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2012-02-03 22:42:00

展覧会の絵(ラヴェル版)の考察

テーマ:楽器と風景
パーカッションでも大物楽器(BD,Cym)などが好きな人はご存知だろう。
キエフの大門、練習番号120のベースドラムの位置がCDによって違うものがある。
明らかに、他の管弦楽器群から一拍外れた位置にベースドラムが鳴るのだ。
大半の音源は、管弦楽器群と同時に鳴る。
譜面で説明するのも鬱陶しいので、youtubeから拝借しよう。

【ズレてるほう】
<Valery Gergiev指揮 NHK交響楽団>
問題の箇所は、7:16と7:26。ゲルギエフも振りかぶってベースドラムに強打を指示している。


【ズレてないほう】
<Eckehard Stier指揮 オークランド・フィルハーモニア・オーケストラ>
問題の箇所は、8:08と8:15。


あるサイトでの考察を読むと、
ラヴェル版の初版として、ロシア音楽出版から出版された当初からの誤りである説が有力だそう。
「展覧会の絵 大太鼓」で検索すると、トップらへんに出てくる。
どうやらラヴェルが意図的にズラしたのではなさそうだ。

チェリビダッケ指揮シュトゥットガルド放送響のベースドラムは"ズレて"いるが、
チェリビダッケ指揮NHK交響楽団のベースドラムはズレていない。
違う譜面を使ったのか、気付いて修正したのか...。

ゲルギエフ指揮はウィーンフィルでもN響でも、"ズレて"いる。
ほぼ間違いであることは、明白なのに。知らないはずはあるまい。
他のたくさんのスコアはズレてないのに、何故ズレたスコアを使うのか。
もしくは、意図的にゲルギエフが指示しているのか。

打楽器奏者として、個人的な見解になりますが、
ベースドラムがあの位置に一拍ズレ入ると、次の数小節に急激にエネルギーが溜まる。
譜面の指示は「徐々に、だんだん遅く」だが、ベースドラムの位置がズレるだけで、
急減速し、126小節目から更に壮大に聴こえるのだ。
譜面自体、だんだん壮大になってゆくが、126小節目からは銅鑼とチャイムがffで合流してくる。
両方ともインパクトのある、色の濃い楽器。
これらを自然に導く為に、120小節目(121小節目)のベースドラムは意図的にズラしても良いと、
私は思います。
ゲルギエフの指揮のせいもあるけど、ここにベースドラムが入ると流れとしてこうなるんだと。
因みにチェリビダッケ指揮シュトゥットガルド放送響も同じ流れである。

ズレて無いほうは、もちろん綺麗。
特に場面が大きく変わる印象も無く、それほど遅くなっていく印象も無く進んでいく。
これはこれで、すっきりと良いオーケストレーションだと思う。

聴き比べてみて下さい。
どちらも音楽的には間違ってないという見解ですが、
こういう謎解きをしながら聴くのも、クラシック音楽の楽しみの一つかもしれない。
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2011-12-06 21:06:59

この世の終わり

テーマ:楽器と風景
アポカリプティックサウンド。
絶望的な音の表現とでも言うべきか。

エフェクトシンバルの中では、少しマイナーなトラッシュシンバル。
イスタンブール製の22インチの大径を購入してみた。

トラッシュ=ゴミ。
見た目はそのまんま、ハンマリングに失敗して捨てられ、
シンバル屋の裏手のゴミ捨て場で見つけたレベル。
写真①のように、ベコベコ。
写真②はチャイナ(18インチ)。綺麗に反り返っている。

こんなにベコベコだと倍音がたくさん聴こえる。
普通のハンマードシンバルのような綺麗な倍音ではない。
濁った、不安な音。

そして、ボウは緩め。なだらかな曲線。
薄くて平らに近ければ近いほど、うねるような低音を生み出す。
カップ部から14インチぐらいは表面加工が施してあり、まともな顔をしている。
この辺はまともな倍音を発しているんだろう。

トラッシュシンバルは、クラッシュとチャイナの中間のような存在で、
そんな音だけど、こいつは22インチの大径。ライドとしても使える。
エッジを叩けば、銅鑼に近い音。中々面白いキャラクターだ。

この世の終わりの音とは、このシンバルのような音なんだろう。

<写真①:トラッシュ>
$Percline >>Something not usual-トラッシュ

<写真②:チャイナ>
$Percline >>Something not usual-チャイナ
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2011-11-04 20:07:18

企み

テーマ:楽器と風景
次の本番は、サックスアンサンブル。

毎回、工夫を凝らして独自のスタイルを作って行きたい。
という思いから、今回も企みがある。

前回5月に小口径ドラムキットを組んだけど、
コレはコレで完成品としてラインナップに加えるとして、
更に現代風なサウンドを作ってみたい。

なんて事を今日仕事中に考えてたら、思いついた。
これまで買って眠ってる奴らをベースに作れそうだと。

メンテ代に5000円くらいは掛かりそうだけど、それで必要十分。
ちょっと余計な事を考えるともう少し掛かりそうだけど、
概ね10000円以内の予算で作成できそうだ。

が、実用面で合う曲があるか問われると、微妙なラインとなってくるので、
あくまで試作レベルだ。本番に乗ることはないだろう。

よりコンパクトで、試みと見た目は気を惹きそうなセット作成の予告。

色々考えて、バッサリ切られる事もあるので、
まあ、失敗を重ねて成功は生まれるんだろうと。

Percline >>Something not usual
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