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先日の日記 にも書きましたが、10月25日~26日に、
の著者でもある、池谷昭三先生の工房「木綿花 」にて、草木染の体験をしてきました。
浜松駅からバスで20分くらいのところにある工房です。
先生は、今81歳とのことですが、とても元気でいらっしゃいます。
25日(土)
午後の部から教室へ行きました。この日は生徒が私一人だったので、マンツーマンで藍染めの防染・抜染をやりました。
防染は、色をつけたくない箇所にあらかじめのりをつけてから染め、あとでのりを落とす方法です。
抜染は、最初に全部染めておいて、あとで色を抜く方法です。
藍の防染で染めたハンカチです。先生の工房には、様々な模様の型があり、好きな型で染めることができます。
26日(日)
午前中はちょっと変わった藍染めを行いました。
「ちょっと変わった藍染」というのは、な、な、なんと、藍なのに紫に染まる藍染めです。
藍中でもインド藍やリュウキュウ藍の乾燥葉を化学還元すると、紫色になるのだとか。面白いですね。
写真の左半分の青紫の作品が、藍によって紫に染まった作品です(後列左は、藍の抜染によるもの)
午後は、酔フヨウによる染色。写真の右半分のように、紫がかったピンク色になりました。
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先生の教室は、はじめに染め方や染色の原理に関するレクチャーがあって、その後工房に移って実体験という流れになっています。
かなり自由な雰囲気で、「いま黒米の糠もあるからこちらで染めたい方はどうぞ」と、テーマ以外の染料で染めることができたり、初めての私に藍の歴史や種類など、基本的なことからしっかりレクチャーして頂いたりしました。
常連さんも多く、中には山形から浜松まで通っている方もいらっしゃるそうです。もちろん、常連さんが多いからといっても、初心者が入りにくい雰囲気ではありません。むしろ、丁寧に教えて頂ける方が多いので、安心でした
天然の色は見ていてとっても落ち着きます。
今度は自分の形に合ったTシャツでももって行って染めてみようかな・・・
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♪色の本を下がすなら、カラーファン
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