外資で働く友人を見ていると、いろいろと興味深い。
日本の一般的な企業のような、もったりした感じがなく、積極果敢に仕事を攻める。スピードがはるかに速い、早い。文字通り寝食忘れて働く。手段を選ばない。出世のためにはできることは何でもやる。上司や権力者には、見ている者が引くくらい媚びる。自分にバリューがなければ、人でも物でもどんどん切る。人生は体力の勝負という自覚のもと、狂ったように体を鍛える。
人間的、倫理的にどうかと感じるが、極めて現実的に闘争する。
この世は弱肉強食だと捉えているのだろう。
人間も動物である以上、弱肉強食という側面はある。
しかし、あくまで側面だ。
そもそも、弱肉強食の語源をたどれば、野生動物の生存競争の苛烈な印象に由来するのであろう。
しかし、現実には、ライオンや虎が最強で君臨しているなどどいう話ではなく、生きるために必要な時だけ闘い、同時に、全生物は生態系の中でバランスを崩さないように自然に振る舞っているように見える。言葉を変えれば、共存している。
あえて言えば、自然や社会によりよく適応したもの=適者=強者で、適者が栄えていくということであろう。
小さな利己的な枠組みの中だけで完結していると、本当の強者にはなれないということだ。
追伸 お知らせです。多汗症、腋臭症治療ミラドライの費用を改訂いたしましした。
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