本心を探りあてなければ、本当の幸せは感じられない人間の行動の最終的な目的は、自分や周囲の人、さらに言えば、社会や世界の幸福な状態をつくることであろう。しかし、誰にとっても幸せな状態というのはありうるのだろうか?実は、それは自身の感覚の中だけで定義されるものではないのか?自分を深く見つめ直して本心をさぐり、それがたとえ意外なものであったしても認めて、行動に移す。幸せの感覚は、そうした行動の先にしかない。