝から映画三昧だぁー!


と思っていたのは、イエスタディ。


目覚めたら、バッチリ寝坊11:00。


叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び 叫び


…しかたない…。


気を取り直して、午後からとりあえず2本だけ観ることにしよう…。


…と計画を立て直して、地元近くのシネコンへ。


到着した刹那。


上映開始時間を、1時間勘違いしていたことを識る……。


さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。 さらにショック。


………ま、そんな日もある。


今日はこの一本だけを集中して観ることにいたしましょう。



……泣かないぞ、僕。


……………………泣くもんかっ!



……………………というわけであらすじでーす。



【あらすじ】


「舞妓 Haaaan!!!」でチームを組んだ脚本・宮藤官九郎、監督・水田伸生、主演・阿部サダヲのトリオが再び結集し、下町の一風変わった家族の物語を描いた異色の人情コメディ。

父に捨てられ、弟とも生き別れた主人公が辿る波瀾万丈の人生を笑いと涙を織り交ぜ、ハートウォーミングかつパワフルに綴る。

共演は「ディア・ドクター」の瑛太、「チーム・バチスタの栄光」の竹内結子。
幼い頃に、無茶苦茶な人生を送る父に捨てられ、生き別れた兄弟。

兄・祐太は、東京の下町、善人通り商店街で“デリカの山ちゃん”を営む夫婦に愛情いっぱいに育てられ、今では店を継ぎ、ハムカツを名物に“山ちゃん”を超人気店にまで成長させた。

一方、弟・祐介は苦難の人生を生き抜く術として笑いを身につけ、やがて赤の他人の金城大介とコンビを組み、兄弟漫才師“金城ブラザーズ”として売り出し人気芸人に。

そんなある日、10年以上音信不通だった“山ちゃん”初代店主夫婦の一人娘・徹子が突然帰ってくる。デブでブサイクだった徹子は、明らかにワケありな大変貌を遂げ、見違える美人になっていた。

祐太は様々な疑問を胸に仕舞い込み、徹子を温かく迎え入れ、ほどなく2人は結婚することに。そして、ひょんな偶然から、“金城ブラザーズ”の祐介が実の弟であることも判明する祐太だったが…。

allcinema online 様より)

もう、このブログでは何度も書いている気がするけれど…。

今作の脚本の宮藤官九郎さん。

大好きなんです!



……とはいえ、それはテレビドラマでの話…。

クドカン脚本のTVドラマ作品は、

「DVDボックス買ってしまおうかしら」

と思ってしまうほどの最高傑作が勢ぞろい!

…にも関わらず、映画は…と言えば、いつもの爆発力がなかったり、逆に爆発しっぱなしで、ちっともまとまりの無い作品がどうにも多いような気がして、いまいち相性が合わず……。

……なので今作も、かなりの警戒心で臨んだのですが……。




おーーー!

いいじゃん!これ!

クドカン特有のスピード感もバッチシ!

本人も、ケラケラ笑いながら書いているんだろうなぁ…と思わせる、適度にマニアック、適度にベタなギャグも今回は冴えまくり!

それに加えて、今作での昭和の日本映画とか、ホームドラマとかを思わせるような心温まる家族愛…。

CMとかで散々放映されてたコピーの「泣ける喜劇」という表現がまさにピッタリの作品だったのでした。

ぶっちゃけ

「何だか後半が都合よくまとまりすぎ?」



とか、

「この内容だったらTVドラマでやった方が絶対よかったね」

とか、

「CGとか沖縄ロケとかいらなくね?」


とか、色々と言いたいことはありますが、まあそれはそれ。

このスタッフ、このキャストで続編を作るなら、また観てみたいぞ!

と思わせる作品だったのでした…。

…いや…

だったら、これをTVシリーズでやる…って方がいいかも…。

ううむぅ…。